
2021年現在、iPadの現行機種は次の5種類です。
それぞれの違いは何でしょうか。
比較表
iPad Pro | iPad Air | iPad | iPad mini | |||
---|---|---|---|---|---|---|
画面 | サイズ | 12.9インチ | 11インチ | 10.5インチ | 10.2インチ | 7.9インチ |
解像度 | 2048×2732 | 1668×2388 | 1668×2224 | 1620×2160 | 1536×2048 | |
重量(Wi-Fiモデル) | 641g | 471g | 456g | 483g | 301g | |
サイズ (mm) | 幅x高さ | 214×280 | 179×248 | 174×251 | 135×203 | |
厚さ | 5.9 | 6.1 | 7.5 | 6.1 | ||
Apple Pencil | 第2世代 / 第1世代 | 第1世代のみ | ||||
純正キーボードカバー | Magic Keyboard 12.9インチ | Magic Keyboard 11インチ | Smart Keyboard | × | ||
MS Office 無料編集 | × | ◯ | ||||
ストレージ | 32GB | × | ◯ | × | ||
64GB | × | ◯ | × | ◯ | ||
128GB | ◯ | × | ◯ | × | ||
256GB | ◯ | × | ◯ | |||
512GB 1TB | ◯ | × | ||||
カラー | シルバー | ◯ | ||||
スペースグレー | ◯ | × | ||||
グレー | × | ◯ | × | ◯ | ||
ゴールド | × | ◯ |
画面サイズと本体サイズは比例しない
画面サイズが大きいと基本的に本体サイズも大きくなります。
しかし、画面サイズと本体サイズは比例しません。
iPad Airは10.5インチ、iPadは10.2インチですが両者の本体サイズは同じです。
これはiPadよりiPad Airのほうがベゼル(画面の周りの「枠」の部分)が狭いためです。
iPad Airよりさらに画面が大きいiPad Pro 11インチは本体サイズが大きいイメージがあるかもしれませんが、実際には高さはiPad Airより低くなっています(横幅は5mmだけiPad Pro 11のほうが広いのですが)。
これはiPad Pro 11インチのベゼルがiPad Airより狭いためです。
コンパクトな本体サイズで大きな画面を求めるならiPad Pro 11がおすすめです。
第2世代Apple PencilはiPad Proのみ
Apple Pencilには第2世代と第1世代があります。
第2世代 | 第1世代 | |
---|---|---|
iPad Pro 12.9 iPad Pro 11 | ◯ | |
iPad Air iPad iPad mini | × | ◯ |
持ち運び | iPadと磁気コネクタで接続 | iPadとは別 |
形状 | 転がらない | 転がる |
充電 | iPadと磁気コネクタで接続 | iPadとコードで接続 |
ダブルタップ | ツール切り替え | × |
第1世代は使い勝手が悪い点がある
第2世代も第1世代もペンの性能は替わりません。
しかし、第1世代には使い勝手の点でいくつかの課題があります。
- iPadと別に持ち運ぶ必要がある。
- 円柱形状のため机の上で転がってしまう。
- 充電が面倒。
第2世代はこうした課題を解決しています。
しかし、第2世代が対応しているのはiPad Proのみで、他のiPadは第1世代しか使えません。
そのため、ペン入力をよく使うなら第2世代が使えるiPad Proがおすすめです。
マイクロソフトOfficeの無料編集はiPad miniのみ
iPadではマイクロソフトOfficeアプリ(Excel、Word、PowerPoint)を使えます。
Officeファイルを編集するためにはMicrosoft 365のライセンスが必要で、ライセンスがなければ閲覧しかできません。
Microsoft 365はサブスクプション(買い切りでなく毎年の支払いが必要な契約)です。
ただ、それには画面サイズが10.1インチ以下であればMicrosoft 365のライセンス無しでもファイル編集ができます。
iPadの現行機種で唯一10.1インチ以下であるiPad miniなら、無料でマイクロソフトOfficeのファイル編集ができます。
キーボードカバーの限界
iPad Proにはアップル純正のMagic Keyboardが発売されています。
iPad AirとiPadにはアップル純正のSmart Keyboadです。
このようなキーボードカバーはスマート感はありますが、キーボードのサイズはiPadのサイズに制限されます。
キーボードサイズはiPad Pro 12.9インチでも28cm、iPad AirとiPadでは25cmに収めないといけないため、どうしても窮屈なキー配列になります。
スマート感には欠けますが、iPadのサイズの制約を受けないBluetoothキーボードのほうが文字入力はしやすいです。
また、Magic Keyboardにはトラックパッドが搭載されていますが、細かい操作ではトラックパッドよりマウスのほうが有利です。
クラウド中心の使い方なら32GBがお買い得
現在は写真はiCloud、動画や音楽はストリーミングというクラウド(インターネット上のサービス)がメインの使い方をする人が多いのではないでしょうか。
クラウドメインならiPadのストレージに大容量は必要はありません。
現行のiPadで唯一、32GBが選択できるのはiPad(無印)で3万円台で購入できます。
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