自炊した本の管理

自炊した電子書籍のファイルはどうやって管理するといいでしょうか。

オンラインストレージに保存する

パソコンのハードディスクには寿命があり、いつかは壊れます。

せっかく自炊した電子書籍ファイルをハードディスクやパソコンの故障などで失わわないため、また読書端末から好きな時に読めるようにするためにはオンラインストレージへが必須です。

Dropbox PlusOneDrive
(Microsoft 365
Personal)
Evernote
プレミアム
料金
(税込)
15,840円/年
(1,320円/月換算)
12,984円/年
(1,082円/月換算)
5,200円/年
(434円/月換算)
容量 2TB 1TB 無制限
転送量制限 無し 10GB/月
ファイルサイズ制限 無し 200MB
Kobo Forma
KOReader
×
Perfect Viewer
ComicShare
×
その他メリット マイクロソフトOffice 本の情報をメモできる

定番のDropbox Plus

オンラインストレージの代名詞とも言えるのがDropboxです。

アップロード/ダウンロード速度も早く、安定性、信頼性も抜群です。

無料ではわずか2GBの容量しかないため、自炊本の保存には有料版のDropbox Plusが必須です。

Dropbox Plusは2TBの容量があり、自炊本の保存用途で容量が足りなくなることはあまり考えられません。

また、自炊本向けの多くのアプリがDropboxに対応しています。

Dropbox Plus
Dropbox, Inc.
公式価格より14,400円お得

Microsoft 365 Personalで1TBになるOneDrive

OneDriveとはマイクロソフトが提供しているオンラインストレージサービスです。

無料では5GBの容量が使えますが、自炊書籍の保存にはまったく足りません。

Microsoft 365 Personalというサービスを契約することでOneDriveの容量が1TBになります。

Microsoft 365 PersonalとはマイクロソフトOfficeのすべてのアプリ(Excel、Word、OneNoteなど)を2台までのWindowsかMacで使えるというサービスです。

OfficeアプリがOneDriveにOfficeファイルを保存できるためか、Microsoft 365 Personalの「おまけ」として1TBのOneDriveがついてくるのです。

Microsoft 365 Personal
マイクロソフト
Excel / Word / PowerPoint / Outlook / Access / Publisher / 1TB OneDrive
Windows / Mac / iOS / Androidで利用可能

OneDriveがおまけなのかマイクロソフトOfficeがおまけなのかわからない価格設定です。

本の情報を一緒に管理できるEvernote

Evernoteはデジタルノートアプリなのですが、ノートにCBZファイルやPDFファイルを添付することで自炊本の管理にも使えます。

なぜ通常のストレージでなく、わざわざEvernoteかというと本の情報を自炊本と一緒に1つのノートとして管理できるメリットがあるからです。

本の感想などの読書メモをつけている人には大きなメリットです。

容量無制限だがノートサイズと転送量に制限あり

Evernoteプレミアムは容量無制限ですが、月の転送量が10GBを超えてしまうと次の月までアップロードができなくなります。

本棚の本を一気に電子化するような際には注意が必要です。

また、1つのノートのサイズの上限が200MBのため、ページ数が多い漫画など200MBを超える自炊本は管理できません。

読書端末への自炊本の転送

オンラインストレージなどに保存した自炊本は何らかの方法で読書端末に転送する必要があります。

Kindle

Kindleの電子ペーパー端末への自炊本は転送は以下の手間が必要です。

  1. 自炊したCBZやPDFをKindle専用形式(mobi)に変換する。
  2. 変換した自炊本をUSBケーブルでパソコンからKindleへ転送する

Kobo

Kobo FormaであればDropboxに保存されている自炊本をダウンロードして読めます。

Kobo Forma以外のKobo端末は標準ではDropboxからのダウンロードはできません。

しかし、KOReaderを使うとKobo FormaのようにDropboxから自炊本をダウンロードできます。

SDXC SDカードが使える端末

大容量のSDXC SDカードが使える端末であれば、すべての自炊本をmicroSDに入れてしまえばそもそも転送する必要がなくなります。

電子ペーパーのAndroid端末でLikebookは最大128GBのmicroSDに対応しています。

Fireタブレットも最大1TBのmicroSDカードに対応しています。

Android

通常の電子ペーパーAndroid端末はSDカードに未対応ですが、Perfect ViewerにPerfect Viewerファイルソースプラグインを組み合わせればオンラインストレージから自炊本をダウンロードできます(電子ペーパーでない通常のAndroidも同様)。

Perfect Viewer
Perfect Viewer
Rookie001

iPad/iPhone

iPad/iPhoneならComicShareというアプリがストリーミングをサポートしています。

ストリーミングとは自炊本を1冊まるごとダウンロードしなくとも、必要なページだけを少しづつダウンロードしながら読むことです。

例えば、自炊本の内容の一部だけ確認したい、読みたい、などということがよくあります。

そんな場合でも通常ならオンラインストレージからスマホやタブレットに本をまるごと1冊ダウンロードする必要があります。

ところがストリーミングをサポートしているアプリならオンラインストレージに保管した膨大な自炊本をまるで本物の本棚の本のようにパラパラと内容を確認することができるのです。

iPad/iPhoneトの容量を気にする必要もありません。

ComicShareは自炊本の余白をギリギリまでカットすることもできます。

自炊本の「余白」をカットできれば画面の小さなiPhoneでもかなり読みやすくなります。

自炊本の余白をカットできるアプリはいくつかあるのですが、十分な余白カットができないアプリもあります。

ComicShareなら余白カットのための設定項目も多く、適切に設定することでギリギリまで余白をカットできます。

その分、自炊本が大きく表示されるため小さなiPhoneの画面でも読みやすくなります。

Windowsタブレット

Windowsタブレットはそれ自身で自炊本を管理できるため、そもそも転送の必要はありません。

また、Windowsタブレットのタッチ操作に最適化されたアプリとしてPico Viewerがあります。

見開き、半ページ送り、余白カットなど自炊本ビューワに必要な機能は揃っています。

Pico Viewer
Akifuru‬

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