YouTube Premium(ユーチューブプレミアム)は、YouTubeの広告を非表示にして、動画のバックグラウンド再生やオフライン再生ができる有料サービスです。
便利ですが、個人プランは月額1,280円。広告を消すためだけに契約するべきか、迷う人もいるでしょう。
この記事では、2026年のYouTube Premiumの料金、無料版との違い、YouTube Music Premiumとの関係を整理します。さらに、音楽が目的ならAmazon Music Unlimited、Webの広告対策が目的ならAdGuardなど、目的別の選択肢も比較します。
- YouTubeの広告なし再生とバックグラウンド再生が必要ならYouTube Premium。
- 音楽聴き放題が主目的なら、Amazon Music Unlimitedも比較。
- Webサイトの広告を減らしたいならAdGuard。ただしYouTube広告の完全除去は保証されない。
- 映画やアニメの見放題が目的ならDMM TVやU-NEXTも候補。
YouTube Premiumとは?無料版との違い
YouTube Premiumは、通常の無料YouTubeに広告非表示、バックグラウンド再生、動画の一時保存などの特典を追加する月額制のサービスです。YouTube Music Premiumの機能も利用できます。
| 無料のYouTube | YouTube Premium | |
|---|---|---|
| 月額料金 | 0円 | 有料 |
| 通常動画の広告 | 表示される | 原則非表示 |
| バックグラウンド再生 | 制限あり | 対応 |
| 動画のオフライン再生 | 原則制限あり | 対応動画で利用可能 |
| YouTube Musicの広告なし再生 | 非対応 | 対応 |
YouTube Premiumで広告が非表示になるのは、YouTubeが配信する広告です。動画投稿者が動画内で紹介するスポンサー商品や宣伝部分まで消えるわけではありません。
広告なしで動画を再生できる
動画の再生前や途中に入るYouTube広告を減らせるのが最大の利点です。長時間視聴する人ほど使い勝手の差を感じやすくなります。
画面を消してもバックグラウンド再生できる
スマートフォンで別のアプリを使ったり、画面をロックしたりしても音声を再生できます。講義や対談、作業用の動画を音声中心で楽しむ場合に便利です。
動画を一時保存してオフライン再生できる
対応動画の再生画面から「オフライン」を選ぶと、動画を端末に一時保存できます。通信できない場所でも再生できるため、移動中のデータ通信量を抑えたい人に向いています。
ただし、これは通常のMP4ファイルとして自由に保存する機能ではありません。一時保存した動画は定期的なインターネット接続と利用資格の確認が必要で、一般的にオフライン利用可能期間は最大29日間です。
パソコンでの保存方法やファイル形式との違いはYouTube動画の保存方法と注意点をまとめた記事でも解説しています。
YouTube Premiumの料金【2026年】
日本のYouTube Premiumの一般的なWeb申込料金は、個人1,280円/月、学生780円/月、ファミリー2,280円/月です。個人には年額プランもあります。料金や提供プランは変更されるため、最終的な請求額はYouTube Premium公式の申込画面で確認してください。
| 個人 | 学割 | ファミリー | |
|---|---|---|---|
| 月額 | 1,280円 | 780円 | 2,280円 |
| 対象 | 1人 | 資格を満たす学生 | 同居家族で最大6人 |
| 年間プラン | 選択可能な場合あり | なし | なし |
| 主な特典 | 広告なし 音楽 一時保存 | 個人と同じ | 対象家族で共有 |
個人プランは年払いの方が安い?
月額1,280円を12か月利用すると15,360円です。年間プランが12,800円で表示される場合、差額は2,560円で、1か月当たり約1,067円になります。
ただし、年間プランは原則として自動更新しない前払い方式です。対象アカウントで表示されない場合もあるため、申し込む前に公式画面の条件を確認しましょう。
学割プランは高校生でも利用できる?
学割は、YouTubeが対象とする高等教育機関の学生で、所定の在籍確認を通過した人向けです。高校生であるというだけでは原則対象になりません。対象校や再認証の条件は公式案内を確認してください。
ファミリープランは別居家族でも共有できる?
ファミリープランは、管理者と同じ住所に住む家族が対象です。最大5人を招待でき、管理者を含め最大6人で利用できます。別居する家族や友人との費用分担を前提に契約しないようにしましょう。
YouTube Premium Liteとの違い
YouTube Premium Liteは、通常のPremiumより機能を絞ったプランです。広告の扱い、バックグラウンド再生、一時保存などの対応範囲は時期・地域によって更新されるため、公式のプラン比較画面で現在の特典を確認してください。YouTube Music Premiumが必要な場合は、通常のYouTube Premiumとの違いに注意が必要です。
YouTube Musicの無料版と有料版の違い
YouTube Music Premiumは音楽向けの有料サービスです。無料版のYouTube Musicでも音楽を聴けますが、広告やバックグラウンド再生などに制限があります。
| YouTube Music無料版 | YouTube Music Premium | YouTube Premium | |
|---|---|---|---|
| 音楽を聴く | 対応 | 対応 | 対応 |
| 音楽の広告なし再生 | 非対応 | 対応 | 対応 |
| 音楽のバックグラウンド再生 | 制限あり | 対応 | 対応 |
| 音楽の一時保存 | 制限あり | 対応 | 対応 |
| 通常のYouTube動画の広告なし再生 | 非対応 | 非対応 | 対応 |
音楽だけが目的ならYouTube Music Premiumの単体契約も候補です。一方、通常のYouTube動画も広告なしで見たい場合はYouTube Premiumを選ぶ方が機能をまとめられます。
YouTube Music PremiumとAmazon Music Unlimitedを比較
音楽を広告なしで聴きたいのであれば、YouTube Music Premiumだけに絞る必要はありません。Amazon Music Unlimitedも選択肢です。
| YouTube Music Premium | Amazon Music Unlimited | |
|---|---|---|
| 利用目的 | YouTubeと連携した音楽視聴 | 音楽・ポッドキャストなど |
| 広告なしの音楽再生 | 対応 | 対応 |
| 音楽のオフライン再生 | 対応 | 対応 |
| 通常のYouTube動画の広告非表示 | 非対応 | 非対応 |
| 料金の確認 | 公式登録画面 | Amazonの最新料金 |
Amazon Music Unlimitedの公式案内では、通常の個人月額料金が1,180円、プライム会員は1,080円と表示されています。プランや無料体験の適用条件は申し込み時点の案内を確認してください。
YouTubeの動画広告を消す必要がなく、音楽の聴き放題を利用したい人にはAmazon Music Unlimitedが候補になります。反対に、YouTubeの動画視聴と音楽を1つの契約でまとめたい人にはYouTube Premiumが便利です。
YouTube Premiumは高い?目的別の代替サービス
YouTube Premiumの料金が高く感じられるなら、何をしたいのかでサービスを選び直す方法があります。YouTubeの広告なし再生を完全に置き換えるサービスと、別ジャンルの有料サービスは同じではありません。
| 向いているサービス | 注意点 | |
|---|---|---|
| YouTube動画を広告なしで見る | YouTube Premium | 毎月の料金が必要 |
| 音楽を広告なしで聴く | Amazon Music Unlimited | YouTube動画の広告は消せない |
| Webサイトの広告を減らす | AdGuard | YouTube広告への効果は環境次第 |
| アニメなどを見放題で楽しむ | DMM TV | YouTube動画とは視聴できる作品が異なる |
| 映画・ドラマ・アニメを楽しむ | U-NEXT | YouTube動画の広告は消せない |
広告を減らしたいならAdGuardも候補
AdGuardは、対応ブラウザや端末でWeb広告・トラッカーなどをブロックするためのソフトです。ソースネクストの販売ページで対応OSやライセンス形態を確認できます。
ただし、AdGuardはYouTube Premiumの完全な代替ではありません。ブラウザ・OS・YouTube側の仕様変更によって広告が残る場合があり、YouTube公式アプリの広告が必ず消えるわけでもありません。また、YouTube Premiumの音楽聴き放題や公式オフライン再生といった特典は付きません。
テレビのYouTube広告については、Fire TV Stickで広告対策をする方法で、YouTube Premiumとの違いも説明しています。
映画・アニメが目的ならDMM TV
普段YouTubeで映画の予告編やアニメ関連動画を見ていて、本編をもっと楽しみたい場合は、DMM TVも候補です。DMM TVは映画やアニメなどの動画配信サービスであり、YouTube動画の広告を消すサービスではありません。
スマートフォンでの利用方法はDMM TVアプリの登録・設定方法、テレビで見る場合はFire TV StickでのDMM TV視聴手順を参考にしてください。
映画やドラマを幅広く楽しみたいならU-NEXT
映画、ドラマ、アニメなどをまとめて楽しみたい人には、U-NEXTも候補です。YouTube Premiumより安いとは限らないため、月額料金だけでなく視聴したい作品の有無で判断しましょう。
テレビでの使い方や別料金になる作品の考え方は、U-NEXTを利用したNHKオンデマンドの視聴方法も参考になります。
無料でYouTubeの広告を減らす方法は?
パソコンのブラウザでは広告を制御する拡張機能が利用できる場合があります。ただし、YouTube側の更新により動作しなくなる可能性があります。広告を早送りする拡張機能「Ad Speedup」なども、最新の動作状況と権限を確認してから導入してください。
広告対策ツールに頼る場合でも、拡張機能の安全性や規約、ブラウザへのアクセス権限を確認しましょう。安定してYouTubeの広告なし再生を利用したい人には、公式のYouTube Premiumが最も分かりやすい選択肢です。
テレビでYouTube Premiumを使う方法
YouTube Premiumは、対応するスマートテレビやFire TV StickのYouTubeアプリでも利用できます。契約したGoogleアカウントでログインすれば、対応環境でPremiumの特典を利用できます。
- Fire TV StickやテレビのYouTubeアプリを起動する。
- Premiumを契約したGoogleアカウントでログインする。
- 通常の動画を再生し、広告の表示状況を確認する。
設定がうまくいかない場合は、Fire TV StickでYouTubeにログインする手順を参考にしてください。Fire TV Stick自体の選び方はFire TV Stickのモデル比較で解説しています。
YouTubeの動画を録画・保存したい場合
YouTube Premiumの一時保存は、YouTube内でオフライン視聴するための機能です。動画をMP4として編集・保存する目的とは異なります。
自作動画や録画の許可を得たコンテンツを扱う場合は、画面録画ソフトのB’s 動画レコーダーや、動画変換・編集機能を備えるVideoProc Converter AIが選択肢になります。
録画と公式オフライン保存の違いはYouTube動画の保存・ダウンロード手順の解説をご覧ください。
YouTube Premiumのよくある質問
対象ユーザーには無料体験が表示される場合があります。過去の利用状況やキャンペーンで条件が異なります。無料体験終了後は自動課金される場合があるため、登録画面で更新日を確認してください。
いいえ。YouTube Music Premiumは主に音楽サービス向けです。通常のYouTube動画の広告なし再生も必要なら、YouTube Premiumを検討してください。
公式のオフライン一時保存機能では、一般的なMP4ファイルとして取り出して自由に利用するものではありません。
通常、解約後も支払い済みの期間が終了するまでは特典を利用できます。支払い形態や無料体験の条件を確認してください。
いいえ。Amazon Music Unlimitedは音楽を聴くサービスで、YouTube動画の広告非表示機能はありません。
まとめ:YouTube Premiumは使い方で選ぼう
YouTube Premiumは、YouTubeの広告なし再生、バックグラウンド再生、オフライン再生をひとまとめに利用したい人に向いています。個人のWeb申込では月額1,280円が目安です。
一方、音楽だけを広告なしで聴きたい人はAmazon Music Unlimited、ブラウザの広告対策まで必要な人はAdGuardも比較しましょう。映画やアニメの見放題が目的ならDMM TVやU-NEXTも選択肢です。
料金、機能、無料体験の適用条件は変わることがあるため、申し込み前に各サービスの公式案内を確認してください。