
UMPCとは
UMPC(Ultra Mobile PC)とは2006年に提唱された小型のタッチパネル付PCの規格ですが、現在では超小型ノートパソコンという意味合いで使われることが多いようです。
小さいノートパソコンは決して使いやすくないにもかかわらずUMPCに心ひかれる方は多いのではないでしょうか。
Windows 11のシステム要件は9インチ以上
Windows 11のシステム要件ではディスプレイサイズは9インチ以上となっています。
しかし、One-Netbook A1 ProやONEXPLAYER miniは7インチでWindows 11ですので9インチ未満ならWindows 11が動かないということはないと思います。
ただ、Windows 11のシステム要件を満たさないWindows 10 PCはWindows 11に無料アップグレードできません。
そのため、9インチ未満のWindows 10搭載UMPCにはWindows 11にアップグレードできないものがあるかもしれません。
ONEXPLAYER

ONEXPLAYERのゲーミングUMPCです。
7インチは「ONEXPLAYER mini」なら重さはなんと619gです。
専用キーボードも販売されています。
8.4インチの「mini」のつかない「ONEXPLAYER 2」はRyzen7を搭載しています。
本体とドッキングできるコントローラーに十字キーとABXYボタンがついています。
キーボードなしのWindowsタブレットとしては使えます。
One-Netbook A1

One-Netbook TechnologyのOne-Netbook A1は上の写真のように回転する7インチ画面のUMPCです。
エンジニアをターゲットにしておりUMPCでありながらなんとRS-232端子を搭載しています。
未だに(?)仕事でRS-232を使っている人にはかなりハマるのではないでしょうか。
そんなエンジニアがターゲットとはいえ、このサイズで日本語キーボードも選択できます。
キーピッチ15mm、キーストローク1.5mm、さらにバックライトまで搭載したキーボードでエンジニアリング用途以外にも実用性は高そうです。
OneMix3S
OneMix3SはOne-Netbook A1と同じOne-Netbook Technologyの8.4インチUMPCです。
AYANEO 2021
AYANEO 2021は7インチのゲーミングUMPCです。
Surface Go 3
10.5インチのSurface Go 3がUMPCと言えるか否かはかなり微妙です。
ただですね、PCでまともな仕事をしようと思うと結局、このサイズの画面とキーボードが必要なのではないでしょうか。
タブレットとして使うにしてもキーボードを360度回転させるタイプ(キーボードが分離しないので重い)を使い続けられるでしょうか。
Surface Go 3ならキーワードを切り離して544gのタブレットになります。
まあ、SurfaceなどのWindowsタブレット自体がiPadなどに比べると微妙だという話もありますが。
Windows 11はSモードの状態で出荷されていますが、Sモードを解除して通常のWindows 11として使えます。
超小型のUMPCはたしかに魅力的ですが、UMPCを次々と買い換える沼にハマっているならSurface Go 3で抜け出せる可能性があるかもしれません。
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