Parallels Desktop 26は、一般用途向けのStandard Editionと、開発者・クリエイター・ヘビーユーザー向けのPro Editionで大きく性能上限が異なります。
最大の違いは、Standardが最大8GB vRAM・4vCPUなのに対し、Proは最大128GB vRAM・32vCPUまで仮想マシンに割り当てられる点です。
StandardとProの違いを比較
| Standard Edition | Pro Edition | |
|---|---|---|
| 主な対象 | 家庭 一般ユーザー | 開発者 クリエイター ヘビーユーザー |
| 最大vRAM | 8GB | 128GB |
| 最大vCPU | 4vCPU | 32vCPU |
| Windowsアプリ | 利用可能 | 利用可能 |
| コマンドライン | 一般用途向け | 対応 |
| 複数VM・高負荷処理 | 用途によって不足 | 向いている |
| 買い切り | 選択可能 | 不可 |
| サブスク | 選択可能 | 選択可能 |
買い切りを優先する場合はStandardになります。買い切りとサブスクの料金・更新方法はParallels Desktopを買い切りで使う場合の注意点を確認してください。
Standard Editionがおすすめな人
- Word、Excelなど一般的なWindowsアプリを使いたい
- Windows版の会計ソフト、年賀状ソフトなどを使いたい
- 仮想マシンを1台だけ使う
- 高負荷な開発環境を必要としない
- 買い切りで使いたい
MacにWindows 11を入れて一般的なアプリを使うだけなら、まずStandardで足りるか確認するのが合理的です。
Windows 11の導入手順はParallels DesktopでWindows 11をインストールする方法で説明しています。
Pro Editionがおすすめな人
- 開発ツールを使う
- 複数の仮想マシンを同時に使う
- VMへ8GBを超えるメモリを割り当てたい
- 4vCPUを超えるCPUを割り当てたい
- コマンドラインからParallelsを操作したい
- グラフィックスや処理負荷が高いWindowsアプリを使う
Pro Editionは最大128GB vRAM、32vCPUまで割り当てられるため、高性能なMacのメモリとCPUを仮想マシン側でも活用しやすくなります。
CoherenceモードはPro専用ではない
Coherenceモードは、Windowsデスクトップを隠し、WindowsアプリをMacアプリのように表示する機能です。
WindowsアプリをDockやMission Controlと組み合わせて使えるため、MacとWindowsの切り替えを意識しにくくなります。
ただし、Coherenceモードを使えること自体を理由にProを選ぶ必要はありません。StandardとProの判断は、主にCPU・メモリ上限、開発機能、高負荷用途で決めます。
用途別。StandardとProはどっち?
| おすすめ | 理由 | |
|---|---|---|
| Office | Standard | 一般用途なら十分なケースが多い |
| 会計・業務ソフト | Standard | 高負荷でなければStandardから確認 |
| 開発 | Pro | CPU・メモリを多く割り当てやすい |
| 複数VM | Pro | 高いリソース上限が有利 |
| Windowsゲーム | まず無料体験 | ゲームごとの互換性差が大きい |
| 買い切り希望 | Standard | Proはサブスクのみ |
ゲーム目的の場合は、エディションを先に決めるより、Steamゲームが実際に動くか確認する方法を見て無料体験で試してください。
8GB vRAMで足りるかが分岐点
StandardとProで迷う場合は、「Windows仮想マシンに8GBを超えるメモリを割り当てたいか」を最初の判断基準にすると分かりやすいです。
Mac本体に16GB以上のメモリがあっても、StandardではVM側へ割り当てられるvRAMの上限があります。開発ツール、複数アプリ、高負荷処理を同時に使うならProの余裕が活きます。
反対に、Windows側でOfficeや軽い業務ソフトを少数使うだけなら、Proの上限を使い切らず、Standardで十分なケースがあります。
買い切りならStandard、Proはサブスク
Standardは1回限りの購入とサブスクリプションを選べます。Proはサブスクリプションのみです。
そのため、「買い切りが絶対条件」であればStandardを選ぶことになります。ただし、Standardの性能上限で不足する用途なのに買い切りを優先すると、使い勝手を落とす可能性があります。
購入前にProの14日間無料体験ができる
Parallels Desktopの無料トライアルではPro Editionの機能を14日間試せます。無料体験後にStandardを購入することもできます。
無料体験の終了後に自動課金されるのか、解約が必要なのかはParallels Desktopの無料トライアルの仕組みで説明しています。
Windowsライセンスは別に必要
StandardとProのどちらを選んでも、Parallels DesktopとWindows 11のライセンスは別です。AppleシリコンMacでのWindows 11の認証はParallels DesktopでWindowsライセンスを使う方法を確認してください。
よくある質問
仮想マシンへ割り当てられる最大vRAMとvCPU、開発者向け機能、高負荷用途への対応です。Standardは最大8GB vRAM・4vCPU、Proは最大128GB vRAM・32vCPUです。
一般的なOffice利用ならStandardから検討できます。複数の重いアプリを同時使用するなど、実際の負荷が高い場合は無料体験で確認してください。
できません。Pro Editionはサブスクリプションです。買い切りを選択できるのはStandard Editionです。
いいえ。ゲームはDirectX、Windows on Arm、アンチチートなどの互換性に左右されます。Proでも動かないゲームがあるため、無料体験で対象ゲームを試してください。
まとめ
- 一般的なWindowsアプリならStandard
- 買い切り希望ならStandard
- 8GB vRAM、4vCPUを超えて使いたいならPro
- 開発、複数VM、高負荷処理ならPro
- 迷ったら14日間のPro無料体験で実測
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