カラー印刷できないサーマルプリンタ(PhomemoやMUNBYN ITP01)のデメリット

記事内に広告が含まれています。
サーマルプリンタ

インクジェットプリンタはトラブルが多い

インクジェットプリンタとはインクを紙に吹き付けて印刷するプリンタで、以下のメリットがあります。

  • カラー印刷できる(カラーのレーザープリンタは大きくて高価)
  • レーザープリンタより安い
  • レーザープリンタより小さい

そのため、家庭で使われているプリンタの多くはインクジェットプリンタです。

しかし、インクジェットプリンタはトラブルが多いのが現実です。

しばらく使っていないとインクが固まってプリンタノズルが目詰りし、印刷できなくなっています。

手動で「ヘッドクリーニング」を実行すると目詰まりを解消できるのですが、大量のインクが消費されます。

しかも、プリンタ本体に比べてインクの価格が高く、ろくに印刷していないのにインク代がかさむことになります。

レーザープリンタは大きい

レーザープリンタとはトナープリンターを紙に圧着して印刷するプリンタで、インクジェットのようにトラブルで印刷できないことはあまりありません。

しかし、カラー印刷できるレーザープリンタは一般的な家庭に簡単に置けるようなサイズではありません。

モノクロ専用であればインクジェットより多少大きい程度のレーザープリンタもあります。

ただ当然、モノクロでは年賀状や写真の印刷には使えませんが……

コンビニでも印刷できる

インクジェットプリンタはトラブルばかりだし、大きなレーザープリンタを置く場所はないし、

……というわけでセブンイレブンなどのコンビニのマルチコピー機をプリンタ代わりにする人も少なくありません。

コンビニプリントは以下のような料金ですので、あまりプリンタを使わないのであれば合理的な選択です。

長期保存しないなら感熱紙でもいいのでは?

感熱紙(サーマルペーパー)とはお店のレシート、宛名ラベル、切符などに使われている用紙です。

感熱紙に熱を加えた箇所が変色するため、感熱紙に印刷するサーマルプリンタ(感熱式プリンタ)はインクやトナーが不要で構造が単純なため安価、コンパクト、トラブルが少ないという大きなメリットがあります。

デメリットは長期保存ができないことです。

感熱紙に印刷しても長期間(3年〜10年)経つと、印刷した文字などが消えてしまいます。

そのため、長期保存が必要なビジネス文書には向きません。

逆に長期保存しないメモ、チケット、地図、QRコードなどであれば感熱紙でもいいのではないでしょうか。

長期保存が必要な年賀状や写真の印刷はコンビニプリントを利用し、長期保存が不要な印刷のためにコンパクトでトラブルの少ないサーマルプリンタを所有するという選択です。

Phomemo

Phomemo(フォメモ)は付箋、シール、作業計策、ワード、ウェブ、写真(モノクロ)などを専用の感熱ロール紙に印刷できる手のひらサイズのサーマルプリンタです。

iPhone/iPadアプリかAndroidアプリから印刷できます(Windows/Macには対応していません)。

印刷解像度や使用できる感熱ロール紙によって以下のPhomemoが販売されています。

M02M02
Pro
M02SM03M04AS
印刷解像度 203dpi 300dpi
感熱
ロール紙
110mm
80mm
53mm
25mm
15mm

上の表からはM02 ProとM02Sの違いがわかりませんが、M02Sのほうが新しい製品で印刷速度が速くなっています。

A4対応サーマルプリンタ

A4対応のサーマルプリンタはiPhone/iPad/Android(Bluetooth接続)からだけでなく、Windows/Mac(USB接続)からも印刷できます。

A4感熱紙対応のもの、A4感熱ロール紙対応のもの、両方に対応するものがあります。

MUNBYN
ITP01
Petural
M08F
XP-P8101B
A4感熱紙
A4感熱
ロール紙

コメント

タイトルとURLをコピーしました