
KindleオーナーライブラリーとはKindle本を月に1冊無料で読めるサービスです。
利用にはちょっとわかりづらいルールがあります。
利用できる条件
Kindleオーナーライブラリーの利用には2つの条件を満たす必要があります。
- Amazonプライム会員であること
- Kindle端末かFireタブレットを持っていること
Amazonプライム会員であること
Kindleオーナーライブラリーは数あるAmazonプライム特典の1つです。
そのため、利用するにはAmazonプライム会員である必要があります。
Amazonプライムは年会費はかかりますが、Kindleオーナーライブラリー以外にも多くのメリットがあるため、Kindleのユーザーであれば入っておいて損はないと思います。
読み放題のKindle UnlimitedはAmazonプライムとは全く別のサービスで月980円かかります。
それに対して、KindleオーナーライブラリーはAmazonプライムの「おまけ」という感覚です。
Kindle端末かFireタブレットを持っていること
KindleオーナーライブラリーはスマホのKindleアプリやiOS/AndroidタブレットのKindleアプリでは利用できません。
これが通常の無料本やKindle Unlimitedとの大きな違いで、Kindleオーナーライブラリーを利用できるのは電子ペーパー(e-ink)のKindle端末か、Fireタブレットのみです。
対象本の検索
前述の条件を満たしているからといってKindleストアのすべての本が月1冊無料になるわけでありません。
Kindle端末かFireタブレットでKindleストアを見た時、下図のように「無料で読む」ボタンと「プライム特典」が表示される本がKindleオーナーライブラリーの対象本です。

対象本にはベストセラーやマンガ、高価な本も含まれています。
問題はKindleオーナーライブラリーで無料で読める本だけを対象にした検索ができないことです。
パソコンやスマホで検索する
パソコンやスマホでは「無料で読む」ボタンが表示されないのですが、以下のリンクからKindleオーナーライブラリー対象本の一覧はわかります。 Kindleオーナーライブラリー対象本
しかし、一覧からリンクをクリックしてもパソコンでは「無料で読む」ボタンは表示されません。
パソコンで検索した対象本のタイトルをKindle端末で検索してもいいのですが面倒です。
そこでおすすめなのが「ほしいものリスト」を経由する方法です。
まずパソコンやスマホで上記のリンクをクリックしてKindleオーナーライブラリー対象本から読みたい本を検索します。
読みたい本のページで「ほしいものリストに追加する」ボタンを押します。
これで検索した対象がインターネット上のほしいものリストに追加されます。
次にKindle端末で「ストア」ボタン(下図左側の赤丸)、メニューボタン(下図右側の赤丸)の順にクリックします。

メニューがプルダウンしますので「ほしい物」リストをタッチします。
パソコンで追加したKindleオーナーライブラリー対象本が表示されますのでタッチします。
Kindle端末なら「無料で読む」ボタンが表示されていますのでタッチします。
これでパソコンやスマホで検索した本をKindle端末で読むことができます。
Prime Readingの登場
Kindleオーナーライブラリーは2013年の8月に登場しました。
それから4年後の2017年10月にPrime ReadingというKindleオーナーライブラリーを進化させたようなサービスが登場しています。
Prime ReadingはKindleオーナーライブラリーと同様にAmazonプライム会員であれば利用できます。
後発だけあってKindleオーナーライブラリーよりも優れたサービスになっています。
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