
iPhone 14の価格
iPhoneの最新機種はiPhone 14とiPhone 14 Plusですが、アップルストアでの価格は以下のようになっています。
iPhone 14 | iPhone 14 Plus | |
---|---|---|
128GB | 119,800円 | 134,800円 |
256GB | 134,800円 | 149,800円 |
512GB | 164,800円 | 179,800円 |
一番安いiPhone 14の128GBでも119,800円です。
10万円超えですから会社の経費で簡単に買うこともできません。
さらにiPhone本体の他に携帯電話会社に払う基本料や通信量が必要になります。
円安のせいもありますが、iPhoneとはこんなにも高価なものなのでしょうか。
最新のiPhoneは必要なのか?
iPhoneの最新OS(基本ソフト)であるiOS 16はiPhone 14でなければ使えないということはありません。
iOSが古い機種もサポートするため、最近機能を古い機種でも使えるのがiPhoneのメリットの1つです。
iOS 16はなんと2017年に発売されたiPhone 8をサポートしています。
現在、新品でiPhone 8を購入するのは困難ですが、中古であればこんな価格で購入できます。
ハードウェアの性能はiPhone 14とは比較になりませんが、5分の1以下の価格で購入でき、iPhone 14と同じiOS 16が使えるわけです。
- iPhoneは使いたいが性能にはこだわらない
- 子供にiPhoneを持たせて位置情報共有と電話連絡できればいい
などであればiPhone 8でも十分ではないでしょうか。
特に子供の場合はゲームアプリ禁止、ウェブ閲覧禁止など、機能制限やフィルタリングしたiPhoneを渡すのが当たり前ですから、そもそも高性能なんて不要ですし。
SIMロック?ネットワーク利用制限?

たしかにメルカルやヤフオクで中古のiPhoneを購入すると以下の問題が発生する場合があります。
- SIMロックのせいで使えない
- ネットワーク利用制限で使えなくなる
SIMロックのせいで使えない
SIMロックとはキャリア(ドコモ、au、ソフトバンクなど)がiPhoneを販売する際、他のキャリアのSIM(契約情報が書き込まれたカード)を使えなくする仕組みです。
2021年10月より前に発売されたiPhoneにはこのSIMロックがかけられている場合があります(現在、SIMロックは原則廃止されています)。
iPhoneをキャリアの店頭に持ち込んでSIMロックを解除してもらうこともできますが、面倒なうえに手数料(3,300円位)までかかります。
ネットワーク利用制限で使えなくなる
ネットワーク利用制限とは分割払いで購入されたiPhoneの残債支払が滞った場合に、通話や通信ができないようにキャリアの遠隔操作で制限をかけられた状態です。
メルカリやヤフオクには分割払いの支払いが終わっていないiPhoneも出品されています。
そうしたiPhoneだと購入当初は使えていても、出品者が残債の支払いを辞めてしまえばネットワーク利用制限がかかります。
下表のようにネットワーク利用制限「◯」「△」「✕」を明記して中古iPhoneを販売している業者もあります。
ネットワーク 利用制限 | iPhoneの残債 | 通話・通信 |
---|---|---|
◯ | なし | 可能 |
△ | 支払中 | 可能 (支払いが滞れば不可能となる) |
✕ | 支払われていない | 不可能 |
ネットワーク利用制限が◯なら問題もなくSIMが使えます。
☓なら購入してもWi-Fiでしか通信できません。
迷うのはネットワーク利用制限が△の場合で、◯に比べて安く購入できますがSIMが使えなくなるリスクがあります。
業者のSIMフリーiPhoneならリスクがない

iPhoneの中古はやめたほうがいい……
メルカリやヤフオクで一般人から購入するならたしかにその通りです。
しかし、世の中にはSIMフリーの中古iPhoneを販売している業者もあります。
SIMフリーとはSIMロックがかかっていないiPhoneです。
もし、ネットワーク利用制限がかかっても返品・交換を受けられます。
メルカリやヤフオクより特段高いわけでもなく、前述のようにiPhone 8がこんな価格で購入できます。
中古のiPhone 8を設定する
中古スマホEC「にこスマ」から中古のiPhone 8を製品提供いただきました。
中古ですので純正の外箱はなく、宅配便コンパクトの箱に入れられて到着しました。

iPhone 8は本体のみで充電器やケーブルは付属しません(100円ショップでもAmazonでも買えますからね)。

iPhoneにSIMカードを取り付けるための「SIMピン」は付属します。

中古品としては「Cグレード」ですが、傷などは見当たりません。


SIMカードを取り付けるには電源を切った状態でiPhoneの側面の穴にSIMピンを差し込みます。

SIMピンを押し込むとiPhoneからSIMトレイが出てきます。

トレイにSIMカードを載せSIMピンを使わずにiPhoneに戻し(下写真①)、電源ボタン(下写真②)を長押しします。

iPhoneが起動し、画面左上にSIMの回線名(「docomo 4G」など)が表示されれば成功です。

格安プラン
中古で安くiPhoneを入手するならドコモの格安プランである「ahamo」を検討してみてはどうでしょうか。
2,790円で20GBが使え、5分以内の通話が無料です。
ahamoが格安なのはオンライン専用料金プランだからです。
ドコモショップ店頭で申し込むことはできません。
どうしても自分で申し込みできない場合、ドコモショップで3,300円のサポート料金を払えば店員さんが申し込み操作をサポートしてくれるサービスはありますが、店員さんが手続きしてくれるわけではなく申し込み操作するのはあくまで自分です。
中古のiPhoneを購入して使える人であればahamoは問題なく使えるかと思います。
子供が使うなら

おっしゃるとおりで、子供用にウェブ閲覧やアプリを制限すると1GBでもなんとかなります。
それなら月額550円のHISモバイルの自由自在290プランでも間に合ってしまいます。
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