電子ペーパー(e-ink)のAndroidタブレット

電子ペーパー(e-ink)のディスプレイはそれ自体が発光せず、ブルーライトを出さないためか液晶ディスプレイと比較して目が疲れません。

ディスプレイとしてその電子ペーパーを採用したAndroidタブレットが販売されています。

PDFがそのまま読める

KindleではPDFは一応サポートされていることになっているものの、自炊PDFのように画像をたくさん含むPDFはKindle形式に変換する手間があります。

それに対して電子ペーパーのAndroidタブレットには電子ペーパーに最適化されたリーダーアプリが搭載されています。

そしてそのリーダーアプリは自炊PDFを全画面で難なく表示できるのです。

Kindleのように変換する必要はありません。

PDFの余白削除までリーダーアプリがやってくれます。

電子書籍ストアのAndroidアプリが使える

Kindleなどの電子書籍ストアもAndroidアプリで対応できる場合があります

  • そのそもインストールできない場合がある。
  • インストールできても動作しない場合がある。
  • Androidアプリは電子ペーパーに最適化されていないため、KindleタブレットやKoboタブレットに比べて使い勝手が劣る(詳細は後述)。

電子ペーパーのAndroidでも比較的快適に使える電子書籍ストアは以下です。

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以下のストアはちょっと苦しい感じです。

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Androidもアプリもモノクロ表示を考慮していない

汎用OSであるAndroidと目が疲れない電子ペーパーの組み合わせは一見、素晴らしいように思います。

しかし、実際にモノクロ電子ペーパーのAndroidタブレットを使ってみるとちょっとがっかりすることがあります。

電子ペーパーは基本的にモノクロ16階調です(一部のカラー電子ペーパーを除く)。

しかし、Android OSはモノクロ16階調向けにはできていません。

そのため、モノクロ16階調では見えない文字やボタンなどが出てきてしまいます。

アプリによってはカラー表示のAndroidより見づらく、何のための電子ペーパーなのかわからなくなります。

そのため、通常のAndroidタブレットのようにどんなアプリも快適に使えるわけではありません

唯一、この問題を解決しているのがカラー電子ペーパーを搭載しているBOOX Nova3 Colorですが、カラー部分の解像度は低いためカラーの文字は読みやすくありません(BOOX Nova3 Colorの詳細は後述します)。

モノクロ電子ペーパー前提のKOReader

KOReaderとは世にも珍しい電子ペーパーに最適化された電子書籍リーダーアプリです。

前述の通り、通常のAndroidアプリはカラー表示を前提に作られているため、電子ペーパーでは逆に見づらい画面などがありますが、KOReaderならはっきりくっきり表示されて軽快に動作します。

電子ペーパーのAndroidタブレットの比較

BOOX
Max
Lumi2
BOOX
Note5
BOOX
Note
Air2
Likebook
P10
BOOX
Nova3
Color
BOOX
Nova
Air
Likebook
P78
価格 109,800円72,800円63,800円37,215円〜49,800円〜43,800円67,980円
画面 サイズ 13.3インチ 10.3インチ 7.8インチ
解像度 1650×2200 1404×1872 1200×1600 1404×1872
PPI207 227 200 300
カラー × 4096色
468×624
100 ppi
×
自動回転 × ×
Androidバージョン 11 10 11 8.1 10 8.1
RAM 6GB 4GB 2GB 3GB 2GB
ストレージ 内部 128GB 64GB 32GB
micro
SD
最大
256GB
物理ボタン 戻る
(指紋認証)
戻る(ホーム) 音量
(ケース)
指紋認証 ×
ペン ×
マイク ×
重量 570g 385g 420g 458g 265g 235g 267g

BOOX Max Lumi2

BOOX Max Lumi2は13.3インチのCarta1250 EInkを搭載したタブレットです。

A4サイズの書類や電子書籍を電子ペーパーで読めます。

microSDは搭載していませんが、128GBの内部ストレージに膨大な書類や電子書籍を保存できます。

RAMも6GBと余裕たっぷりです。

BOOX Max Lumi2
109,800円

BOOX Note5

10.3インチ画面でA5のPDFをほぼ実寸で読めます。

RAM 4GB、ストレージ64GBと余裕があります。

さらに指紋認証まで搭載しています。

BOOX Note Air2

液晶タブレットでは画面の自動回転(縦持ち、横持ちによって画面を自動で回転させる)は当たり前ですが、電子ペーパーのAndroidではできないのが当たり前です。

そんな中、画面の自動回転ができるのがBOOX Note Air2です。

見開きと単ページを頻繁に切り替える人には便利です。

画面サイズはBOOX Note5と同じですが、BOOX Note Air2には物理ボタンはありません。

Likebook P10

同じ10.3インチでもBoyue社のLikebook P10はBOOX社のBOOX Note5やBOOX Note Airに比べてはるかに安く購入できます。

ただし、Likebook P10は解像度もRAMもAndroidバージョンもBooxより劣ります。

また、Boyue社の製品はSDカードも対応しているものが多いのですが、このLikebook P10はなぜか未対応です。

10.3インチの電子ペーパーで読書とノートだけできればいい、ならおすすめです。

BOOX Nova3 Color

BOOX Nova3 ColorはBOOX Nova3にカラー電子ペーパー(Kaleido Plus)を搭載したモデルです。

Kaleido Plusは解像度1,404×1,872のモノクロレイヤーに解像度468×624のカラーレイヤーを重ねて表示します。

つまり、同じ画面でモノクロ部分は300ppi、カラー部分は100ppiで表示されます。

そのため、白地に黒文字であればBOOX Nova3と同様の表示ですが、文字や背景に色がついていると途端に読みづらくなります。

また、カラーとは言ってもその発色は液晶ディスプレイとは比べ物になりません(上の動画を参照してください)。

BOOX Nova Air

BOOX Nova Airは235gと軽量な電子ペーパーAndroidです。

Androidの電子書籍アプリには音量ボタンでページめくりをするものが多いのですが、ほとんどの電子ペーパーAndroidには音量ボタンがありません。

しかし、画面スワイプでのページめくりは液晶に比べて電子ペーパーの反応が悪いため、ストレスがたまります。

それに対し、BOOX Nova Airでなら別売りのマグネティックスリープケースに音量ボタンがあります。

軽い重量と音量ボタンにページめくりで快適に読書ができます。

ただ、あともうすこしお金を出せばカラーのBOOX Nova3 Airが買えてしまいます……

Likebook P78

Likebook P78はmicroSDカードが使えます。

特にファイルサイズの大きい自炊マンガを電子ペーパーAndroidにすべて入れておいて読みたいならLikebook P78の一択です。

Likebook P78
67,980円

コメント

  1. ミヨシノ より:

    Boox Miraのレビューを探しているうちに、今日こちらにたどり着きました。大変参考になります。私は先日Boox max lumi2を買いましたが、lumiと違ってmini Hdmi端子はありませんでした。ですのでセカンドモニター機能は標準装備されてないですよ。SKTの西村氏にもメールで確認しましたので間違いないと思います。すでにご存知かと思いましたけれども、念のため。

    • 管理人 より:

      ご指摘いただきありがとうございます。前機種のBOOX Max Lumiの記述が誤って残ってしまいました。HDMIに関する記述を削除致しました。