近視の原因

中学1年生くらいから目が悪くなり始めました。

いわゆる近視です。

中学時代はメガネをかけずになんとか乗り切ったのですが、年齢と共に近視は進み、車の免許を取る頃にはメガネが手放せなくなりました。

テレビゲームをしないし、暗い所で本も読まないし、猛勉用もしていません。

それなのに近視になり、20歳を過ぎても近視の進行が止まりませんでした。



視力回復の本は山ほど読みましたが・・・

眼科医からは「近視は治りません、メガネをかけてください」と言われます。

しかし、なぜか本屋には視力回復を謳う本やグッズが溢れかえっているのです。

ええ、買いましたよ、いっぱい買いました。

中学生の頃からですから、もう何冊買ったかわかりません。

そうした本を山ほど読んで視力が回復したか・・・?

結果はもちろんノーです。

ピントが合わないのは眼軸長が長いからだが・・・

そうした本には近視でピントが合わない理由は眼軸長(角膜から網膜までの眼球の長さ)が長くなっていると書いてあります。

つまり、近視の直接的な原因は眼軸長(角膜と網膜間の距離)が必要以上伸びるためです。

人間は生まれた時は眼軸長が短いために遠視の状態です。 成長に伴い眼軸長が伸びることで、遠視が正視になります。

正視になっても眼軸長の伸びが止まらず、必要以上に伸びた状態が近視です。 さらに眼軸長が伸び続けると近視が進行します。

しかし、肝心のなぜ眼軸長が長くなるのか、どうすれば眼軸長を正常に戻せる(つまり近視を治せる)のかについては触れられていませんでした。

驚きの発見の内容が本に

そんな中、2016年12月にこんなニュースを目にしました。

 慶應義塾大学 医学部眼科学教室(坪田一男教授)、光生物学研究室(主任研究員:栗原俊英特任講師)の鳥居秀成特任助教らは26日、ヒヨコを用いた動物実験とヒトの臨床研究を通じて、波長が360~400nmの光(バイオレット光)が近視進行(眼軸長伸長)を抑制することを世界で初めて発見した。

中学生の頃から近視の本を読みまくっていた私にとっては驚きのニュースです。

バイオレット光が近視進行を抑制する?

詳細や続報を知りたいと思っていたところ、発見の内容が本に!

あなたのこども、そのままだと近視になります。 (ディスカヴァー携書)
あなたのこども、そのままだと近視になります。 (ディスカヴァー携書)

早速読んでみたところ、目から鱗の情報が続々と書いてありました。

ついに近視の原因がわかった!

最も衝撃なのは近視、つまり眼軸長が伸びる原因が説明されていることです。

バイオレットライトは屋外にしかない

詳細は本を読んでいただければと思いますが、なんと近視の原因はバイオレットライト不足によるとされています。

バイオレットライトとは360〜400nmの波長の光です。

このバイオレットライトが近視進行を抑制するそうです。

しかし、バイオレットライトを浴びるためにはメガネもコンタクトもせずに屋外で過ごす必要があります。

メガネ、コンタクト、ガラスが400nm以下の光を有害な紫外線としてカット(UV400)しているためです。

LEDや蛍光灯にもバイオレットライトは含まれません。

車の中も電車の中もガラスがバイオレット光を通さないためダメということになります。

メガネと近視進行の関係

近視でメガネが必要になってから矛盾した情報に悩まされ続けていました。

  • メガネをかけると近視が進むから、なるべくメガネはかけないほうがいい。
  • ピントが合わない状態は目に良くないから、メガネをかけたほうがいい。

一体どちらが正しいのかわからなかったので、家の中ではメガネをかけず、外出する時はかけていました。

家の中ならメガネなしでもなんとかなることも多いですが、外出して人の顔がわからないと困るからです。

しかし、メガネで近視が進行する原因はメガネのガラスがバイレットライトを透過しないためだったのです!

家の中ではバイレットライトがないため、メガネをかけてもかけなくても近視は進行します。

屋外でこそメガネをかけずにバイレットライトライトを浴びるべきでした。。。

ブルーライトとバイオレットライト

夜浴びると睡眠に影響を与えるとされているブルーライトは380nm〜500nmの波長の光です。

バイレットライトは360〜400nmですからバイオレットライトの波長の一部はブルーライトとも言えます。

この本ではブルーライトについても触れられており、夜間にブルーライトを浴びるのが問題なのであって逆に昼間はブルーライトを浴びることでサーカディアンリズム(体内時計)が正しく制御されるとしています。

近視の予防方法

残念ながら近視の治療にまでは踏み込んでいません。

しかし、近視の予防については当然「屋外で過ごすこと」となります。

また、少なくとも原因がわかったのですから、治療についても期待が持てるのではないでしょうか。

近視に悩む人に超おすすめの本です。