クラムシェルモードにWindowsを設定する

電源ボタンの定義とパスワード保護の有効化

カバーを閉じるとスリープしてしまう

ノートパソコンにマウス、大きなディスプレイ、打ちやすいキーボードを接続するとデスクトップパソコンのように快適になります。

ただその場合、ノートパソコンの小さいディスプレイと打ちづらいキーボードが邪魔なんですよね。

だからノートパソコンのカバーを閉じてしまい、机の横にでもおいておきたい。

でもWindowsのノートパソコンはたとえ、マウス、ディスプレイ、キーボードを外部接続していてもカバーを閉じるとスリープしてしまいます。

Macbookなら同じことをしてもスリープせず、「クラムシェルモード」になります。

クラムシェルモードとはカバーを閉じた時にスリープせず、内蔵ディスプレイが無効になるモードです。

Chromebookも同様に内蔵ディスプレイが無効になります(クラムシェルモードという名前は使われていませんが)。

カバーを閉じてもスリープしないようにする

Windowsノートパソコンのカバーを閉じてもスリープしないようにするにはWindows + Rで「ファイル名を指定して実行」を表示し、「名前」欄に「control」と入力して「OK」をクリックします。

ファイル名を指定して実行

「ハードウェアとサウンド」をクリックします。

ハードウェアとサウンド

「電源オプション」をクリックします。

電源オプション

「カバーを閉じたときの動作の選択」をクリックします。

カバーを閉じたときの動作の選択

「電源に接続」の「カバーを閉じたときの動作」を「何もしない」にして「変更の保存」をクリックします。

電源ボタンの定義とパスワード保護の有効化

クラムシェルモード用の電源プランにする

「電源オプション」画面で「電源プランの作成」をクリックします。

電源電源プランの作成

「バランス」か「省電力」を選択します。カバーを閉じた状態で稼働させるとノートパソコンの温度が上昇しやすいため、「高パフォーマンス」は避けたほうが無難です。

「プラン名」を入力(下図では「クラムシェルモード」と入力しています)し、「次へ」をクリックします。

電源電源プランの作成

「電源に接続」の「ディスプレイの電源を切る」を「1分」にします。

前述のカバーを閉じてもスリープしない設定をしてもMacBookのクラムシェルモードやChromebookのように内蔵ディスプレイが無効になるわけではないためです。

「コンピューターをスリープ状態にする」は「適用しない」にするとシャットダウンし忘れた場合にカバーを閉じたまま稼働し続けてしまうリスクがあります。

そのため、できるだけ長い時間(下図では「5時間」を指定します)を設定します。

「作成」をクリックすると電源プランが作成されて、切り替わります。

プラン設定の変更

コメント