KindleやKoboの電子書籍リーダーは読書専用端末として便利ですが、使える電子書籍ストアが限られます。
Kindle、楽天Kobo、DMMブックス、BOOK☆WALKER、BookLive、自炊PDF、CBZファイルを1台で読みたいなら、E-InkのAndroidタブレットを選ぶと自由度が大きく上がります。
この記事では、E-Ink Androidタブレット/スマホのメリット、普通のKindleやKoboとの違い、Bigme、BOOX、Meebook、AINOTEなどの選び方をまとめます。
価格差が大きいジャンルなので、候補を決める前に在庫とレビューを見ておくことをおすすめします。
E-Ink Androidタブレット/スマホとは?
E-Ink Androidタブレット/スマホとは、電子ペーパー画面を搭載したAndroid端末です。
KindleやKoboのような読書専用端末に近い見た目ですが、中身はAndroidなので、Google PlayやAPK経由で電子書籍アプリ、メモアプリ、ファイル管理アプリ、KOReaderなどを使える機種があります。
長時間の読書、PDF閲覧、自炊本の確認、テキスト中心の作業に向いています。
普通のKindleやKoboで満足できる人もいますが、以下のような人はE-Ink Android端末を選ぶ価値があります。
- Kindle以外の電子書籍ストアも使いたい
- DMMブックス、BOOK☆WALKER、BookLive、dマガジンなども読みたい
- 自炊したPDF、CBZ、EPUB、TXTを読みたい
- SDカード対応の電子ペーパー端末が欲しい
- 6インチ前後のスマホ型E-Ink端末で小説を読みたい
- 会議メモ、手書きノート、音声文字起こしにも使いたい
結論:迷ったらBigme、安定重視ならBOOX、メモ重視ならAINOTE
E-Ink Android端末は、普通のタブレットよりもクセがあります。
そのため、スペックだけで選ぶよりも、何を読みたいか、どの電子書籍ストアを使いたいか、手書きメモや音声文字起こしが必要かで選ぶほうが失敗しにくいです。
| 用途 | おすすめ | 向いている人 | 詳細 |
|---|---|---|---|
| はじめてのE-Ink Android | Bigme | カラーE-Ink、Android、読書、コスパを重視する人 | Bigme B6を見る |
| 安定性・定番重視 | BOOX | 電子ペーパーAndroidの定番メーカーを選びたい人 | BOOXを探す |
| 自炊本・SDカード重視 | Meebook/Likebook | PDF、CBZ、自炊漫画、保存容量を重視する人 | Meebook M8Cを見る |
| スマホ型で読みたい | Bigme HiBreak | 片手で小説、Web記事、電子書籍を読みたい人 | スマホ型E-Inkを見る |
| 会議・メモ・議事録 | AINOTE | 手書きノート、音声文字起こし、要約も使いたい人 | AINOTEを見る |
| Kindle本だけで十分 | Kindle端末 | AmazonのKindle本だけ読めればよい人 | Kindleを見る |
KindleやKoboではなくE-Ink Androidを選ぶメリット
複数の電子書籍ストアを1台で使える
Kindle端末はKindleストア向け、Kobo端末は楽天Kobo向けの端末です。
一方、E-Ink Android端末なら、Androidアプリを使うことで複数の電子書籍ストアを1台にまとめられます。
- Kindle
- 楽天Kobo
- DMMブックス
- BOOK☆WALKER
- BookLive
- dマガジン
- 自炊PDF/CBZ
- 青空文庫
電子書籍ストアを1つに統一している人なら専用端末でも十分です。
しかし、セールやクーポンで複数ストアを使い分けている人は、E-Ink Android端末のほうが便利です。
自炊本を変換なしで読みやすい
自炊した漫画やPDFを読むなら、E-Ink Android端末とKOReaderの組み合わせが便利です。
KOReaderは電子ペーパーでの読書に向いたリーダーアプリで、PDF、CBZ、EPUB、TXTなどを扱えます。
Kindle向けに変換する手間を減らしたい人は、Android端末にKOReaderを入れて、自炊本をそのまま読む運用が向いています。
SDカード対応機種を選べる
自炊本を大量に保存する人は、内蔵ストレージだけでは足りなくなることがあります。
特に、漫画のCBZファイルや高解像度PDFは容量が大きくなりやすいです。
E-Ink Android端末の中にはSDカードに対応する機種があります。
端末内に大量の自炊本を入れておきたい人は、購入前にSDカード対応の有無を確認しておきましょう。
Amazonの商品ページでは、ストレージ容量、microSD対応、TFカード対応、Google Play対応の有無を確認してから購入するのがおすすめです。
スマホ型E-Inkなら片手で読める
電子書籍を読むだけなら、タブレット型よりもスマホ型E-Ink端末のほうが使いやすい場面があります。
特に、小説、Web記事、青空文庫、テキスト中心の電子書籍は、片手で持てるスマホ型と相性がよいです。
ただし、漫画や雑誌、PDFを読むなら画面が小さく感じやすいため、7インチ以上のタブレット型を選ぶほうが無難です。
E-Ink Android端末のデメリット
E-Ink Android端末は便利ですが、万人向けではありません。
購入前に、普通のAndroidタブレットやKindle端末との違いを理解しておく必要があります。
| 項目 | E-Ink Android | Kindle/Kobo | 普通のAndroidタブレット |
|---|---|---|---|
| 複数ストア | 使いやすい | 基本的に専用ストア中心 | 使いやすい |
| 目の疲れにくさ | 良い | 良い | 長時間読書では疲れやすい |
| 動画・ゲーム | 不向き | 不向き | 向いている |
| 自炊PDF/CBZ | アプリ次第で快適 | 変換や転送が面倒 | 快適 |
| 価格 | やや高め | 比較的安い | 選択肢が多い |
| 設定の簡単さ | 慣れが必要 | 簡単 | 簡単 |
電子ペーパーは画面の書き換えが遅いため、動きの多い用途では普通のタブレットのほうが快適です。
おすすめE-Ink Android端末
Bigme|最初の1台に選びやすいE-Ink Android
Bigmeは、E-Ink Android端末を探している人が最初に候補にしやすいメーカーです。
カラーE-Ink、Android対応、スマホ型端末など、選択肢が広いのが特徴です。
KindleやKoboだけでは満足できない人が、複数の電子書籍ストアを1台で使う目的なら、まずBigmeから比較すると選びやすいです。
Kindle、Kobo、DMMブックス、自炊本を1台で読む用途と相性がよいです。
BOOX|電子ペーパーAndroidの定番を選びたい人向け
BOOXは、E-Ink Android端末の定番として知られているメーカーです。
価格は高めになりやすいですが、サイズや用途別のラインナップが多く、電子書籍、PDF、手書きメモ、仕事用の資料閲覧などに使えます。
はじめての人にはBigmeのほうが価格面で選びやすい場合がありますが、定番メーカーを選びたい人はBOOXも比較対象に入れておきましょう。
Meebook/Likebook|自炊本やSDカード重視の人向け
Meebook/Likebookは、自炊本やPDFを読む人の候補になります。
機種によってはSDカード対応や大容量ストレージを選べるため、CBZやPDFをたくさん保存したい人に向いています。
ただし、日本語表示や設定まわりにクセを感じる可能性があるため、購入前にレビューを確認しておきましょう。
Meebook/Likebook M8Cの価格とレビューを見る
AINOTE|会議、メモ、文字起こしも使いたい人向け
AINOTEは、単なる電子書籍リーダーというより、メモ、会議、音声文字起こし、要約などを重視したスマートノート系のE-Ink端末です。
電子書籍を読むだけなら価格が高く感じる可能性があります。
しかし、仕事で会議メモや議事録作成をする人、手書きノートを電子化したい人には検討価値があります。
会議、講義、語学、メモ、電子書籍を1台にまとめたい人向けです。
Bigme HiBreak|スマホ型E-Inkで小説を読みたい人向け
スマホ型のE-Ink端末は、片手で読めるのが最大のメリットです。
通勤中、ベッドの中、外出先で小説やWeb記事を読むなら、タブレット型よりも扱いやすい場面があります。
一方で、漫画、雑誌、PDFには画面が小さいため、読書ジャンルに合わせて選びましょう。
| 読書ジャンル | スマホ型E-Ink | タブレット型E-Ink |
|---|---|---|
| 小説 | 読みやすい | 読みやすい |
| ビジネス書 | 読める | 読みやすい |
| 漫画 | 小さめ | 向いている |
| 雑誌 | 不向き | 大画面なら可 |
| 不向き | 大画面なら可 |
Kindle端末やKobo端末を選んだほうがいい人
すべての人にE-Ink Android端末が最適というわけではありません。
以下に当てはまる人は、KindleやKoboの専用端末を選んだほうが満足しやすいです。
- Kindle本だけ読めればよい
- 楽天Koboだけ読めればよい
- 設定で迷いたくない
- アプリの相性問題を気にしたくない
- 端末価格を抑えたい
- 読書専用でシンプルに使いたい
Kindle本が中心なら、Kindle PaperwhiteやKindle Scribeを選ぶほうが簡単です。
逆に、Kindle、Kobo、DMMブックス、BOOK☆WALKER、BookLive、自炊本を横断して読みたいなら、E-Ink Android端末のほうが向いています。
E-Ink Android端末と相性がよい電子書籍サービス
E-Ink Android端末を買うなら、端末だけでなく電子書籍サービスも一緒に見直すと満足度が上がります。
Kindle Unlimited|読み放題で端末を活用しやすい
電子書籍端末を買っても、読む本が少ないと使わなくなります。
Kindle Unlimitedは、電子書籍をたくさん読みたい人と相性がよいサービスです。
ビジネス書、小説、漫画、雑誌などを読み放題で試せるため、新しいE-Ink端末を買った直後の活用先として使いやすいです。
DMMブックス|漫画やセール重視なら候補
DMMブックスは、漫画やセールを重視する人に向いている電子書籍ストアです。
Androidアプリを使えるE-Ink端末なら、KindleやKobo以外の電子書籍ストアも使いやすくなります。
dマガジン|雑誌を読むなら大画面端末と相性がよい
dマガジンのような雑誌読み放題サービスは、画面サイズが大きい端末ほど読みやすくなります。
6インチのスマホ型E-Inkでは雑誌は厳しいですが、8インチ以上のE-Inkタブレットや普通のタブレットなら読みやすいです。
楽天Kobo|楽天ポイントを使いたい人向け
楽天ポイントを使って電子書籍を買いたい人は、楽天Koboも候補になります。
楽天Kobo専用端末を使う方法もありますが、KindleやDMMブックスなども併用したいなら、E-Ink Android端末にアプリを入れて使う方法が便利です。
E-Ink Android端末を選ぶときのチェックポイント
Google Play対応か確認する
Android端末でも、すべての機種がGoogle Playに対応しているとは限りません。
Google Play対応なら、Kindle、Kobo、DMMブックス、BookLive、BOOK☆WALKERなどのアプリをインストールしやすくなります。
Google Play非対応の場合はAPKインストールが必要になることがあり、初心者にはやや面倒です。
購入前にAmazonの商品説明、レビュー、Q&Aで「Google Play」「Kindle」「Kobo」「DMMブックス」などの動作報告を確認してください。
白黒かカラーかを選ぶ
小説やビジネス書が中心なら白黒E-Inkでも十分です。
漫画の表紙、雑誌、カラー図解、Web記事も読みたいならカラーE-Inkを選ぶ価値があります。
| 画面 | 向いている用途 | 注意点 |
|---|---|---|
| 白黒E-Ink | 小説、ビジネス書、青空文庫、自炊テキスト | カラー表紙や雑誌は物足りない |
| カラーE-Ink | 漫画の表紙、雑誌、図解、Web記事 | 液晶のような鮮やかさは期待しすぎない |
画面サイズを選ぶ
画面サイズは、読むコンテンツによって選び方が変わります。
| サイズ | 向いている用途 | おすすめ度 |
|---|---|---|
| 6インチ前後 | 小説、青空文庫、テキスト中心の読書 | 持ち歩き重視 |
| 7〜8インチ | 小説、漫画、ビジネス書、軽いPDF | 最初の1台に向く |
| 10インチ以上 | PDF、資料、ノート、雑誌 | 仕事用に向く |
SDカード対応を確認する
自炊本を大量に入れるなら、SDカード対応は大きなメリットです。
ただし、SDカード対応の有無は機種によって異なります。
商品ページでは「microSD」「TFカード」「最大1TB」などの表記を確認しましょう。
日本語表示とレビューを確認する
海外メーカーのE-Ink Android端末は、日本語表示や設定画面にクセがある場合があります。
読書アプリだけなら問題なく使えても、設定画面、独自アプリ、フォント、アップデート周りで気になる人もいます。
購入前にレビューを確認し、日本語での使用感をチェックしておくと失敗しにくいです。
用途別のおすすめ構成
小説を読みたい人
小説中心なら、スマホ型E-Ink端末または6〜7インチのE-Ink Android端末が使いやすいです。
片手で読みたいならスマホ型、KindleやKobo以外も使いたいならAndroid対応の電子ペーパー端末を選びましょう。
漫画を読みたい人
漫画を読むなら、7〜8インチ以上の画面サイズがおすすめです。
6インチでも読めますが、吹き出しや細かい文字が読みにくくなる場合があります。
自炊漫画を読むなら、CBZ対応のアプリやKOReaderを使えるAndroid端末が便利です。
PDFや資料を読みたい人
PDFや仕事の資料を読むなら、10インチ前後のE-Ink端末を検討しましょう。
画面が小さいと、拡大縮小やスクロールが増えて読みにくくなります。
手書きメモも使うなら、ペン対応のE-Inkノート系端末が候補になります。
電子書籍ストアを使い分けたい人
Kindle、Kobo、DMMブックス、BOOK☆WALKER、BookLiveを使い分けるなら、E-Ink Android端末が便利です。
セールごとに電子書籍ストアを使い分けている人ほど、専用端末ではなくAndroid端末を選ぶメリットが大きくなります。
よくある質問
Android版Kindleアプリをインストールできる機種なら読めます。
ただし、Google Play対応の有無、OSバージョン、アプリの動作状況は機種によって異なります。
購入前に、商品レビューでKindleアプリの動作報告を確認してください。
Androidアプリを利用できる機種なら、DMMブックスやBOOK☆WALKERなどの電子書籍アプリも使える可能性があります。
ただし、すべての機種で快適に動くとは限りません。
画面の書き換えが遅い電子ペーパーでは、ページめくり中心の読書は向いていますが、スクロール前提のアプリは使いにくいことがあります。
小説やテキスト中心の読書には向いていますが、漫画にはやや画面が小さいです。
漫画を読むなら、7インチ以上のE-Inkタブレットを選ぶほうが読みやすいです。
完全な代わりにはなりません。
動画、ゲーム、SNS、ブラウザ中心の用途なら普通のAndroidタブレットやiPadのほうが快適です。
E-Ink Android端末は、読書、PDF、メモ、自炊本、電子書籍ストアの使い分けに特化した端末と考えるのがおすすめです。
Kindle本だけ読むならKindle端末がおすすめです。
Kindle以外の電子書籍ストア、自炊本、PDF、CBZ、SDカード対応を重視するならE-Ink Android端末がおすすめです。
まとめ:電子書籍ストアを1つに絞らないならE-Ink Androidが便利
E-Ink Androidタブレット/スマホは、KindleやKoboの専用端末よりも設定にクセがあります。
しかし、複数の電子書籍ストア、自炊本、PDF、CBZ、SDカード、KOReaderを使いたい人にとっては、自由度の高い読書端末になります。
特に、以下に当てはまる人はE-Ink Android端末を選ぶ価値があります。
- Kindle以外の電子書籍ストアも使いたい
- セールごとに電子書籍ストアを使い分けている
- 自炊PDFやCBZファイルを読みたい
- SDカード対応の電子書籍端末が欲しい
- スマホ型E-Inkで片手読書したい
- 会議メモや文字起こしにも使いたい











コメント
Boox Miraのレビューを探しているうちに、今日こちらにたどり着きました。大変参考になります。私は先日Boox max lumi2を買いましたが、lumiと違ってmini Hdmi端子はありませんでした。ですのでセカンドモニター機能は標準装備されてないですよ。SKTの西村氏にもメールで確認しましたので間違いないと思います。すでにご存知かと思いましたけれども、念のため。
ご指摘いただきありがとうございます。前機種のBOOX Max Lumiの記述が誤って残ってしまいました。HDMIに関する記述を削除致しました。
非常に興味深い比較記事でした!BOOXシリーズの各モデルの特徴が分かりやすくまとめられていて、自分に適した製品選びの参考になりました。特に、読書やメモ取りにどのモデルが向いているのかが明確に示されていて助かりました。ありがとうございます!
BOOXシリーズの比較、非常に役立ちました!各モデルの特徴がよくわかり、自分に最適なデバイスを選ぶのに助かりました。特にバッテリー持ちや画質の違いについての説明が良かったです。ありがとうございます!
電子ペーパーのAndroidタブレットについての情報、とても興味深かったです!特に、目に優しいディスプレイとバッテリー持ちの良さが魅力ですね。これからの読書スタイルが変わるかもしれません。もっと詳細なレビューを楽しみにしています!
E-Ink技術の進化について、とても興味深いです!特に、スマホでの利用可能性が高まることで、長時間の読書が快適になりそうですね。目にも優しいし、バッテリーの持ちも良さそうで期待大です!今後の製品が楽しみです。