Windows VPS仮想デスクトップで使えるマイクロソフトOffice
サーバー(Windows VPSもサーバーです)ではOffice 2024のような一般的なマイクロソフトOfficeは使えません。
サーバー(Windows VPS仮想デスクトップも含む)でも使えるマイクロソフトOfficeは以下です。
- Microsoft 365 Apps for Enterprice
- サーバー会社が提供するOffice SAL
Office SAL
Microsoft 365 Apps for Enterpriceは大企業向けのライセンスのため、ほとんどの場合はサーバー会社が提供するOffice SALを使うことになると思います。
Windows VPS仮想デスクトップを提供する会社はOffice Professional Plus(企業向けの永続ライセンス)やOffice Standardを購入し、リモートデスクトップで使うユーザーに「Office SAL」として提供しています。
SAL(サブスクライバー・アクセス・ライセンス)とはサーバー機能にアクセスするユーザーごとに必要なライセンスです。
Office SALを契約するとOffice Professional PlusがプリインストールされたWindows仮想デスクトップが提供されるため、Officeをインストールする手間はありません(初回起動時のみライセンス認証が必要ですがボタンクリックだけで完了します)。
通常のOfficeのようなMicrosoftアカウントでのサインインも不要です。
Office SALの料金はVPS会社によって異なります。
また、マイクロソフトOfficeを使うためにはメモリ4GB以上の仮想デスクトップが必要です。
さらにWindows VPSにリモートデスクトップ接続するにはRDS(リモートデスクトップサービス) SALも必要です。
下表はメモリ4GBの仮想デスクトップでマイクロソフトOfficeを使うためのWindows VPS各社の料金です(各種割引は反映されていません)。
Office SAL | RDS SAL | メモリ 4GB 基本料金 | 合計 | |
ABLENET VPS | 2,800円 | 1,320円 | 3,490円 | 7,610円 |
KAGOYA CLOUD VPS![]() | 3,641円 | 1,386円 | 3,960円 | 8,987円 |
さくらのVPS for Windows Server![]() | 3,740円 | 1,320円 | 4,488円 | 9,548円 |
ConoHa for Windows Server![]() | 2,530円 | 990円 | 4,719円 | 8,239円 |
仮想デスクトップサービス『XServer クラウドPC』![]() | 3,740円 | 0円 | 6,501円 | 10,241円 |
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