Snapdragon搭載PCは、軽さ・電池持ち・静音性に優れる一方で、「使えないソフトがあるのでは?」と不安に感じている人も多いはずです。
実際にARM版Windowsでは、特定のソフトや用途で制約があります。
この記事では、Snapdragon搭載PCで使えない・使いにくい具体的なソフト名を一覧で整理しつつ、後悔しない選び方とWindows VPS仮想デスクトップで制約を回避する方法まで解説します。
Snapdragon搭載PCで使えないソフト一覧
購入前に必ず確認してください。
仮想化ソフト(ほぼ使えない)
- VMware Workstation Pro
- VMware Player
- Oracle VM VirtualBox(x86仮想化)
- Hyper-V(x86ゲスト用途)
Androidエミュレータ(ほぼ不可)
- BlueStacks
- NoxPlayer
- LDPlayer
アンチチート系ゲーム(ほぼ不可)
- Fortnite
- Valorant
- Apex Legends
- PUBG: Battlegrounds
- Call of Duty: Warzone
- Destiny 2
開発・仮想環境(制限あり)
- Docker Desktop(x86コンテナ)
- Android Studio Emulator(Intel HAXM)
GPU・重処理ソフト(制限あり)
- DaVinci Resolve
- Adobe Premiere Pro(機能制限)
- Adobe After Effects(重い・不安定)
- Blender(GPUレンダリング制限)
- OBS Studio(制限あり)
カーネルドライバ依存ソフト(非対応あり)
- Avast Antivirus(旧版)
- AVG Antivirus(旧版)
- Norton 360(旧版)
- McAfee Total Protection(旧版)
- Cisco AnyConnect(旧版)
- FortiClient VPN(旧版)
- OpenVPN(TAPドライバ構成)
- Virtual Audio Cable
周辺機器ソフト(旧版は注意)
- Elgato Game Capture(旧版)
- AVerMedia RECentral
- Logicool Gaming Software
- Razer Synapse(旧版)
- SteelSeries Engine(旧版)
- Corsair iCUE(旧版)
業務・CADソフト(旧版は厳しい)
- 弥生会計(旧版)
- 勘定奉行(旧版)
- AutoCAD(旧版)
- SOLIDWORKS
- CATIA
結論:使えないソフトがあるのは事実
特に「ドライバ」「仮想化」「ゲーム」「古いソフト」は要注意です。
Snapdragon搭載PCのメリット
- 軽量で持ち運びしやすい
- バッテリー持ちが非常に良い
- 発熱が少なく静音
- Web・Office用途は快適
Snapdragon搭載PCの最大の弱点
最大の弱点は「ARM版Windowsによる互換性」です。
ただし、この問題は使い方で回避できます。
Windows VPS仮想デスクトップで制約を回避する
Snapdragon搭載PCの弱点はWindows VPS仮想デスクトップで補えます。
仕組み
- 手元:Snapdragon搭載PC(軽くて快適)
- クラウド:通常のWindows(x64環境)
- リモート接続して使用
回避できること
- 使えないソフトをクラウド側で動かせる
- 業務ソフトの互換性問題を回避
- 重い処理をクラウドに任せられる
Snapdragon搭載PCはこんな人におすすめ
- ブラウザ・Office中心
- 持ち運び重視
- クラウド活用が多い
おすすめしない人
- 使うソフトが決まっている人
- ゲームをしたい人
- 仮想化を使う人
結論
迷っているなら Snapdragon搭載PC + Windows VPS仮想デスクトップという構成が最も安全です。
おすすめのSnapdragon搭載PC
Snapdragon搭載PCはモデルごとに「軽さ」「性能」「価格」のバランスが異なります。
ここでは、用途別におすすめできる代表モデルを厳選して紹介します。
| 項目 | Surface Laptop | ASUS Vivobook S15 | Lenovo Yoga Slim 7x | HP OmniBook X | Dell XPS 13 |
|---|---|---|---|---|---|
| おすすめ度 | ★★★★★ | ★★★★☆ | ★★★★★ | ★★★★☆ | ★★★★☆ |
| 特徴 | バランス重視 | コスパ重視 | 高性能 | ビジネス向け | 軽量プレミアム |
| 向いている人 | 初めてSnapdragon搭載PCを買う人 失敗しにくい定番が欲しい人 | 価格を抑えて試したい人 日常用途が中心の人 | 性能重視で選びたい人 作業用PCとして使いたい人 | 仕事用PCを探している人 実用性を重視する人 | 持ち運びを最優先したい人 デザイン性も重視する人 |
| 価格帯 | 中 | やや安い | 高い | 中 | 高い |
| 強み | 完成度が高い 安定感がある | 価格と性能のバランスが良い | 余裕のある性能 ディスプレイ品質が高い | 堅実で仕事向き | 軽い 高級感がある |
| 注意点 | 価格は最安ではない | 上位機より質感や性能は控えめ | 価格が高め | 趣味用途より実務向き | 価格が高め コスパ重視向きではない |
| こんな選び方 におすすめ | 迷ったらこれ | まずは安く試したい | 性能を優先したい | 仕事でしっかり使いたい | 外出先で快適に使いたい |
迷ったらこれ Surface Laptop
Snapdragon搭載PCの中でも最もバランスがよく、完成度が高いのがSurface Laptopです。
Microsoft純正ということもあり、ARM版Windowsとの相性も良く、動作安定性も高いのが特徴です。
- 動作安定性が高い
- デザインと質感が良い
- 初心者でも扱いやすい
コスパ重視なら ASUS Vivobook S15 Snapdragonモデル
価格と性能のバランスが良く、コスパ重視で選びやすいモデルです。
Snapdragon搭載PCの中では比較的価格が抑えられており、初めて試す人に向いています。
軽作業中心なら十分な性能です。
- 価格が比較的安い
- 日常用途に十分な性能
- 入門機として最適
高性能・作業用なら Lenovo Yoga Slim 7x
高性能でクリエイティブ用途にも対応できるSnapdragon上位モデルです。
Snapdragon X Elite搭載の高性能モデルで、重めの作業もこなしたい人向けです。
- 性能が高く余裕がある
- ディスプレイ品質が高い
- 作業用PCとして使いやすい
ビジネス用途なら HP OmniBook X
ビジネス向け設計で安定性と実用性を重視したモデルです。
企業用途を意識した設計で、堅実に使いたい人に向いています。
- ビジネス用途に強い
- 安定性重視
- 法人利用にも向く
モバイル最強クラス Dell XPS 13 Snapdragonモデル
軽量で持ち運びやすく外出作業に最適なプレミアムモデルです。
軽さと高級感を両立したモデルで、外出先での作業が多い人に向いています。
- 非常に軽量
- デザインが良い
- 外出用途に最適
どれを選べばいいか
バランスが良く、失敗しにくいモデルです。
ただし、どのSnapdragon搭載PCを選んでも共通する注意点があります。
そのため、「完全に1台で完結させる」のではなく、
- 普段 → Snapdragon搭載PC
- 互換性が必要 → Windows VPS仮想デスクトップ
という使い分けが最も失敗しない構成です。









コメント
> ARM版WindowsのISOファイルは配布されていません。
記載の内容が何年何月時点の内容なのか不明ですが、
マイクロソフト公式サイトからARM版Windowsがダウンロードできるようです
Arm ベース PC 用 Windows 11 のダウンロード
ttps://www.microsoft.com/ja-jp/software-download/windows11arm64
コメントいただきありがとうございます。
ご指摘の「ARM版WindowsのISOファイルは配布されていません。」の記述は削除致しました。
とりあえずarmって正義です。シンプルに電力使わないエコ。その真逆がnvidia。二酸化炭素吐きまくってひたすらチキンレースの勝利だけ目指すスタンス。で流石にnvidiaもx86からarm移行真剣に考えてるようだが。この場合ボード面積がどんどん大きくなるでしょう。話変わりますが結局win11ってただのAIマイニングだよなとさっき思いついた。AIリソースを部分的にpc端末に負担させる。これってまさにビットコインのマイニングではないか。そう考えるとdrmの強制も理解できる。今大事なマイクロソフトのデータ処理してる所だからユーザーは勝手に触らないでくださいって事か。でもこれってそもそも私の所有するpcでは。なんか法的にかなりきな臭い火種になりそうな予感がしますが。まあgoogleも訴訟とか起訴されまくってますが儲かれば問題なしって事でしょうか。