Windowsタブレットで自炊本(自炊マンガ)を読むメリット
電子書籍ストアの本も自炊本も読むことについてはAndroid、Fireタブレット、iPadを使うのが一般的となり、Windowsで読むという人は減っているのではないでしょうか。
しかし、Windowsタブレットで自炊本を読むのは他のタブレットにないメリットがあります。
- 自炊本の作成と閲覧を1台でできる
- 全ての自炊本を保存できる
- 大画面のタブレットが選べる
自炊本の作成と閲覧を1台でできる
たとえiPadやAndroidで自炊本を読んでいても、その自炊本を作成するのはWindowsという人がほとんどだと思います。
Windowsタブレットなら自炊本の作成と閲覧を1台でできます。
全ての自炊本を保存できる
自炊本をいつでもどこでも快適に読むためにはクラウドでなくオフラインで読めるようにする必要があります。
SDカードが使えないiPadでは高価な大容量モデルが必要です。
WindowsタブレットならSDカードやUSBストレージなどで柔軟にストレージを拡張し、全ての自炊本を保存できます。
大画面のタブレットが選べる
iPadは最大でも12.9ですが、かなり高価です。
大画面のAndroidはほとんどありません。
しかし、タブレットにもなる2in1のWindowsノートなら大画面で安価なものもあります。
快適に読めるアプリの要件
以下に対応しているアプリならWindowsタブレットで自炊本を読めるのですが、すべて対応しているアプリはなかなか見つかりません。
- タッチ操作
- 右開き(マンガ)の見開き
- 半ページ送り(表紙1ページ)
- 一覧からのジャンプ
タッチ操作
マンガミーヤやLeeyesといったかつての定番アプリはマウス・キーボード操作が前提でタッチ操作が考慮されていません。
もちろんそれでもタッチ操作で使えはしますが、快適とは言えません。
まあそれ以前に長期間、更新が止まっていますが……
右開きの見開き
見開きができないとせっかくの大画面が活かせません。
海外の自炊本アプリには見開きという概念がないものは結構あります。
さらに右開き(マンガモード)に未対応だとマンガの左右のページが逆に表示されてしまいます。
こちらも海外アプリにはできないものが普通にあります。
半ページ送り(表紙1ページ)
自炊本の表紙を1ページでスキャンするか見開きがズレないように空白ページを加えて2ページにするか悩ましい問題で2ページに統一できていない人は多いのではないでしょうか。
また、空白ページをスキャンし忘れた場合も見開きがズレてしまいます。
そうした場合のため、Perfect Viewerなどの定番自炊アプリには「半ページ送り」や「表紙1ページ」と呼ばれる見開きのズレを解決する機能があります。
この機能がないと自炊本ファイル(CBZファイル)に空白ページを挿入する作業が必要になってしまいます……
ページジャンプ
読みたいページに移動する機能です。
このページがないと1ページずつページめくりする羽目になります。
Cover

タッチ操作に最適化されているため、Windowsタブレットだと後述のNeeViewより使いやすいです。
無料では書架(本棚)に26冊以上の本を登録できず、無制限に登録するには470円の課金が必要です(250冊なら170円)。
しかし、自炊本ファイルを直接開いたり、エクスプローラーで自炊本をタップしてCoverを起動できますので書架機能を使わないなら無料でも問題なく使えます。
画面中央付近をタップするとタッチ操作に最適化されたメニューが表示されます。
画面下はスクロールによるページジャンプです。
画面上の「対」の文字は謎ですが、右開き(マンガモード)の見開きがズレたら「2ページ表示」か「2ページ表示、1枚目は表紙」をタップするだけで修正できます。
NeeView

NewViewは画像ビューアなのですが、CBZやCBZにも対応しているため、自炊本ビューアとしても使えます。
右開き見開きにもしっかり対応しています。
以下の操作はタッチに最適化されています。
画面右をタップ | 前のページ |
---|---|
画面左をタップ | 次のページ |
画面中央をタップ | パネルを表示 |
ピンチイン・ピンチアウト | 拡大・縮小 |
上記以外の操作はマウス・キーボード向けのUIのため、Windowsタブレットでは使いやすくはありません。
見開きのズレを修正するには「移動」メニューの「1ページ進む」か「1ページ戻る」を選択します。
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