Kindle PaperwhiteやKindle Scribeのブラウザで、普通のスマホやパソコンのようにネットサーフィンできるのか気になる人は多いです。
結論から言うと、Kindle PaperwhiteのWebブラウザは使えますが、日常的なネットサーフィンには向きません。
文字中心のページをたまに開く程度なら使えますが、表示が小さい、スクロールが遅い、リンクを押しにくい、画像やカラー表示が見づらいという問題があります。
一方で、目が疲れにくい電子ペーパーでWebページを読みたいなら、KindleではなくBigme B7のようなAndroid電子ペーパー端末を選んだ方が現実的です。
この記事では、Kindleのブラウザでできること、できないこと、Kindle Paperwhite、Kindle Scribe、Kindle Colorsoftの違い、そしてWeb閲覧に向く代替端末を分かりやすく比較します。
- 結論。Kindleのブラウザは「使える」が「快適」ではない
- Kindle Paperwhiteのブラウザでできること
- Kindleのブラウザがネットサーフィンに向かない理由
- Kindle Paperwhite、Scribe、Colorsoft、Fireタブレットの違い
- Web閲覧したいならKindleよりAndroid電子ペーパー端末
- 普通にネットサーフィンしたいならFireタブレット
- KindleにWebページを送って読む方法
- Kindleで本を読むならKindle Unlimitedも相性が良い
- Kindle ScribeはWebよりPDFと手書きメモ向き
- Kindle ColorsoftでWebサイトは見られる?
- どれを買うべきか。目的別おすすめ
- Kindleブラウザ目的で買うと後悔しやすい人
- Kindle Paperwhiteを買ってよい人
- よくある質問
- まとめ。Kindleのブラウザはおまけ。目的に合わせて端末を選ぶ
結論。Kindleのブラウザは「使える」が「快適」ではない
Kindle Paperwhiteや一部のモノクロKindleにはWebブラウザ機能があります。
ただし、Kindleのブラウザは、Chrome、Safari、Edgeのように快適なブラウザではありません。Kindleはあくまで読書用の電子書籍リーダーです。
・少しだけWebページを開くなら使える
・ネットサーフィンには向かない
・ニュース、検索、SNS、動画、買い物には向かない
・電子ペーパーでWebを見たいならAndroid電子ペーパー端末が向く
・普通にWebを見たいならFireタブレットやAndroidタブレットが向く
つまり、「KindleでWebも見られたら便利そう」という考えは自然ですが、実際には読書はKindle、Web閲覧は別端末と考えた方が失敗しにくいです。
Kindle端末選びそのものは、KindleとPaperwhiteの違いを比較した記事でも解説しています。ブラウザ目的ではなく読書目的なら、Kindle Paperwhiteは今でも有力な選択肢です。
Kindle Paperwhiteのブラウザでできること
Kindle Paperwhiteのブラウザでは、Wi-Fiに接続した状態でWebページを開けます。
- 検索ページを開く
- 文字中心のWebページを読む
- 簡単なリンクを開く
- 一部のニュース記事を読む
- ブックマークを使う
ただし、快適に使える範囲はかなり限られます。
たとえば、検索して気になったページを1つ読む程度なら使える場合があります。しかし、検索結果から次々にページを開いたり、画像が多いサイトを見たり、ログインが必要なサイトを使ったりする用途には向きません。
Kindleのブラウザがネットサーフィンに向かない理由
表示が小さく、拡大操作が多くなる
多くのWebサイトは、スマホ、タブレット、パソコンの画面を前提に作られています。
Kindle Paperwhiteの画面でもWebページは表示できますが、ページ全体が小さく表示されることがあり、文字を読むために拡大が必要になります。
電子書籍ならページめくりで快適に読めますが、Webページでは拡大、移動、スクロール、リンク選択を何度も行う必要があります。
スクロールとリンク操作が遅い
電子ペーパーは、静止した文字を読むのに向いています。
一方で、Webブラウザのように画面を書き換え続ける用途では、スマホやタブレットより反応が遅く感じやすいです。
- スクロールの反応が遅い
- リンクを押したか分かりにくい
- ページの切り替えに時間がかかる
- 戻る操作が面倒
- フォーム入力がしにくい
Kindleでネットサーフィンしようとすると、この反応の遅さが大きなストレスになります。
カラー前提のWebサイトが見づらい
Webサイトは、背景色、ボタンの色、リンク色、画像、アイコンなど、カラー表示を前提に作られています。
モノクロのKindle Paperwhiteでは、色の違いが分かりにくく、ボタンや注目箇所を見落とすことがあります。
カラーの電子ペーパーで読みたい場合は、Kindle Colorsoftを考えたくなりますが、Kindle Colorsoftは読書専用端末です。Webサイト閲覧やアプリの利用を目的に選ぶ端末ではありません。
動画、SNS、買い物には向かない
Kindleのブラウザは、YouTube、SNS、ネットショッピング、地図、メール、Webアプリの利用には向きません。
これらを使いたい場合は、Fire HD 10やFire HD 8のようなタブレットを選んだ方が快適です。
Kindle Paperwhite、Scribe、Colorsoft、Fireタブレットの違い
KindleでWebブラウザを使えるかどうかだけで端末を選ぶと失敗しやすいです。
大事なのは、何をしたいかです。
| 読書 | Web閲覧 | 向いている人 | ||
|---|---|---|---|---|
| Kindle Paperwhite | とても良い | あまり良くない | あまり良くない | 小説、実用書、文字中心の読書をしたい人 |
| Kindle Scribe | とても良い | あまり良くない | とても良い | PDF、手書きメモ、大画面読書を重視する人 |
| Kindle Colorsoft | 良い | 悪い | 良い | カラーの表紙、漫画、ハイライトを楽しみたい人 |
| Bigme B7 | 良い | 良い | 良い | 電子ペーパーでWebやアプリを使いたい人 |
| Fire HD 10 | 良い | とても良い | 良い | Web、動画、カラー表示、アプリを使いたい人 |
読書だけならKindle Paperwhite、PDFに書き込みたいならKindle Scribe、電子ペーパーでWeb閲覧もしたいならAndroid電子ペーパー、普通にWebや動画を見たいならFireタブレットです。
PDFや自炊本を読む端末選びは、電子書籍リーダーを比較した記事も参考になります。
Web閲覧したいならKindleよりAndroid電子ペーパー端末
目が疲れにくい電子ペーパーでWebページを読みたいなら、KindleではなくAndroid電子ペーパー端末を選ぶ方が現実的です。
Android電子ペーパー端末は、電子ペーパー画面を搭載しながら、Androidアプリやブラウザを使える端末です。
たとえば、Bigme B7はカラー電子ペーパーとAndroidを組み合わせた端末です。Kindleのような読書端末より自由度が高く、Web閲覧、電子書籍アプリ、PDF閲覧などを1台で使いたい人に向いています。
・目に優しい画面でWeb記事を読みたい
・Kindle以外の電子書籍アプリも使いたい
・楽天Kobo、BOOK☆WALKER、PDF、自炊本を1台で読みたい
・ブラウザも使いたい
・スマホの通知や動画から距離を置きたい
ただし、Android電子ペーパー端末でも、液晶タブレットのような滑らかなスクロールは期待しない方がよいです。
あくまで、文字中心のWebページ、ニュース、ブログ、電子書籍、PDFを読むための端末と考えると満足しやすいです。
普通にネットサーフィンしたいならFireタブレット
「電子ペーパーでなくてもよいから、安くWebを見たい」という場合は、KindleよりFireタブレットの方が向いています。
Fireタブレットなら、SilkブラウザでWebサイトを閲覧できます。カラー表示、動画、画像、Amazonサービスとの相性もKindleより上です。
特にFire HD 10は画面が大きく、Webページ、動画、雑誌、漫画を見やすいです。
軽さと価格を優先するなら、Fire HD 8も候補になります。
| Kindle Paperwhite | Fireタブレット | |
|---|---|---|
| 画面 | 電子ペーパー | カラー液晶 |
| 目の疲れにくさ | とても良い | あまり良くない |
| Web閲覧 | あまり良くない | とても良い |
| 動画 | 悪い | とても良い |
| 読書への集中 | とても良い | 良い |
| おすすめ用途 | 小説 実用書 長時間読書 | Web 動画 カラー漫画 雑誌 |
BOOK☆WALKERなどKindle以外の電子書籍サービスをFireタブレットで使う場合は、Fireタブレットで電子書籍を読む方法も参考になります。
KindleにWebページを送って読む方法
Kindleのブラウザでネットサーフィンするのは厳しいですが、Webページをあとで読むためにKindleへ送る方法はあります。
スマホやパソコンで見つけたWebページをKindleへ送ると、Kindle上でドキュメントのように読める場合があります。
ただし、この方法はネットサーフィンではありません。WebページからWebページへ移動するのではなく、1つの記事をKindleで読む方法です。
- STEP1スマホやパソコンでWebページを開くまずはiPhone、Android、Mac、Windowsなど、普通のブラウザで読みたいページを開きます。
- STEP2共有メニューを開くスマホなら共有メニュー、パソコンならSend to Kindleやブラウザ機能を使います。
- STEP3Kindleへ送るタイトルや送信先端末を確認して、Kindleライブラリへ送ります。
- STEP4Kindleで同期して読むKindleをWi-Fiに接続して同期し、ライブラリに届いた記事を開きます。
この方法は、長いインタビュー記事、解説記事、読み物系のページには便利です。
ただし、レイアウトが崩れることがあります。ログインが必要なページ、動的なページ、画像や表が多いページは読みにくい場合があります。
Kindleで本を読むならKindle Unlimitedも相性が良い
Kindleのブラウザに期待していた人の中には、「目が疲れにくい画面で長い文章を読みたい」という人も多いはずです。
その目的なら、Webページを無理に読むより、Kindle本やKindle Unlimitedを使った方が快適です。
Kindle Unlimitedは、対象の本、雑誌、漫画などを読み放題で読めるサービスです。
Kindle Unlimitedが本当にお得か、どんな本を読めるかは、Kindle Unlimitedのメリットをまとめた記事で詳しく解説しています。
Kindle端末を読書目的で買うなら、Kindle Unlimitedと組み合わせると、端末購入後に読む本を探しやすくなります。
Kindle ScribeはWebよりPDFと手書きメモ向き
検索では、Kindle Scribeのブラウザを調べる人もいます。
Kindle Scribeは画面が大きいため、PaperwhiteよりWebページが見やすそうに感じます。しかし、Kindle Scribeも本質的には読書、PDF、手書きメモのための端末です。
ブラウザ目的で選ぶより、PDF資料、論文、説明書、自炊PDF、手書きノートを使いたい人に向いています。
Kindle ScribeでPDFに書き込みたい場合は、Kindle ScribeでPDFに書き込みする方法を確認してください。
カラー資料や図表を読む場合は、Kindle Scribe Colorsoftも候補になります。ただし、Webブラウジング目的で選ぶ端末ではなく、PDFやノート用途で選ぶ端末です。
Kindle ColorsoftでWebサイトは見られる?
Kindle Colorsoftはカラー表示に対応したKindleです。
漫画のカラー表紙、カラーのハイライト、カラー部分がある雑誌や資料を楽しみたい人には魅力があります。
しかし、Kindle Colorsoftは読書専用端末です。Webサイト閲覧、アプリのダウンロード、動画、SNS、メールなどを使う端末ではありません。
カラーのWebページを普通に見たいなら、FireタブレットやAndroidタブレットを選びましょう。
どれを買うべきか。目的別おすすめ
Kindleのブラウザを調べている人は、実際には次のどれかで迷っていることが多いです。
| おすすめ | 理由 | 購入前の注意 | |
|---|---|---|---|
| 小説や実用書を長時間読みたい | Kindle Paperwhite | 軽く、目が疲れにくく、防水対応モデルも選べる | Web閲覧目的では選ばない |
| PDFや資料に手書きしたい | Kindle Scribe | 大画面でPDFやノート用途に向く | Webやアプリ目的ではない |
| 電子ペーパーでWeb記事を読みたい | Bigme B7 BOOX Palma 2 | Androidアプリやブラウザを使いやすい | 液晶タブレットほど滑らかではない |
| 動画、Web、カラー漫画を見たい | Fire HD 10 | カラー表示とブラウザに向く | 電子ペーパーではない |
| たくさん本を読みたい | Kindle Unlimited | 対象本をまとめて読める | 読みたい本が対象か確認する |
Amazonデバイスはセール時に安くなることがあります。FireタブレットやKindle端末のセールを狙う場合は、Amazonセールの狙い目をまとめた記事も確認してください。
Kindleブラウザ目的で買うと後悔しやすい人
次のような人は、Kindle Paperwhiteをブラウザ目的で買うと後悔しやすいです。
- スマホの代わりにWeb検索したい
- YouTubeや動画サイトを見たい
- SNSやメールを使いたい
- 楽天、Yahoo!、Amazonなどで買い物したい
- カラー画像が多いサイトを見たい
- ログインが必要なWebサービスを使いたい
- GoogleドキュメントやNotionのようなWebアプリを使いたい
この場合は、KindleではなくFireタブレット、Androidタブレット、iPad、Android電子ペーパー端末から選んだ方が安全です。
Kindle Paperwhiteを買ってよい人
逆に、次のような人ならKindle Paperwhiteはおすすめです。
- 小説や実用書を読む時間が長い
- スマホやタブレットの通知から離れたい
- 目に優しい画面で読書したい
- 軽い端末で本を読みたい
- AmazonのKindle本を中心に読む
- Kindle Unlimitedを使う予定がある
- Webブラウザはおまけでよい
読書目的なら、Kindle Paperwhiteは非常に使いやすい端末です。
自炊した漫画やPDFをKindleで読む場合は、Kindleで自炊PDFを読む方法も確認しておくと失敗しにくいです。
よくある質問
できます。ただし、スマホやパソコンのように快適ではありません。検索結果を確認し、文字中心のページを少し読む程度なら使えますが、普段使いの検索端末には向きません。
おすすめしません。Kindle Paperwhiteは電子書籍リーダーであり、動画視聴には向きません。YouTubeや動画を見たいなら、Fire HD 10などのタブレットを選びましょう。
Kindle Colorsoftはカラー表示に対応した読書専用端末です。Webサイト閲覧やアプリ利用を目的に選ぶ端末ではありません。カラーWebを見たいならFireタブレット、電子ペーパーでWebを見たいならAndroid電子ペーパー端末を選ぶ方が現実的です。
Paperwhiteより画面は大きいですが、Kindle ScribeもWebブラウジング端末ではありません。PDF閲覧、手書きメモ、ノート用途で選ぶ端末です。
違います。KindleのブラウザはKindle端末でWebページを開く機能です。Kindle for Webは、パソコンやスマホのブラウザでKindle本を読むための仕組みです。パソコンでKindleを読む場合は、Kindle for PCやブラウザで読む方法も参考になります。
Web閲覧もしたいなら、KindleではなくBigme B7のようなAndroid電子ペーパー端末が候補です。
まとめ。Kindleのブラウザはおまけ。目的に合わせて端末を選ぶ
Kindle Paperwhiteのブラウザは使えます。
しかし、スマホやパソコンのようにネットサーフィンするための機能ではありません。
Kindleは読書に集中するための端末です。Webサイト、動画、SNS、アプリを使うなら、別の端末を選んだ方が快適です。
・読書中心ならKindle Paperwhite
・PDFと手書きメモならKindle Scribe
・カラー読書ならKindle Colorsoft
・電子ペーパーでWeb閲覧もしたいならAndroid電子ペーパー端末
・普通にWebや動画を見たいならFireタブレット
・Kindle本をたくさん読みたいならKindle Unlimited
読書目的なら、まずはKindle Paperwhiteを確認しましょう。
電子ペーパーでWeb閲覧もしたいなら、Bigme B7やBOOX Palma 2を比較しましょう。
動画、Web、カラー漫画も使いたいなら、Fire HD 10の方が満足しやすいです。
Kindle端末を買うなら、読み放題のKindle Unlimitedもあわせて確認しておくと、購入後すぐに読む本を探しやすくなります。






コメント
Kindleのブラウザが気になっていたので助かります
記載されているようなやり方をした場合はどのような使い心地になるんでしょうか?