Parallels Desktop 27がリリースされました。今回の27は、macOS 27 Golden Gateへの対応だけでなく、Pro Editionのグラフィックス性能と開発用途が大きく強化されています。
過去のParallels Desktop 20、19、18を使っている人は、「27へ上げるべきか」「26のままでよいか」「買い切り版はどうなるか」で迷いやすいところです。
結論として、AppleシリコンMacでmacOS 27へ更新する人、OpenGLを使う業務アプリや開発用途がある人は27を優先して検討して下さい。一方、Intel MacではParallels Desktop 27を利用できないため、26以前を使う判断になります。
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Parallels Desktop 27と26、20の違い
| Parallels Desktop 20 | Parallels Desktop 26 | Parallels Desktop 27 | |
|---|---|---|---|
| 位置づけ | 旧世代 | 27の前世代 | 現行世代 |
| 対応Mac | 利用環境ごとに確認 | Appleシリコン Intel Mac | Appleシリコン M1〜M5 |
| Intel Mac | バージョンにより対応 | 対応 | 非対応 |
| macOS 27 | 対象外 | 互換性を個別確認 | 正式対応 |
| OpenGL | 旧世代 | 旧ドライバー | ProでOpenGL 4.3 |
| AI高速化 | なし | なし | Pro、M4以降のLinux VM |
| 新規購入 | 旧版 | 旧版 | 現行版 |
「20の次が26なのは6世代飛ばしたから」と考える必要はありません。Parallelsは製品番号をmacOSの年次番号に合わせたため、20の次が26になりました。その次の現行版が27です。
Parallels Desktop 27の主な新機能
macOS 27 Golden Gateに正式対応
Parallels Desktop 27はmacOS 27 Golden Gateに正式対応しています。Mac本体を新しいOSへ更新しながらWindows環境も継続したい人にとって、最も分かりやすいアップグレード理由です。
Mac miniなどAppleシリコンMacでWindows 11を導入する手順は、Mac miniでParallelsを使ってWindows 11を入れる手順で詳しく解説しています。
Pro EditionはMetalベースのOpenGL 4.3に対応
Parallels Desktop 27 Proでは、AppleのMetalを利用する新しいグラフィックスドライバーによりOpenGL 4.3を利用できます。ArcGIS Pro、CAD、3D、科学技術系アプリなど、OpenGL要件が高いWindowsアプリをMacで使う場合に27 Proの価値が高くなります。
Parallelsの公表値では、M3以降のMacでOpenGL処理が従来ドライバーより最大2.6倍高速になるテスト結果も示されています。ただし、実際の速度はMac、仮想マシン設定、アプリ、データによって変わります。
M4以降ではLinux VMのAI処理を高速化
Apple M4以降のMacでは、Parallels Desktop 27 ProのLinux仮想マシンでAI、機械学習処理の高速化を利用できます。Ollamaやllama.cppなどをLinux VMで検証する開発者には重要な追加機能です。
Officeや一般的なWindowsアプリだけを使う人に、この機能を理由としてProを選ぶ必要はありません。エディションの選び方はStandardとProの用途別比較で分けています。
Parallels Desktop 26から27へアップグレードした方がよい人
- macOS 27へ更新する、または新しいMacへ買い替える
- ArcGIS Pro、CAD、3DなどOpenGL要件の高いWindowsアプリを使う
- M4以降のMacでLinuxのAI、機械学習処理を行う
- Visual Studioや複数VMを使う開発環境を新しい世代へ揃えたい
- 現在の26で不具合や互換性問題がある
逆に、現在のmacOS、Mac、Windowsアプリを当面変えず、26で安定している場合は、アップグレードを急がなくても構いません。
Parallels Desktop 20、19、18から27へアップグレードする判断
| 更新優先度 | 主な判断材料 | |
|---|---|---|
| 20 | 中〜高 | macOS 27 新しいAppleシリコンMac Windows 11の互換性 |
| 19 | 高め | 新しいmacOS サポート範囲 新しいWindows環境 |
| 18以前 | 高い | ホストmacOS Appleシリコン対応 セキュリティとサポート |
旧バージョンから更新する場合は、仮想マシンを完全にシャットダウンしてバックアップを取ってから進めて下さい。MacとWindows間のファイル連携を多用している場合は、MacとWindows間のファイル共有方法も更新前に確認しておくと安全です。
Intel MacはParallels Desktop 27へ上げない
Intel MacでBoot Campを使う方法はIntel MacのBoot Camp手順、Mac本体にWindowsを入れたくない場合はParallelsとWindows VPSの比較が参考になります。
StandardとProは27への更新時に選び直す
| Standard | Pro | |
|---|---|---|
| 主な用途 | Office Access 会計ソフト 一般的なWindowsアプリ | Visual Studio ArcGIS Pro CAD 複数VM AI開発 |
| 仮想CPU | 4 vCPU | 最大32 vCPU |
| 仮想メモリ | 8GB vRAM | 最大128GB vRAM |
| 買い切り | 選択可能 | なし |
| OpenGL 4.3 | なし | あり |
一般用途はStandard、開発や高負荷用途はProという分け方が基本です。細かい差はParallels Desktop 27のStandardとPro比較に集約しています。
買い切りユーザーは27の価格とアップグレード条件を確認
Standardにはサブスクリプションと1回限りの購入があります。買い切り版は購入した現在バージョンを使い続ける形式で、将来のメジャーバージョンが自動で付くわけではありません。
買い切り、サブスク、永久ライセンスの考え方はParallelsを安く買う方法と買い切りの注意点で詳しく比較しています。
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14日間無料体験で先に互換性を確認する
Parallels DesktopはProの機能を14日間無料で試せます。支払い情報なしで開始でき、体験終了後に購入義務はありません。
- Windowsが正常に起動する
- 必要なWindowsアプリをインストールできる
- USB機器やプリンターを使える
- MacとWindows間でファイルを共有できる
- 日本語入力とキーボード操作に問題がない
キーボードの違いはParallelsでMacキーボードをWindows用に使う設定も確認して下さい。
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よくある質問
使えません。27はAppleシリコン専用です。Intel Macでは26以前の対応バージョンを利用します。
26で現在の環境が安定し、macOSやMacを変えないなら必須ではありません。macOS 27、OpenGL 4.3、M4以降のAI高速化が必要なら27を優先して検討します。
27はM1〜M5のAppleシリコンMacに対応します。ただし、AI高速化機能はM4以降が対象です。
Office、Access、会計ソフトなど一般用途はStandard、Visual Studio、ArcGIS Pro、CAD、複数VM、Linux AI開発はProが目安です。
まとめ
Parallels Desktop 27は、macOS 27対応、ProのOpenGL 4.3、M4以降のLinux AI高速化が大きな変更点です。
AppleシリコンMacで新しいmacOSへ移る人や、Windowsの業務アプリ、開発環境を長く使う人は27を中心に検討して下さい。Intel Macは27非対応なので、26以前または別のWindows環境を選びます。
購入を決める前に、まず14日間無料体験で必要なアプリが動くか確認し、その後にStandardかPro、買い切りかサブスクを選ぶと失敗しにくくなります。
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