Kindleで自炊した漫画やPDFを読みたいけれど、Paperwhiteで十分なのか、Colorsoftの方がいいのか、Scribeを選ぶべきなのか迷っていませんか。
結論から言うと、白黒漫画中心ならKindle Paperwhite、カラー漫画や雑誌も読むならKindle Colorsoft、PDFを大きな画面で確認したいならKindle Scribeが候補になります。
ただし、Kindle本体だけを買っても紙の本を自炊できるわけではありません。紙の本を電子化するには、スキャナー、裁断機、PDFまたはEPUBの作成、Send to Kindleでの転送が必要です。
Kindleで自炊本は読める?
Kindleで自炊本を読むことはできます。
ただし、Kindle端末にはスキャン機能がありません。紙の本や漫画をKindleで読むには、まず紙の本をPDF、EPUB、JPEGなどのファイルにして、そのファイルをKindleへ転送する必要があります。
Kindleに送信しやすい形式は、PDF、EPUB、JPEG、PNGなどです。漫画を読む場合は、PDFで作るか、ChainLPなどでEPUBに変換する流れが分かりやすいです。
紙の本をスキャンする
PDFまたはEPUBにする
Send to Kindleで送る
Kindle端末で読む
Kindle以外も含めて、自炊本を読む電子書籍リーダーを比較したい場合は以下の記事も参考になります。
Kindle自炊に必要なもの
Kindleで自炊本を読むために必要なものは、以下の5つです。
- Kindle端末、またはKindleアプリを入れたタブレット
- 紙の本を読み取るドキュメントスキャナー
- 本を裁断する裁断機
- PDFやEPUBを整えるソフト
- 自炊本を保存するDropboxや外付けSSD
| 優先して用意するもの | 理由 | |
|---|---|---|
| Kindleで読む | Kindle Paperwhite | 白黒漫画や小説を電子ペーパーで読みやすい |
| カラーで読む | Kindle Colorsoft | カラー漫画、雑誌、図解本を確認しやすい |
| PDFを大きく読む | Kindle Scribe | 10.2インチ画面でPDFを確認しやすい |
| 紙の本を電子化する | ScanSnap | 本をまとめてスキャンしやすい |
| 漫画を大量に自炊する | 裁断機 | スキャン作業の時間を短縮しやすい |
自炊本を読むKindle端末の選び方
自炊本用にKindleを選ぶなら、安さだけで選ばない方がよいです。
小説中心なら通常のKindleでも読めますが、漫画やPDFは1ページの情報量が多いため、画面が小さいと文字が読みづらくなります。
| 自炊漫画 | おすすめの人 | ||
|---|---|---|---|
| Kindle | あまり良くない | 悪い | 小説中心で安く始めたい人 |
| Kindle Paperwhite | とても良い | 良い | 白黒漫画を読みたい人 |
| Kindle Colorsoft | とても良い | 良い | カラー漫画や雑誌も読みたい人 |
| Kindle Scribe | 良い | とても良い | PDFを大画面で読みたい人 |
| Fireタブレット | 良い | 良い | 電子ペーパーにこだわらない人 |
Kindle Paperwhiteは白黒漫画向き
自炊漫画を読むなら、まずKindle Paperwhiteを基準に考えるのがおすすめです。
白黒漫画、小説、ビジネス書を読むなら、電子ペーパーの見やすさを活かせます。カラー表示はできませんが、白黒漫画中心なら候補にしやすい端末です。
通常のKindleとPaperwhiteの違いは以下の記事でも比較しています。
Kindle Colorsoftはカラー漫画と雑誌向き
カラー漫画、雑誌、図解本、表紙の色も確認したい場合は、Kindle Colorsoftが候補になります。
ただし、カラー電子ペーパーは液晶タブレットのような鮮やかさとは違います。色の確認もしたいが、電子ペーパーで読みたい人向けです。
Kindle ScribeはPDFを大きく読みたい人向き
PDF教材、論文、資料、技術書をKindleで読みたいなら、Kindle Scribeが向いています。
10.2インチの画面があるため、小さいKindleよりPDFを確認しやすいです。PDFに手書きしたい場合も候補になります。
Kindle ScribeでPDFに書き込みする方法は以下の記事で解説しています。
Kindle自炊はPDFとEPUBのどちらがいい?
Kindleで自炊本を読む場合、PDFとEPUBのどちらにするか迷いやすいです。
結論として、PDFは紙面をそのまま残しやすく、EPUBはKindleに送信して管理しやすい形式です。
| メリット | デメリット | 向く人 | |
|---|---|---|---|
| 紙面をそのまま残しやすい | 画面が小さいと読みにくい | 資料、技術書、PDF教材を読みたい人 | |
| EPUB | Send to Kindleで扱いやすい | 固定レイアウトでは調整が必要 | Kindleライブラリで管理したい人 |
| CBZ | 漫画の画像管理に向く | Kindleではそのまま読みにくい | Kobo、Android、Windowsで読む人 |
CBZは自炊漫画でよく使われますが、Kindleではそのまま読むより、EPUBやPDFに変換する流れが現実的です。
Kindle向けにEPUBを作るなら、ChainLPの設定も確認しておくと失敗しにくいです。
漫画自炊で最初に買うべき機材
Kindle本体よりも先に考えたいのが、スキャナーと裁断機です。
少量の書類だけならスマホ撮影でも代用できます。しかし、漫画や本を何十冊も自炊するなら、最初からドキュメントスキャナーと裁断機を用意した方が楽です。
スキャナーはScanSnap系が定番
紙の本を大量に電子化するなら、ADF付きのドキュメントスキャナーが便利です。
1ページずつスマホで撮影する方法もありますが、漫画や本をまとめて自炊するには時間がかかりすぎます。
漫画を大量に自炊するなら裁断機も必要
本を裁断すると、スキャナーに通しやすくなります。
少し抵抗はありますが、何冊も自炊するなら裁断機があるかどうかで作業時間が大きく変わります。
Kindleに自炊PDFを転送する方法
Kindleに自炊PDFやEPUBを送るには、Send to Kindleを使うのが分かりやすいです。
- STEP1PDFまたはEPUBを用意するスキャンしたPDF、またはChainLPなどで作成したEPUBを用意します。
- STEP2Send to Kindleを開くAmazonのSend to Kindle for Webを開きます。
- STEP3ファイルをアップロードするPDFまたはEPUBをアップロードします。
- STEP4送信先を確認する送信先のKindle端末やKindleアプリを選びます。
- STEP5Kindleで同期するKindleをWi-Fiに接続し、ライブラリに表示されるか確認します。
iPhoneやiPadからKindleに自炊PDFを送る方法
iPhoneやiPadに保存したPDFは、共有メニューからKindleアプリへ送信できます。
Dropbox、iCloud Drive、ファイルアプリなどでPDFを開き、共有ボタンからKindleを選びます。その後、タイトル、著者名、送り先の端末を確認して送信します。
iPhoneの小さい画面で自炊漫画を読む場合は、Kindleより専用漫画ビューアの方が読みやすいこともあります。
PDF編集や圧縮ソフトは必要?
自炊PDFのページ順、余白、ファイルサイズを整えたい場合は、PDF編集ソフトがあると便利です。
特に、スキャンしたPDFが重すぎる場合や、ページの結合、分割、圧縮をしたい場合は、PDFソフトを用意しておくと作業しやすくなります。
PDFから画像を取り出したい場合は、以下の記事も参考になります。
自炊本の保存先はDropboxも便利
自炊本は、1冊ずつのファイルサイズが大きくなりやすいです。
PC内だけに保存していると、故障や買い替えのときに困るため、Dropboxや外付けSSDにも保存しておくと安心です。
Dropbox Plusは2TBの容量があるため、自炊本、PDF、写真、仕事用ファイルをまとめて保存したい人に向いています。
クラウドストレージの比較は以下の記事も参考になります。
KindleではなくKoboやAndroid電子ペーパーの方がいいケース
自炊本を読むなら、必ずKindleが最適とは限りません。
特にCBZをそのまま読みたい人、楽天Kobo本も読む人、Google Playの読書アプリを使いたい人は、KoboやAndroid電子ペーパー端末も候補になります。
| Kindle以外を選ぶ理由 | おすすめ候補 | |
|---|---|---|
| CBZをそのまま読みたい | KindleよりKoboやAndroidの方が扱いやすい | Kobo Android電子ペーパー |
| 楽天Kobo本も読む | Kobo端末との相性が良い | Kobo Libra Colour |
| 複数ストアを使う | Androidアプリを使える端末が便利 | BOOX Meebook Bigme |
| カラー雑誌や動画も見る | 液晶タブレットの方が万能 | iPad Fireタブレット |
Kindle以外も含めて自炊本リーダーを比較する場合は、以下の記事で整理しています。
Koboで自炊PDFを読む場合は、以下の記事も参考になります。
Android電子ペーパー端末を選ぶ場合は、以下の記事で比較しています。
自炊よりKindle Unlimitedの方が向いている人
紙の本を裁断してスキャンする作業は、かなり手間がかかります。
まだ自炊したい本が手元に少ない場合や、読み放題対象の本で十分な場合は、Kindle Unlimitedを使う方が簡単です。
- 紙の本を裁断したくない
- スキャナーや裁断機を買うほどではない
- 小説、漫画、雑誌を幅広く読みたい
- 読んだらすぐ次の本に移りたい
Kindle Unlimitedのメリットや読み放題対象本は以下の記事で詳しく解説しています。
よくある質問
読めます。ただし、紙の本をスキャンしてPDFやEPUBにし、Kindleへ転送する必要があります。Kindle端末だけで紙の本を自炊できるわけではありません。
KindleではCBZをそのまま読む用途には向きません。CBZはKobo、Android、Windows、iPhoneの漫画ビューアで扱いやすい形式です。Kindleで読むならEPUBやPDFに変換する流れが現実的です。
紙面をそのまま残したいならPDF、Kindleライブラリで扱いやすくしたいならEPUBが候補です。画面サイズが小さいKindleでは、PDFの文字が小さく感じることがあります。
白黒漫画中心ならKindle Paperwhite、カラー漫画や雑誌も読むならKindle Colorsoftが候補です。価格を抑えたいならPaperwhite、カラー表示を重視するならColorsoftです。
PDFを大きな画面で読みたい人には向いています。教材、論文、資料、技術書などを読むなら、Paperwhiteより読みやすい場面があります。
数ページの書類だけなら不要です。しかし、漫画や本を何冊も自炊するなら、スキャナーと裁断機がないと作業時間が非常に長くなります。
まとめ。Kindle自炊は端末より機材と形式選びで失敗しやすい
Kindleで自炊した漫画やPDFを読むことはできます。
ただし、失敗しやすいポイントはKindle端末そのものより、スキャナー、裁断機、PDFやEPUBの作り方、Send to Kindleの転送方法です。
- 白黒漫画中心ならKindle Paperwhite
- カラー漫画や雑誌も読むならKindle Colorsoft
- PDFを大画面で読むならKindle Scribe
- 大量自炊ならScanSnap系スキャナー
- 漫画をまとめて自炊するなら裁断機
- CBZをそのまま読みたいならKoboやAndroid電子ペーパーも検討
まずはKindle Paperwhiteを基準にして、カラーが必要ならColorsoft、大画面PDFが必要ならScribeを検討すると選びやすいです。
Kindleだけでは物足りない場合は、KoboやAndroid電子ペーパー端末も候補になります。用途に合わせて、自炊しやすい読書環境を選びましょう。










コメント
この記事の情報はいつ頃作成された情報なのでしょうか?
詳しくまとまった良い記事なのですが記事の作成日付が見当たらないので
情報の活用時に、再度調べる必要がありそうで非常に残念な気がします。