Parallels DesktopでWindows 11を使うと、MacのcommandキーがWindowsキー、optionキーがAltキーとして使えるなど、MacキーボードのままWindowsを操作できます。
ただし、command+Tab、半角/全角、日本語入力、PrintScreen、F1・F2などは、MacとWindowsで役割が競合するため、最初に設定しておくと使いやすくなります。
まだ導入していない場合は、購入前にParallels Desktopを14日間無料で試し、普段使うWindowsアプリだけでなく、日本語入力やショートカットも確認しておくと失敗しにくくなります。
AppleシリコンMacへWindows 11を入れるところから確認したい場合は、Mac miniなどのMacでWindows 11を使う手順も参考にしてください。
Parallels DesktopのWindowsキーとMacキーボードの対応
Parallels Desktopでは、MacにないWindows独自キーをMac側のキーに割り当てて操作します。
代表的な対応は以下です。キーボードの種類や設定によって動作が異なる場合があるため、まず実際の環境で確認してください。
Macキーボード
| Alt
| option
| Windows
| command
| 半角/全角
| caps lock
| カタカナ/ひらがな
| かな
| 無変換
| 英数
| Insert
| fn+return
| Backspace
| delete
| Delete
| fn+delete
| Home
| fn+左矢印
| End
| fn+右矢印
| Page Up
| fn+上矢印
| Page Down
| fn+下矢印
| Application Menu
| shift+F10
| |
|---|
日本語入力のON/OFFは英数キーとかなキーが使いやすい
Macの日本語配列キーボードでは、Windowsの半角/全角キーに相当する操作より、英数キーとかなキーで日本語入力を切り替える方がMacと操作を統一できます。
- 英数を押すと英数入力
- かなを押すと日本語入力
MacとParallels DesktopのWindowsを行き来しても入力切り替えの操作を変えずに済むため、文章入力が多い場合は特に便利です。
設定方法はMacの英数・かなキーでWindowsの日本語入力を切り替える方法で詳しく説明しています。
Windows+Tabでタスクビューを表示する
Windows 11でタスクビューを開くショートカットはWindows+Tabです。
Parallels DesktopではWindowsキーがcommandに対応するため、Macキーボードではcommand+Tabになります。
ところが、command+TabはmacOSではアプリ切り替えのショートカットです。そのままではWindowsではなくMac側が受け取る場合があります。
macOSのシステムショートカットをWindowsへ送る
Parallels Desktopのショートカット設定を開き、macOSのシステムショートカットを仮想マシンへ送信する設定を変更します。
PrintScreenやScrollLockなどMacにないキーを送信する
MacキーボードにはPrintScreen、ScrollLockなど、Windows PCでは一般的でもMacには物理キーがないキーがあります。
このようなキーはParallels DesktopのメニューからWindowsへ送信できます。
- Parallels DesktopでWindowsを起動する
- Macのメニューバーから「デバイス」を開く
- 「キーボード」を選択する
- Windowsへ送りたいキーを選択する
使用頻度が低いキーであれば、物理キーを探すよりこのメニューから送る方が簡単です。
F1、F2などを標準のファンクションキーとして使う
WindowsではF1からF12までのファンクションキーを使うアプリが多いため、Parallels Desktopを日常的に使うならF1、F2などを直接押せる設定にしておくと便利です。
Macでは通常、キーボード上段のキーに画面の明るさ、Mission Control、音量などの機能が割り当てられています。そのため、標準設定ではWindowsへF1やF2を送るためにfnキーの同時押しが必要になる場合があります。
fnを押さずにF1、F2を使えるようにする
現在のmacOSでは次の順に設定します。
- 「システム設定」を開く
- 「キーボード」を開く
- 「キーボードショートカット」を開く
- 「ファンクションキー」を開く
- 「F1、F2などのキーを標準のファンクションキーとして使用」をONにする
この設定にすると、Windows側ではF1、F2などをそのまま押しやすくなります。
一方、Mac側で音量や画面輝度を変更するときにはfnまたは地球儀キーとの組み合わせが必要になります。
MacのcommandショートカットをWindowsのCtrlショートカットとして使う
Parallels Desktopでは、Macで使い慣れたcommandキーのショートカットをWindowsのCtrlキーへ変換できます。
代表例は以下です。
| Windowsで実行される操作 | 用途
| command+X
| Ctrl+X
| 切り取り
| command+C
| Ctrl+C
| コピー
| command+V
| Ctrl+V
| 貼り付け
| command+A
| Ctrl+A
| すべて選択
| command+Z
| Ctrl+Z
| 元に戻す
| command+S
| Ctrl+S
| 保存
| command+P
| Ctrl+P
| 印刷
| command+F
| Ctrl+F
| 検索
| command+B
| Ctrl+B
| 太字
| command+I
| Ctrl+I
| 斜体
| command+U
| Ctrl+U
| 下線
| command+N
| Ctrl+N
| 新規作成
| command+T
| Ctrl+T
| 新しいタブ
| |
|---|
Macユーザーにとって大きなメリットは、コピーならcommand+C、貼り付けならcommand+VというMacの操作感をWindowsでも維持できることです。
ショートカットは自分で変更できる
Parallels Desktopのショートカット設定から仮想マシンを選択すると、Mac側のキー操作をWindows側の別のキー操作へ割り当てられます。
Parallels DesktopでWindows 11を使う場合の注意点
「パラレルズ デスクトップ Windows 11」で調べている場合は、キーボード設定だけでなくライセンスの違いにも注意してください。
Windows 11そのもののライセンスとは別に考える必要があります。
MacへWindows 11を入れる手順と必要なものは、Parallels DesktopでWindows 11を使う方法でまとめています。
Windows 11自体のライセンス認証については、Windows 11をライセンス認証しない場合の制限と購入方法も参考になります。
これからParallels Desktopを導入するなら無料体験でキーボードまで確認する
Parallels Desktopをまだ購入していない場合は、スペック表だけで判断せず、14日間の無料体験で実際のWindows環境を確認するのがおすすめです。
特に次の項目を試しておくと、購入後にキーボード操作で困りにくくなります。
- Windows 11が問題なく起動するか
- commandをWindowsキーとして使いやすいか
- optionをAltとして使いやすいか
- 英数とかなで日本語入力を切り替えられるか
- F1からF12まで必要なキーを使えるか
- 普段使うWindowsショートカットを実行できるか
- 必要なWindowsアプリが正常に動くか
StandardとProのどちらを買うか
キーボード設定を使うためだけにPro Editionを選ぶ必要はありません。一般的なWindowsアプリを使う場合と、開発や複数の仮想マシンを使う場合では必要なエディションが異なります。
StandardとProの違いと選び方で用途を確認してから購入すると無駄がありません。
買い切りとサブスクリプションで迷っている場合は、Parallels Desktopの買い切り版とサブスク版の違いも確認してください。
古いParallels Desktopを使っている場合は、旧バージョンからアップグレードすべきかの判断基準も参考になります。
よくある質問
Macキーボードでは基本的にcommandキーがWindowsキーとして使われます。
optionキーがAltキーに相当します。
環境によってキー配列が異なりますが、Macの日本語配列キーボードなら英数とかなでWindowsの日本語入力を切り替えるように設定すると操作を統一しやすくなります。
Windowsキーに相当するcommand+Tabが、macOS側でもアプリ切り替えのショートカットだからです。Parallels Desktopのシステムショートカット送信設定を確認してください。
Macでは上段キーがメディアキーとして動作するためです。「システム設定」、「キーボード」、「キーボードショートカット」、「ファンクションキー」から「F1、F2などのキーを標準のファンクションキーとして使用」をONにします。
Parallels DesktopとWindows 11は別の製品です。Windows 11を継続利用する場合は、Windows側のライセンスも確認してください。
はい。Parallels Desktopは14日間無料で試せるため、Windows 11、日本語入力、Windowsキー、F1・F2、普段使うショートカットまで購入前に確認できます。
まとめ
- WindowsキーはMacのcommandキー
- Altキーはoptionキー
- 日本語入力は英数とかなで切り替えると使いやすい
- command+TabがMacに取られる場合はシステムショートカット設定を確認
- PrintScreenなどMacにないキーはParallels Desktopのキーボードメニューから送信
- WindowsでF1・F2を多用するなら標準のファンクションキーとして使う設定が便利
- MacのcommandショートカットをWindowsのCtrlショートカットへ変換できる
すでにParallels Desktopを使っている場合は、まず日本語入力とファンクションキーを自分の使い方に合わせて設定してみてください。
これから導入する場合は、いきなり購入するより、14日間の無料体験でWindows 11とキーボード操作を確認してからプランを決めると失敗しにくくなります。
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