AZIK

仕事でそれなりの量の文章を書く人ならパソコンでの執筆速度を少しでも速くしたいと考えたことがあるのではないでしょうか。

スポンサーリンク

AZIKとは

AZIKとは出現頻度の高い音を少ない打鍵数で入力できるようにローマ字定義を拡張する仕様です。

AZIKを使うと通常のローマ字入力から大きな変更無しに日本語入力の打鍵数を減らすことができます(詳細は以下のリンク先を参照ください)。 拡張ローマ字入力 AZIK 総合解説書

日本語で特に出現頻度の高い音とそれに対応するAZIK拡張は以下です。

AZIK 標準ローマ字
打ち方 打鍵数 打ち方 打鍵数
しゃ しゅ しょ XA XU XO2打鍵 SHA SHU SHO3打鍵
ちゃ ちゅ ちょ CA CU COCHA CHU CHO
撥音 ANN 子音 + Z子音 + ANN4打鍵
INN 子音 + K子音 + INN
UNN 子音 + J子音 + UNN
ENN 子音 + D子音 + ENN
ONN 子音 + L子音 + ONN
二重母音 AI 子音 + Q子音 + AI3打鍵
UU 子音 + H子音 + UU
EI 子音 + W子音 + EI
OU 子音 + P子音 + OU
1234567890-QWERTYUIOP ASDFGHJKL;ZXCVBNM,.AIEIOUENNUUUNNINNONNANNSHCH

しゃ しゅ しょ ちゃ ちゅ ちょを2打鍵で入力

頻出する「しゃ しゅ しょ ちゃ ちゅ ちょ」はローマ字入力では3打鍵必要ですが、AZIKなら2打鍵で入力できます

撥音拡張

撥音(はつおん)とは「ん」の音です。

AZIKでは撥音の打鍵数を減らすことができます。

例えば「かん」はローマ字入力はKANNの4打鍵ですが、AZIKではKZと2打鍵で入力できます。

二重母音拡張

日本語で頻出する二重母音の打鍵数を減らすことできます。

例えば「さい」はローマ字入力はSAIの2打鍵ですが、AZIKならSQの2打鍵で入力できます。

スポンサーリンク

標準ローマ字との互換性を高める

AZIKは基本的にはローマ字入力と互換なのですが、残念ながら小さい「っ」の入力方法はローマ字入力と互換性がなく、AZIKではが「っ」となります。

例えば「あった」はATTAではなく、A;TAと入力します。

これは撥音拡張と二重母音拡張が子音の連続入力に割り当てられているためです。

例えばAZIKではZZと入力すると「ざん」となります。

しかし、ローマ字入力では同じ子音の連続は小さい「っ」なのです。

AZIKだけ使うのであれば慣れてしまえば済むのですが、仕事等で通常のローマ字入力を使うと子音の連続で小さい「っ」を入力するのがかなり辛くなります。

しかし、AZIKの撥音拡張と二重母音拡張を以下の赤字のように変更することで通常のローマ字入力と同じ方法で小さい「っ」を入力できるようになります。

AZIK標準ローマ字
打ち方 打鍵数 打ち方 打鍵数
しゃ しゅ しょ XA XU XO2打鍵 SHA SHU SHO3打鍵
ちゃ ちゅ ちょ CA CU COCHA CHU CHO
撥音 ANN 子音 + 7子音 + ANN4打鍵
INN 子音 + 8子音 + INN
UNN 子音 + 9子音 + UNN
ENN 子音 + 0子音 + ENN
ONN 子音 + -子音 + ONN
二重母音 AI 子音 + 2子音 + AI3打鍵
UU 子音 + 3子音 + UU
EI 子音 + 4子音 + EL
OU 子音 + 5子音 + OU
1234567890-QWERTYUIOP ASDFGHJKL;ZXCVBNM,.AIUUEIOUANNINNUNNENNONNSHCH

撥音と二重母音を数字に割り当てる

以下のようにAZIKを改造します(上図参照)。

  • 母音キーの右上の数字が撥音
  • 残りの数字と-が二重母音

子音連続の特殊拡張

AZIKには撥音でも二重母音でもない頻出音を打ちやすくするための「特殊拡張」があります(詳細は前述のAZIK総合解説書を参照ください)。

その特殊拡張の1つにTTの入力で「たち」とするものがあります。

これは小さい「っ」を;で打鍵することを前提にした特殊拡張で、同じ子音の連続は小さい「っ」となる標準のローマ字入力では実装できません。

そのため、後述のローマ字テーブルファイルではTCの入力で「たち」とするようにしています。

かも KMから KRがら GR
こと KTごと GT
ざる ZR
した ST
する SR
たち TCだち DTたび TBため TMたら TR
です DSでも DM
なる NR
にち NT
ねば NB
ひと HTびと BT
ます MSまた MT
もの MN
よる YR
られ RR
わた WTわれ WR
スポンサーリンク

設定方法

ローマ字入力との互換性を高めた(撥音拡張と二重母音拡張を数字キーに割り当てた)AZIKは以下の手順で設定できます。

WindowsでもMacでも設定可能です。

Google日本語入力をインストールします。 Google日本語入力

以下からローマ字テーブルファイル(azik2.txt)をダウンロードします。 Google日本語入力用のローマ字テーブル

「Google日本語入力環境設定」を開き、「ローマ字テーブル」の「編集」をクリックします。

「Google日本語入力ローマ字設定」画面で「編集」-「インポート」を選択します。

「現在のローマ時テーブルを上書きしますか?」の確認メッセージが表示されるので「OK」をクリックします。

ダウンロードしたローマ字テーブルファイル(azik2.txt)を選択します。

コメント