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OneNote for Windows10のサポート終了(廃止)

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OneNote for Windows 10とは

OneNoteとはマイクロソフトのデジタルノートアプリです。

マルチプラットフォーム(Windows / Mac / iPad / iPhone / Android)でノートを同期できる便利な定番アプリです。

ただし、Windows版のOneNoteだけは2種類存在します(過去には有料版のOneNoteも存在したもっとややこしい時期もありました……)。

  • OneNote for Windows
  • OneNote for Windows 10

PCのスタートメニューに2つのOneNoteが存在し、

なぜOneNoteが2つあるんだ?
どっちのOneNoteを使えばいいんだ?

と迷った人も多いのはないでしょうか。

使うべきは「OneNote for Windows」の方です。

なぜなら「OneNote for Windows 10」は2025年10月14日に廃止(サポート終了)されるからです。

Windows 10も同時に終了

OneNote for Windows 10はWindows 10のPCにプリインストールされていました。

実際、プリインストールされていたからという理由でOneNote for Windows 10を使っている人も多いと思います。

そのWindows 10のサポートはOneNote for Windows 10と同じ2025年10月14日に終了します。

まあ、10月14日以降もWidows 10 PCを使い続けることもできますがいつコンピューターウイルスに感染してもおかしくないので全くおすすめできません。

OneNote for Windows 10だけでなくWindows 10も使っているならWindows 11 PCへの移行も検討する必要があります。

OneNote for Windowsのインストール

OneNote for Windowsのインストール方法は複数あります。

  • Office 2024をインストールする
  • Microsoft 365をインストールする
  • Microsoft Storeからインストールする

Office 2024Microsoft 365を使う予定があれば一緒にインストールするのが楽です。

また、Microsoft 365なら1TB(1024GB)までノートを保存できます(詳細は後述)。

ノートデータの移行作業は不要

OneNote for Windows 10からOneNote for Windowsへのノートデータの移行作業は必要ありません

OneNote for Windows 10で使っていたのと同じMicrosoftアカウントをOneNote for Windowsを使うだけです。

Windows 10からWindows 11 PCへ移行した場合でも同様です。

逆に言えばOneNote for Windows 10とOneNote for WindowsでMicrosoftアカウントを変えてしまうとノートデータは引き継がれません

全情報をOneNoteに保存して検索可能にする

EdgeブラウザやChromeブラウザでOneNote Web Clipper」というブラウザ拡張を使うとWebページをOneNoteに保存したりメモ等を書き込んだりできます。

なぜOneNoteに保存?

と思われるからも知れませんが理由はOneNoteを検索するだけで簡単に情報を取り出せるからです。

OneNoteはテキストだけでなく画像、Officeファイル(.docxや.xlsxなど)、PDFも検索できます。

それらのファイルを「添付」でなく「挿入」した場合、ファイルの内容もテキスト検索対象になります。

内容のテキスト検索

画像ファイル
(.pngや
.jpgなど)
挿入のみ 画像内の文字
が認識される
Officeファイル
(.docxや
.xlsxなど)
添付
挿入
PDFファイル 添付
印刷イメージ
の挿入

何でもかんでもOneNoteに放り込み必要な時に検索して取り出せるのはとても便利です。

ただし通常だと5GBまでしかノートを保存できないため、そのような使い方をしていると容量不足に悩まされます。

Microsoft 365 Personalを導入するとOneNoteの保存先であるOneDriveの容量が1TB(1024GB)に増量され、容量の心配がなくなリます。