そんな人におすすめなのがPhomemoです。
iPhone/iPadはAirPrint対応プリンターで簡単に印刷できますが……
iPhone/iPadはAirPrint対応プリンタに無線で簡単に印刷できます。
ふるさと納税の返礼品になっているため実質2,000円で入手できます。
難しい設定は特に必要ないのですが、どのプリンタも大きいのでまず場所を取る問題があります。
また、家庭で使われているプリンタの多くは安くてカラー印刷できるインクジェットプリンタですが、トラブルが多いのが現実です。
しばらく使っていないとインクが固まってプリンタノズルが目詰りし、印刷できなくなっています。
手動で「ヘッドクリーニング」を実行すると目詰まりを解消できるのですが、大量のインクが消費されます。
しかも、プリンタ本体に比べてインクの価格が高く、ろくに印刷していないのにインク代がかさむことになります。
レーザープリンターならインクジェットのようなインクの目詰まりの問題はありませんが、インクジェットプリンターよりサイズが大きく置き場所に困ります。
また、レーザープリンターの多くはモノクロです。カラー印刷できるレーザープリンターはさらにサイズが大きくなります。
コンビニに印刷に行くのは面倒
iPhone/iPadからセブンイレブンのマルチコピー機に印刷、またはファミリーマート/ローソンのマルチコピー機に印刷もできます。
プリンタ購入不要、置く場所も不要なのでコンビニのマルチコピー機をプリンタ代わりにする人も少なくありません。
ただ、印刷のためにコンビニに行くのはやはり面倒です。
サーマルプリンターのPhomemo
そこでおすすめなのが感熱紙(サーマルペーパー)に印刷する手のひらサイズのサーマルプリンターPhomemo(フォメモ)です。
PhomemoはiPhone/iPadアプリかAndroidアプリ(Windows/Macには対応していません)から付箋、シール、作業計策、ワード、ウェブ、写真(モノクロ)などを専用の感熱ロール紙に印刷できます。
感熱紙とはお店のレシート、宛名ラベル、切符などに使われている用紙です。
感熱紙に熱を加えた箇所が変色するため、感熱紙に印刷するサーマルプリンタ(感熱式プリンタ)はインクやトナーが不要で構造が単純なため安価、コンパクト、トラブルが少ないという大きなメリットがあります。
デメリットはカラー印刷と長期保存ができないことです。
感熱紙に印刷しても長期間(3年〜10年)経つと、印刷した文字などが消えてしまいます。
そのため、長期保存が必要なビジネス文書には向きません。
逆に長期保存しないメモ、チケット、地図、QRコードなどであれば感熱紙でもいいのではないでしょうか。
長期保存が必要な年賀状や写真の印刷はコンビニプリントを利用し、長期保存が不要な印刷のためにコンパクトでトラブルの少ないPhomemoを所有するという選択です。
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