MacやMacBookの日本語キーボードを見ても、スラッシュの逆向きの記号「\」が見つからず、「バックスラッシュはどこにあるの?」と迷うことがあります。
Macの日本語JISキーボードでは、専用のバックスラッシュキーがなくても入力できます。
US英語配列キーボードでは「\」キーを押します。
半角バックスラッシュをコピーしたいだけなら、次の1文字をコピーしてください。
\
この記事では、MacBookでのバックスラッシュの打ち方だけでなく、スラッシュ「/」との違い、¥キーだけで「\」を入力する設定、Google日本語入力、Karabiner-Elements、Windowsで円マークに見える理由まで解説します。
Macで半角英数字そのものを入力できない場合は、Macで英数入力に切り替える方法も確認してください。
スラッシュ(/)とバックスラッシュ(\)の違い
「スラッシュの逆」「逆スラッシュ」「逆向きスラッシュ」などと検索される記号の正式な呼び方として一般的なのが、バックスラッシュです。
| スラッシュ | バックスラッシュ | |
|---|---|---|
| 記号 | / | \ |
| 英語 | slash | backslash |
| よくある呼び方 | スラッシュ | 逆スラッシュ スラッシュの逆 |
| プログラミング | URLなどで使用 | エスケープ文字やパスなどで使用 |
見た目で覚えるなら、「/」がスラッシュ、「\」がバックスラッシュです。
「右スラッシュ」「左スラッシュ」と呼ばれることもありますが、入力方法を検索するときは「スラッシュ」と「バックスラッシュ」で区別したほうが情報を見つけやすくなります。
MacBookの日本語キーボードでバックスラッシュを入力する方法
MacBookやMagic Keyboardなどの日本語JIS配列では、キートップを探しても「\」が見当たりません。
日本語キーボードでは、次の2つのキーを同時に押します。
Optionキーを押したまま¥キーを押してください。
半角バックスラッシュをコピーしたい場合
キーボードで入力できない場合は、次の半角バックスラッシュをコピーして使えます。
\
プログラムやコマンドに貼り付ける場合は、後述する全角の「\」ではなく、上の半角「\」を使用してください。
US英語配列キーボードなら1キーで入力できる
US英語配列キーボードにはバックスラッシュ用のキーがあるため、Optionとの同時押しは不要です。
プログラミングなどで「\」を頻繁に入力するなら、US配列の外付けキーボードを使う方法もあります。
AmazonのKeychronストアでMac対応キーボードを見ると、JIS配列だけでなくUS配列を選べるモデルも探せます。
US配列を細かくカスタマイズしたい場合は、QMKやVIA対応US配列キーボードで日本語入力を使いやすくする方法も参考になります。
HHKBをMacで実際に使った感想については、HHKB StudioをMacで使ったときの操作感と設定で紹介しています。
Mac標準設定で¥キーだけでバックスラッシュを入力する
プログラミングなどで円記号「¥」よりバックスラッシュ「\」を使うことが多いなら、毎回Option + ¥を押す必要はありません。
Mac標準の日本語入力では、¥キーを押したときに入力する文字をバックスラッシュへ変更できます。
- 日本語入力に切り替える
- メニューバーの入力メニューをクリックする
- 「日本語 – ローマ字入力設定を開く」など、使用中の日本語入力ソースの設定を開く
- サイドバーで使用中の日本語入力ソースを選ぶ
- 「¥キーで入力する文字」をバックスラッシュに変更する
詳しい設定項目はAppleの日本語入力ソース設定でも確認できます。
Google日本語入力で¥キーをバックスラッシュにする
Google日本語入力を使用している場合も、¥キーで入力する文字を「\」に変更できます。
- Google日本語入力の環境設定を開く
- 「一般」を開く
- 「¥キーで入力する文字」を探す
- 「バックスラッシュ(\)」を選ぶ
GoogleもMac版Google日本語入力の設定として、¥キーで入力する文字をバックスラッシュに変更する方法を案内しています。
Google日本語入力をさらにカスタマイズしたい場合は、Google日本語入力の設定やAZIKを使う方法も参考にしてください。
Karabiner-Elementsで¥キーとバックスラッシュを入れ替える
Mac標準日本語入力やGoogle日本語入力の設定ではなく、キーボード自体のキー動作を変更したい場合はKarabiner-Elementsを使用できます。
Karabiner-Elementsには、日本語JISキーボードの¥と「\」を入れ替える公開ルールがあります。
- Karabiner-Elementsをインストールする
- 「Complex Modifications」を開く
- 「Add predefined rule」をクリックする
- 「Import more rules from the internet」をクリックする
- 公開ルールから「Swap ¥ and \ always on JIS Keyboards」を探してImportする
- Karabiner-Elementsに戻ってルールを有効にする
半角バックスラッシュと全角バックスラッシュの違い
「半角スラッシュの逆」「半角バックスラッシュ」を探している場合、プログラミングなどで通常必要なのはU+005Cの「\」です。
| 文字 | Unicode | 用途 | |
|---|---|---|---|
| 半角バックスラッシュ | \ | U+005C | プログラム コマンド パスなど |
| 全角バックスラッシュ | \ | U+FF3C | 日本語文章など |
| 円記号 | ¥ | U+00A5 | 円記号 |
| 全角円記号 | ¥ | U+FFE5 | 日本語文章など |
MacのバックスラッシュがWindowsでは¥に見えることがある
Macで入力した半角バックスラッシュ「\」をWindowsで表示すると、使用している日本語フォントやアプリによって円記号のように見える場合があります。
このとき重要なのは、見た目だけで判断しないことです。
例えば文字コードがU+005Cのままなら、画面上では「¥」のように表示されていても、プログラム上ではバックスラッシュとして扱われる場合があります。
Mac上でWindowsを使っていてキーの違いに困る場合は、Parallels Desktopでのキーボード操作とキー対応も参考になります。
Macでバックスラッシュが打てないときの確認ポイント
Option + ¥を押してもバックスラッシュが入力できない場合は、次の点を確認してください。
- 日本語JISキーボードかUS英語配列キーボードか確認する
- Optionキーが正常に動作しているか確認する
- ¥キー単独で文字を入力できるか確認する
- Google日本語入力など別の入力ソースを使用していないか確認する
- Karabiner-Elementsなどでキーを変更していないか確認する
- 外付けキーボードならMacで認識されている配列を確認する
Windows用キーボードをMacにつないでいる場合はキー対応が異なります。詳しくはWindowsキーボードをMacで使うときのキー対応を確認してください。
Macのバックスラッシュでよくある質問
日本語JIS配列のMacBookには、US配列のような専用のバックスラッシュキーはありません。Option + ¥で「\」を入力できます。
「\」は一般に「バックスラッシュ」と読みます。「逆スラッシュ」「スラッシュの逆」と呼ばれることもあります。
違います。半角スラッシュは「/」、半角バックスラッシュは「\」です。向きが逆で、プログラム上でも別の文字として扱われます。
次の1文字をコピーしてください。
\
できます。Mac標準日本語入力では「¥キーで入力する文字」をバックスラッシュに変更できます。Google日本語入力にも同様の設定があります。
まとめ
MacやMacBookでバックスラッシュを入力する方法をまとめると、次のようになります。
- 日本語JISキーボードはOption + ¥で「\」を入力する
- 「/」はスラッシュ、「\」はバックスラッシュ
- プログラムで使う半角バックスラッシュはU+005C
- Mac標準日本語入力では¥キーだけで「\」を入力する設定に変更できる
- Google日本語入力でも¥キーの出力を変更できる
- キー配置そのものを変更するならKarabiner-Elementsを使用する
- WindowsではU+005Cが円記号のように見える場合がある
1回だけ入力するならOption + ¥を覚えておけば十分です。
一方、プログラミングでバックスラッシュを何度も使うなら、¥キーの設定変更やUS配列キーボードを使うと入力が楽になります。
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