電子ペーパー(e-ink)の端末比較

タブレットやパソコンの液晶画面で電子書籍を読むと紙の本と比べて目がとても疲れます。

原因は液晶のバックライトを見つめ続けることにあるようで、電子書籍を液晶タブレットでなくバックライトがない電子ペーパーで読むようにしてからまるで紙の本を読んでいるようで液晶と比べて目が疲れなくなりました。

電子ペーパー端末のカテゴリ

現在の電子ペーパー端末は大きく6つのカテゴリにわかれます。

  • Kindle
  • Kobo
  • ソニー デジタルペーパー
  • E-Ink Android
  • YotaPhone
  • Paperlike Pro

そして、できることは端末というよりこのカテゴリによって決まってきます。

Kindle Kobo ソニー
デジタル
ペーパー
Android YotaPhonePaperlike
Pro
Kindleストア
楽天koboストア
画面サイズ
(インチ)
6
7
6
6.8
7.8
10.3
13.3
6〜13.3 4.7
(e-ink面)
13.3
内蔵
ストレージ
(GB)
4〜32 8 16 8〜32 32
SDカード
CBZ(ZIP) 要変換
Webページ
を読む
EpubPress Pocket 通常ブラウザ

Kindle端末

快適な操作感

過去に電子ペーパー端末を購入してガッカリした経験がある人は多いと思います。

電子ペーパーは描画速度が非常に遅いため、液晶を単純に電子ペーパーに置き換えただけではまったく使い物にならないからです。

Kindle端末は2016年10月のファームウエアアップデートによって、バラバラとページをめくれるようになりました。

液晶なら当たり前にできますが、Kindle以外の端末ではこのバラバラとページをめくる操作ができないのです。

1ページづつノロノロめくるかページ番号か章を指定してジャンプするしかありません。

この違いはあまりにも大きいです。

Kindleストアが使える

電子書籍ストアと聞いてほとんどの人が思い浮かべるのはKindleストアでしょう。

Kindleストアを使える電子ペーパー端末はKindleかE-InkのAndroidしかありません。

そしてE-InkのAndroidでKindleストアを使うためには多少の手間が必要ですが、Kindleなら購入してすぐに電子書籍ストアが使えます。

他の電子書籍ストアも使ってはいますが、基本的にはKindleストアに電子書籍を購入しています。なぜKindleストアなのか?その理由を整理してみたいと思います。

圧倒的なコストパフォーマンス

電子書籍端末の4つのカテゴリでどのカテゴリが一番お買い得か?

・・・と聞かれれば間違いなくKindleです。

端末代が安いのもそうですが、多数の無料本、セール本、読み放題といったサービスのコストパフォーマンスが高いためです。

目に優しい電子ペーパーで読める本があるKindleストアは「ストア」とは名がつくものの、無料で読める本が大量にあります。 しか...
電子ペーパーで読める電子書籍があるKindleストアではよくセールが行われています。 ただ、他の電子書籍ストアのようにトップペ...
2017年10月にAmazonプライムとその学生版のPrime Studentの特典の1つとしてPrime Readingが追加され...
Kindle Unlimited(キンドル アンリミテッド)とは月額980円でKindleストアの対象本が読み放題になるサービスです...

自炊もできる

紙の本をスキャンして電子書籍にする、いわゆる自炊については以下の記事をどうぞ。

電子書籍でいうところの自炊とは紙の本をスキャンし、電子書籍にすることです。 自炊した電子書籍はパソコンやタブレットで読むことも...

PDFは変換が必要

PDFは一応サポートしていることになっていはいますが、自炊PDFのようにすべてが画像で構成されたPDFをまともに表示することはできません。

PDFを読むには変換が必要です。

目に優しいe-inkのKindleで読書をしていると、眩しい液晶画面で読んでいるPDFファイルをKindleでも読みたくなります。 ...

WebページをEpubPressで読める

Kindle端末にはWebブラウザが内蔵されているものの「体験版」となっており、まったく使いものになりません。

ただ、パソコンのChromeブラウザで見ているWebページをKindle向けに整形してインターネット経由でKindleに転送して読むことができます。

Kindle端末にはブラウザが搭載されているため、目の疲れにくい電子ペーパーでウェブサイトを見ることができます。しかし現状、電子ペーパーのブラウザは実用になりません。ただ、解決方法はあります。

Kobo端末

kobo端末については以下の記事をどうぞ。

楽天koboの現行端末は3機種です。 kobo aura ONE kobo aura H2O Edition 2 ...

ソニー デジタルペーパー

デジタルペーパーとはソニーのPDF専用e-ink端末です。

紙のノートと同様のサイズと重さ、ペンで書き込みもできることから紙のノートを完全に置き換えることができます。

ソニーのデジタルペーパーとはPDF専用のe-ink(電子ペーパー)端末です。 A5サイズ(10.3インチ)のDPT-CP1とA...

E-Ink Android

ディスプレイにe-Ink(電子ペーパー)を使った中国製のAndroid端末が存在します。

PDFを変換なしにそのまま読めるのはメリットです。

ただ、Google PlayからKindleアプリやKoboアプリをインストールしてまともに動くかというと・・・

e-ink(電子ペーパー)のディスプレイはそれ自体は発光せず、ブルーライトを出さないなためか、液晶ディスプレイと比較して目が疲れませ...

YotaPhone2

YotaPhone2とはロシアのYotaDevices社のAndroidスマホです。

スマホの表面に5インチのカラー液晶、背面に4.7インチのe-ink画面を搭載しています。


YotaPhone2

そして4.7インチのe-ink画面にAndroidの画面を表示してAndroidを操作することができます。

それなら前述のe-ink Androidと何が違うんだと思われるかもしれません。

前述のe-ink AndroidはKindleアプリやKoboアプリを普通にインストールして普通に使うことが大変難しいものがあります(詳細は以下の記事をどうぞ)。

e-ink(電子ペーパー)のディスプレイはそれ自体は発光せず、ブルーライトを出さないなためか、液晶ディスプレイと比較して目が疲れませ...

それに対して、YotaPhoneは背面にe-ink画面でAndroidアプリを普通に操作できるのです。

KindleアプリもKoboアプリも普通に使えますし、PDFもそのまま読めます。

Webブラウザさえもe-ink画面でサクサク見れるのです。

しかし、スマホゆえに画面が4.7インチと小さく、電子書籍端末としては苦しいものがあります。

Paperlike Pro

Paperlike Proは電子ペーパーのパソコン(Windows/Mac)のセカンドモニターです。

モニターなので正確には端末とは呼べないかもしません。

パソコンとはHDMIケーブルとUSBケーブルで接続します。

当然、パソコンでできることは基本的にすべてできます。

そのため、パソコンを使う前提ならば最強の電子ペーパーと言えるかもしません。

ただし、価格的にも手間的にも万人におすすめできるものではありません(詳細は以下の記事をどうぞ)。

パソコンで長時間仕事をしていると本当に目が疲れます。 眩しい液晶画面を見つめ続けるのですから当然です。 目薬とかブルーラ...

おすすめは?

じゃあ、おすすめは何なんだ?と聞かれればこうなります。

液晶ディスプレイを見ていると目が疲れること、電子書籍が好きなことがあり、ディスプレイとして電子ペーパー(e-ink)を搭載した端末を...