
Surfaceシリーズで最軽量、最小サイズなのがSurface Go 3です。
本体(タブレット部分)のみなら522gとタブレットとして常用できる重さです。
キーボードカバー込でも785gと軽量のため、PCを持ち運ぶ機会の多い人にはオススメです。
Surface Go 3のスペック
CPU | Pentium 6500Y 第10世代Core i3-10100Y | ||
---|---|---|---|
画面 | サイズ | 10.5インチ | |
解像度 | 1,920 x 1,280 | ||
メモリ | 4GB 8GB | ||
ストレージ | 64GB eMMC 128GB SSD | ||
グラフィック | Intel UHD 615 | ||
重量 | キーボード込 | 785g | |
本体のみ | 544g | ||
サイズ | 245mm x 175mm | ||
USB | Type-C x 1 | ||
SDカード | microSDXC | ||
OS | Windows 11 Home (Sモード) | ||
Office | Office Home and Business 2021 |
タイプカバーは別売り
Surface Go 3はキーボードがなくても使える「Windowsタブレット」です。
キーボードが分離しないSurface Latptopなどもありますが、Surface Go 3ではキーボードと本体カバーを兼ねた「タイプカバー」が別売りになっています。
ただ、別売りとはいってもPCとしても使えるというWindowsタブレットのメリットを活かすためにはタイプカバーが必須です。
Sモードとは?
Surface Go 3のWindows 11は「Sモード」というのを見て、本当に通常のWindowsアプリが使えるのかと疑う人もいるかもしれません。
Surface Go 3はSモードで出荷されるのですが、Sモードを「解除」することでまったく通常のWindowsとなり当然、通常のWindowsアプリを問題なく使えます。
iPadと比べてどうなの?
最近はiPadとキーボードを持ち運んでいる人も多いようです。
Surface Go 3かiPadかで迷っている人は多いのではないでしょうか。
Surface Go 3 + タイプカバー | iPad + Magic Keyboard | |
---|---|---|
画面サイズ | 10.5インチ | 10.9インチ |
総重量 | 785g | 1,065g |
サイズ | 17.5cm x 24.5cm | 18cm x 25cm |
マイクロソフト Office | Office Home and Business 2021 | Microsoft 365(Office)アプリ |
IME | 選択可能 | iPad標準のみ |
タブレット単体の 使い勝手 | △ | ○ |
ファイルの扱い | ○ | △ |
生体認証 | 顔認証 | 指紋認証 |
SDカード | マイクロSD | ☓ |
Surface Go 3のほうが小さく軽い
iPadは軽いイメージがあるかもしれませんが、キーボードまで含めると全然そうではありません。
iPad + Magic KeyboardよりSurface Go 3 + タイプカバーの方が小さくて軽いです。
そもそもキーボードが必須ならSurface Go 3に対するiPadのメリットを見つけるのは難しいです。
マイクロソフトOfficeの差が大きい
マイクロソフトOfficeならiPad Proより断然Surface Go 3です。
Surface Go 3ならフルセットのOffice Home and Business 2021が付属しており、毎年料金を払い続ける必要もありません。
それに対し、iPadで使えるのはMicrosoft 365(Office)アプリです。
Officeファイルを編集するにはMicrosoft 365のライセンスと紐付いた職場または学校アカウントかMicrosoftアカウントが必要です。
所属する会社などの職場または学校アカウントを持っていて、かつiPadで使う許可が取れるなら問題ありません。
職場または学校アカウントを持っていないかiPadで使う許可が取れなければ、個人が無料で取得できるMicrosoftアカウントでMicrosoft 365 BasicかMicrosoft 365 Personalを購入する(サブスクリプションですので毎年料金を払い続けます)必要があります。
テキスト入力はSurface Go 3の圧勝
iPadはハードウエアキーボード使用時にiPad標準以外のIME(日本語変換アプリ)を利用できないという制約があります。
iPad標準IMEの日本語変換の精度はパソコンのIMEに比べて明らかに劣り、日本語入力作業では大きなストレスになります。
さらにSurface Go 3の打ちやすいキーボードのおかげもあり、テキスト入力ではSurface Go 3の圧勝です。
仕事である程度のテキストを入力する人はこの時点でもうSurface Go 3に決まりかもしれませんね。
キーボード(タイプカバー)はiPadと同様に別売りですが、パソコンとして使うためには必須なのでタイプカバーの価格を合わせて考える必要があります。
キーボードを外せばiPadの圧勝
Surface Go 3はキーボードカバーを外すとUIがタブレットスタイル(Windows 10のタブレットモードは廃止されています)になりますが、タブレットとして使うならiPadのほうが圧倒的に使い勝手がいいです。
もし、タイプカバーを買わずSurface Go 3本体だけ買ってタブレットとして使おうという人がいたら、よく考えたほうがいいのではないでしょうか。
指紋認証より顔認証
重要な情報を保存するタブレットから離れる時は自動ロックされます。
ロック解除のたびに暗証番号やパスワードなど入力するのは煩わしいものがあります。
そのため、iPadにはトップボタンに指をあてるとロック解除される指紋認証機能があります。
これはこれで便利なのですが、Surface Go 3はさらにその上をいっていて、顔を近づけるだけで顔認証によってロック解除されます。
ファイルを扱うならSurface Go 3
例えばWordとExcelのファイルを1つのZIPファイルにまとめてメールで送信する。
仕事ではありがちな作業です。
iPadでもできなくはないのですが、Surface Go 3でやったほうが圧倒的に楽です。
Surface Go 3ならmicro SDカードの読み書きもできます。
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