BitLocker To Go Readyは非推奨
BitLocker To Goとは外付けハードディスクやUSBメモリを暗号化するWindowsの機能です。
Windowsに統合されているため暗号化を意識することなく使えるのですが、暗号化にはWindowsのProエディションが必要です。
また、BitLockerによる暗号化はTPM(Trusted Platform Module)というセキュリティ処理専用のハードウェアを使って行われます。
Windows 11のハードウェア要件にはTPM
が含まれるため、Windows 11 PCであればTPMが搭載されています。WindowsのHomeエディションでもBitLocker To Go Readerアプリ(bitlockertogo.exe)を使えばBitLocker To Goによって暗号化されたデバイスから読み出しはできます(書き込みはできません)。
しかし、このBitLocker To Go Readerは既に開発が終了し、現在は非推奨機能とされています。
将来、BitLocker To Go Readerが廃止されてしまうとWindowsのHomeエディションではBitLocker To Goで暗号化されたデバイスからの読み出しができなくなる可能性があります。
そのため、BitLocker To Goの代替を検討している人は多いのではないでしょうか。
暗号化機能付きの外付けハードディスクやUSBメモリ
BitLocker To Goの代替として最も確実、かつ簡単なのがハードウェア暗号化機能付きの外付けハードディスクやUSBメモリです。
前述のようにBitLockerもハードウェアで暗号化をしています。
USBガード
どうしても暗号化機能のない通常の外付けハードディスクやUSBメモリを暗号化して運用する必要があるなら、USBガードで丸ごと暗号化できます。
使い方は暗号化したいUSBデバイスを接続しパスワードを設定するだけです。
暗号化したUSBデバイスをPCに接続してもUSBガードがインストールされ、かつパスワードがわからなければファイルは読み出せません。
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