Markdownの改行方法 – br、半角スペース2つ、空行の違いを解説

Markdownの改行方法 – br、半角スペース2つ、空行の違いを解説 プログラマー・開発環境

Markdownで文章を書いていると、Enterキーを押しただけでは、思った通りに改行されないことがあります。

mdファイル、GitHubのREADME、VSCodeのプレビュー、WordPressのMarkdown入力などで、「改行したはずなのに1行につながる」、「空行を入れたら間隔が広くなった」、「<br>と半角スペース2つのどちらを使えばいいのか分からない」と迷う人は多いです。

Markdownで改行する方法は、主に3つです。
同じ段落内で改行したい場合は、行末に半角スペース2つ、または<br>を使います。
文章のまとまりを分けたい場合は、空行を1行入れます。

この記事では、Markdownの改行方法、改行と段落の違い、改行が反映されない原因、mdファイルで使いやすい書き方を分かりやすく解説します。

なお、Markdownの表やテーブルの中で改行したい場合は、通常の文章とは考え方が少し異なります。表内改行については、以下の記事で詳しく解説しています。

Markdownで改行する方法は3つ

Markdownで改行する方法は、主に以下の3つです。

改行方法 使う場面 特徴
行末に半角スペース2つ 同じ段落内で改行したい場合 Markdownらしい書き方です。
ただし、スペースが見えないためミスに気づきにくいです
<br> 改行位置を分かりやすく指定したい場合 HTMLタグを使う方法です。
改行位置が見えるため、初心者にも分かりやすいです
空行を1行入れる 段落を分けたい場合 文章のまとまりを分ける方法です。
ブログ記事やREADMEで読みやすい文章にできます

Markdownでは、エディタ上でEnterキーを押して改行しても、表示画面では1行につながることがあります。

そのため、Markdownで改行したい場合は、「同じ段落内で行を分けたいのか」、「別の段落に分けたいのか」を先に決めることが大切です。

Markdownで迷ったら、まずは空行で段落を分ける方法を考えるのがおすすめです。
同じ段落内でどうしても行だけを変えたい場合に、半角スペース2つ、または<br>を使います。

MarkdownでEnterだけでは改行されない理由

Markdownでは、単なる改行を「同じ段落内の空白」として扱うことがあります。

たとえば、以下のように書いた場合です。

1行目です
2行目です

エディタ上では2行に分かれていても、表示上は以下のように1行につながることがあります。

1行目です 2行目です

これはMarkdownの仕様によるものです。

Markdownは、プレーンテキストをHTMLなどに変換するための記法です。そのため、エディタ上の見た目と、変換後の表示結果が必ず同じになるわけではありません。

表示上も明確に改行したい場合は、行末に半角スペースを2つ入れるか、<br>を使います。

同じ段落内で改行する方法

同じ段落内で改行したい場合は、行末に半角スペースを2つ入れます。

1行目です  
2行目です

上記の例では、「1行目です」の後ろに半角スペースが2つ入っています。

表示上は以下のようになります。

1行目です
2行目です

ただし、半角スペースは画面上で見えにくいため、あとから編集するときに分かりにくいです。

半角スペース2つによる改行は、スペースが目に見えない点に注意が必要です。
エディタの設定によっては、保存時に行末の半角スペースが自動削除されることがあります。

特にVSCodeでは、保存時に末尾スペースを削除する設定が有効になっている場合があります。

行末の半角スペースを使っているのに改行が反映されない場合は、エディタの設定も確認して下さい。

brタグでMarkdownを改行する方法

改行位置を分かりやすく指定したい場合は、<br>を使います。

1行目です<br>
2行目です

表示上は以下のようになります。

1行目です
2行目です

<br>はHTMLの改行タグです。

MarkdownではHTMLタグを使える環境が多いため、改行位置をはっきり書きたい場合は<br>が便利です。

半角スペース2つ <br>
見た目の分かりやすさ 分かりにくい 分かりやすい
初心者向けか やや分かりにくい 分かりやすい
編集時のミス 起きやすい 起きにくい
Markdownらしさ 高い ややHTML寄り

初心者がMarkdownで改行するなら、まずは<br>を使うと分かりやすいです。

一方で、Markdownの記法としてきれいに書きたい場合は、半角スペース2つによる改行も選択肢になります。

空行で段落を分ける方法

文章のまとまりを分けたい場合は、空行を1行入れます。

これは1つ目の段落です。

これは2つ目の段落です。

空行を入れると、Markdownでは別の段落として扱われます。

表示上は、以下のように段落が分かれます。

これは1つ目の段落です。

これは2つ目の段落です。

ブログ記事、README、説明文などでは、無理に同じ段落内で改行するよりも、空行で段落を分けたほうが読みやすくなることが多いです。

文章の話題が変わる場合は、改行ではなく段落分けを使います。
同じ話題の中で住所や短い補足を行分けしたい場合は、改行を使います。

Markdownの改行と段落の違い

Markdownで迷いやすいのが、「改行」と「段落」の違いです。

意味 書き方
改行 同じ段落内で行だけを変える 半角スペース2つ、または<br>
段落 文章のまとまりを分ける 空行を1行入れる

たとえば、住所や短いメモのように、同じ意味のまとまりの中で行だけを変えたい場合は改行を使います。

東京都〇〇区〇〇1-2-3<br>
〇〇ビル5階

一方で、説明の内容が変わる場合は、空行で段落を分けます。

Markdownでは、空行を入れると段落を分けられます。

段落を分けると、文章のまとまりが読み取りやすくなります。

GitHubのプルリクやREADMEなどでは過度に<br>で改行するよりも、段落を分けたほうが読みやすいです。

Markdownの改行が反映されない原因

Markdownで改行が反映されない場合は、以下の原因が考えられます。

原因 対処法
Enterだけで改行している 半角スペース2つ、または<br>を使う
半角スペースが1つしかない 行末に半角スペースを2つ入れる
保存時に末尾スペースが削除されている エディタの設定を確認する
段落分けと改行を混同している 段落を分けたい場合は空行を入れる
Markdownを表示するサービスの仕様が違う プレビュー画面で確認する
HTMLタグが無効化されている <br>が使える環境か確認する

Markdownは、GitHub、VSCode、WordPress、メモアプリ、社内Wikiなど、使う環境によって表示結果が変わることがあります。

そのため、公開前には必ずプレビュー画面で表示を確認して下さい。

mdファイルで改行する場合のおすすめ

mdファイルで改行する場合は、用途に合わせて書き方を選ぶのがおすすめです。

用途 おすすめの書き方 理由
README 空行で段落分け 文章構造が分かりやすい
短い説明文 <br> 改行位置が見た目で分かりやすい
住所や連絡先 <br> 同じまとまりの中で行分けしやすい
長い本文 空行で段落分け 読みやすく、編集しやすい
表・テーブル <br> セル内改行を指定しやすい

READMEのように多くの人が読むmdファイルでは、見た目の読みやすさだけでなく、あとから編集しやすいことも重要です。

行末の半角スペース2つは見えにくいため、複数人で編集するmdファイルでは<br>のほうが分かりやすい場合があります。

GitHubのMarkdownで改行する方法

GitHubのREADME、Issue、Pull RequestなどでMarkdownを書く場合も、基本的な考え方は同じです。

  • 段落を分けたい場合は、空行を1行入れる
  • 同じ段落内で改行したい場合は、半角スペース2つ、または<br>を使う
  • 表のセル内で改行したい場合は、<br>を使う

GitHubでは、入力画面とプレビュー画面を切り替えて表示を確認できます。

Markdownの改行が想定通りに反映されているか、投稿前にプレビューで確認して下さい。

GitHubでも、単にEnterキーを押しただけでは、表示上の改行にならない場合があります。
確実に改行したい場合は、<br>を使うと判断しやすいです。

VSCodeでMarkdownの改行が反映されない場合

VSCodeでMarkdownを書いている場合、プレビューで改行が反映されないことがあります。

よくある原因は以下です。

  • 行末に半角スペース2つが入っていない
  • 保存時に末尾の半角スペースが削除されている
  • <br>ではなくEnterだけで改行している
  • Markdownのプレビュー仕様が想定と違う

VSCodeで確実に改行したい場合は、以下のように<br>を使うと分かりやすいです。

1行目です<br>
2行目です<br>
3行目です

半角スペース2つで改行したい場合は、保存時に末尾スペースを削除する設定が有効になっていないか確認して下さい。

Markdownの箇条書き内で改行する方法

Markdownの箇条書き内で補足文を改行したい場合も、<br>を使えます。

- 項目1<br>
補足説明です
- 項目2<br>
補足説明です

ただし、箇条書きの中で長い文章を何度も改行すると、かえって読みにくくなることがあります。

説明が長くなる場合は、箇条書きではなく通常の段落で説明するほうが自然です。

箇条書きは、短い情報を並べるときに向いています。
1つの項目が長くなる場合は、本文の段落として説明したほうが読みやすくなります。

Markdownの表・テーブル内で改行する場合

Markdownの表・テーブル内で改行したい場合は、通常の文章の改行とは少し考え方が違います。

表内で改行したい場合は、セル内に<br>を入れるのが基本です。

| 項目 | 内容 |
| --- | --- |
| 特徴 | シンプル<br>書きやすい<br>多くのツールで使える |

表内改行は、行末の半角スペース2つよりも<br>のほうが分かりやすいです。

Markdownの表・テーブル内で改行する方法は、以下の記事で詳しく解説しています。

Markdownの改行でおすすめの使い分け

Markdownの改行は、以下のように使い分けると分かりやすいです。

同じ段落内で改行したい
→ 行末に半角スペース2つ、または<br>
文章のまとまりを分けたい
→ 空行を1行入れる
表・テーブル内で改行したい
→ セル内に<br>
Enterだけで改行しようとする
→ 表示上の改行にならないことがある

Markdownの改行で迷ったら、まずは「改行」と「段落」のどちらが必要なのかを確認して下さい。

文章のまとまりを分けたいなら空行、同じまとまりの中で行だけを変えたいなら半角スペース2つ、または<br>を使います。

よくある質問

MarkdownでEnterを押しただけでは改行できませんか?

できない場合があります。

Markdownでは、エディタ上でEnterを押しても、表示上は1行につながることがあります。

同じ段落内で改行したい場合は、行末に半角スペース2つ、または<br>を使って下さい。

Markdownで改行するなら半角スペース2つとbrのどちらがいいですか?

Markdownらしい書き方を重視するなら、半角スペース2つです。

ただし、分かりやすさや編集しやすさを重視するなら、<br>のほうが扱いやすいです。

初心者向けの記事や複数人で編集するmdファイルでは、改行位置が見える<br>が便利です。

Markdownで段落を分けるにはどうすればいいですか?

段落を分けたい場合は、空行を1行入れます。

1つ目の段落です。

2つ目の段落です。

空行を入れると、Markdownでは別の段落として扱われます。

Markdownで改行が反映されない原因は何ですか?

よくある原因は、Enterだけで改行している、行末の半角スペースが足りない、保存時に末尾スペースが削除されている、表示先のMarkdown仕様が違う、などです。

確実に改行したい場合は、<br>を使ってプレビューで確認して下さい。

mdファイルで改行するにはどう書けばいいですか?

同じ段落内で改行したい場合は、行末に半角スペース2つ、または<br>を書きます。

文章のまとまりを分けたい場合は、空行を1行入れます。

Markdownの表の中で改行するにはどうすればいいですか?

Markdownの表・テーブル内で改行する場合は、セル内に<br>を入れます。

表の中での改行は通常の文章とは違うため、以下の記事を参考にして下さい。

まとめ

Markdownで改行する方法は、主に3つあります。

  • 同じ段落内で改行するなら、行末に半角スペース2つを入れる
  • 改行位置を分かりやすく指定するなら、<br>を使う
  • 段落を分けたい場合は、空行を1行入れる

Enterキーを押しただけでは、Markdownの表示上の改行として反映されないことがあります。

そのため、Markdownで改行したい場合は、目的に合わせて書き方を選ぶことが大切です。

目的 おすすめの書き方
同じ段落内で改行したい 半角スペース2つ、または<br>
段落を分けたい 空行を1行入れる
表・テーブル内で改行したい <br>

通常の文章で改行したい場合は、この記事の内容を参考にして下さい。

Markdownの表・テーブル内で改行したい場合は、以下の記事で詳しく解説しています。

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