Visual Studioの前身はVisual C++
名前に「Visual Studio」がつく最初の製品は1997年に発売されたVisual Studio 97です。
それ以前は以下のような名前に「Visual」がつく言語開発環境が別個に存在していました。
- Visual C++
- Visual Basic
- Visual J++
- Visual FoxPro
Visual J++……マイクロソフトのJava仮想マシンなんてものがかつて存在していたのですよね。
話が横道にそれてしまいましたが、開発言語毎にIDEの操作性は結構違っていました(開発言語が違えばIDEが違うのは当然という考え方もありますが)。
Visual Studioはそうした言語別のIDE(統合開発環境)を統合するために登場しました。
ただ、IDEを統合と言っても現実にはVisual C++のIDEを
ハードウエア操作ができる
いわゆる「プログラミング言語ランキング」などに登場するような言語の中でハードウエア操作ができるのはC言語とC++言語だけです。
その代わり、ちょっとした処理を書くにもたくさんのコードが必要ですし修正困難なバグに悩まされることも少なくありません。
C++言語はC言語よりちょっとだけ高級そうですが、C言語にオブジェクト指向要素を追加しただけであり本質は同じです。
前述のPythonなどと違って専業プログラマーでなければ「とてもつきあいきれない言語」と言えます。
そんな問題があるにもかかわらず、プログラマー時代にはC/C++はたくさんの案件(仕事)をしました。
こんなものC++で書くのは面倒なだけなんじゃ……
って仕事も多数ありました。
そういう仕事ではC/C++で大量のコードを書き、メモリ破壊やメモリリーク等のC/C++特有のバグを追い続ける泥沼のゲリラ戦を戦っていたのです。
例外がドライバ開発などハードウエアが絡む仕事でした。
クリティカルなハードウエア回りではスパゲッティコード相手のゲリラ戦など無縁です。
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