6種類のSurfaceの比較

Surface Go

マイクロソフトのSurfaceはWindowsの開発元であるマイクロソフトが開発しているパソコンです。

スポンサーリンク

Surfaceの種類

Surfaceは「面」という意味で「サーフェス」や「サーフェイス」と読めますが、マイクロソフトのSurfaceは「サーフェス」と読むようです。

初代SurfaceであるSurface RTが発売されたのは2013年で当時、Surfaceはその名の通り「面」のような2in1の1機種しかありませんでした。

しかし、現在ではクラムシェルノート(貝のように閉じられるノートパソコン)のSurface Laptop 3やデスクトップのSurface Studioなど6種類にまで拡大されています。

  • Surface Go
  • Surface Pro 7
  • Surface Pro X
  • Surface Book 2
  • Surface Laptop 3
  • Surface Studio 2

Surfaceの特徴

  • マイクロソフトがハードもソフトも開発
  • 画面の縦が長い
  • Surfaceペン
  • Office Home and Business 2019搭載

マイクロソフトがハードもソフトも開発

マイクロソフトとはWindows OSやマイクロソフトOfficeを開発している会社です。

Windowsパソコンは通常、パソコンメーカーがハードウエアを開発しますが、Windows OSやOfficeはマイクロソフトから提供されたものを搭載します。

それに対し、マイクロソフトがハードウエアとソフトウエアの両方を開発する唯一のWindowsパソコンがSurfaceシリーズです。

ちなみにMacもアップルがハードとソフトの両方を開発していますが、macOSがMac以外に提供されることはありません。

画面の縦が長い

現在、パソコンの画面の横と縦の比率は16:9が主流となっています。

16:9は動画を見るにはちょうどいいのですが、マイクロソフトOfficeを使ったり、書類を読むには縦方向が狭いです。

対してSurfaceの画面比率は3:2と縦方向が長くなっています。

3:2のパソコンは珍しいため、Surfaceを選択する大きな理由の1つになります。

Surfaceペン

全機種でSurfaceペンが使えます。

OneNoteやExcelなどに手書きの図形などを書き込むこともでき、マウスで作図する無駄な時間を大幅に短縮することができます。

Surfaceペンは傾き検知に対応し、応答速度はアップルペンシルの2倍です。

Office Home and Business 2019搭載

廉価なOffice搭載パソコンではOffice Personalが搭載されていることが多いです。

Office PersonalにはPowerPointが含まれていません。

Surfaceは全機種がOffice Home and Business 2019を搭載しています。

まあ前述の通り、OfficeはSurfaceと同じマイクロソフトが開発していますから、社内から安く調達できるのかもしれませんが。

Office Home and Business 2019
マイクロソフト
Excel / Word / PowerPoint / Outlook
2台までのWindows PC / Macで利用可能

比較表

Surface
Go
Surface
Pro 7
Surface
Pro X
Surface Book 2 Surface Laptop 3 Surface
Studio 2
画面サイズ 10インチ 12.3インチ 13インチ 13.5インチ 15インチ 13.5インチ 15インチ 28インチ
形状 2in1 クラムシェル デスクトップ
キーボード 別売りタイプカバー 付属タイプカバー キーボード一体 付属
ペン / マウス 別売り 付属
LTEモデル 有り 全モデル
画面解像度 1,800×1,200 2,736×1,824 2,800×1,920 3,000×2,000 3,240×2,160 2,256×1,504 2,496×1,664 4,500×3,000
CPU Pentium
Gold
第10世代Core
i3-1005G1
i5-1035G4
i7-1065G7
マイクロソフト
SQ1
第7世代Core
i5-7300U
第8世代Core
i5-8650U
i7-8650U
第8世代Core
i5-8350U
i7-8650U
第10世代Core
i5-1035G7
i7-1065G7
Ryzen 5 3580U
Ryzen 7 3780U
第7世代Core
i7-7820HQ
Windows
10
Home
(Sモード)
Home Home
(ARM版)
Pro Home Pro
グラフィック Intel HD 615 UHD
Iris Plus 640
Adreno 685 Intel HD 620
GeForce GTX 1050
GeForce GTX 1060 Iris Plus Redeon Vega 9
Radeon Vega 11
GeForce GTX 1060
GeForce GTX 1070
Windows
MR Ultra

(i7モデルのみ)
メモリ 4GB
8GB
4GB
8GB
16GB
8GB
16GB
16GB 8GB
16GB
16GB
32GB
ストレージ 64GB eMMC
128GB SSD
128 SSD
256GB SSD
512GB SSD
256GB SSD
512GB SSD
1TB SSD
128 SSD
256GB SSD
512GB SSD
1TB SSD
1TB SSD
2TB SSD
総重量 765g 1.3kg弱 1.6kg 1.9kg 1.3kg弱 1.5kg強
重量
(本体のみ)
522g 775g〜
790g
774g 720g 800g
USB-C 1 2 1
USB-A 1 2 1 4
SDカード microSDXC SDXC SDXC
Surface
Connect
1 1 1 2 1
Gigabit
Ethernet
学生優待タイプカバー同時購入
Surface Pro X
マイクロソフト
Surface Studio 2
マイクロソフト
480,380円

Surface Go

Surfaceシリーズ中、最軽量かつ最小なのがSurface Goです。

キーボード(タイプカバー)込みの重量は765gしかありません。

そのため、PCを持ち運ぶ機会の多い人にはおすすめです。

ただ、キーボードは別売りです。。。

また、キーボードを切り離して本体だけで使う場合、重量は522gとタブレットとして常用できる重さです。

Surface Pro 7

Surface Pro 7は大きめの2in1です。

別売りのキーボード(タイプカバー)込で1.25kgですので十分持ち運べます。

Windowsタブレットを使うならキーボードは必須のため、Surface Pro本体の価格にタイプカバーの価格を合わせて考える必要があります。

ただ、別売りなら英語キーボードも選択できるというメリットもあります。

特にマイクロソフトストアなら普通に英語キーボードを購入できます。

Surface Pro X

Surface Pro Xは以下の点で他のSurfaceとかなり異なります。

  • ARM CPU
  • 常時LTE接続

ARM CPU

Windows PCには通常、x86と呼ばれる系統のCPUが搭載されています。

それに対して、Surface Pro Xに搭載されているのはARMと呼ばれる系統のCPUです。

ARMはiPhoneやAndroidなどで使われているCPUです。

しかし、ARM CPUではx86向けに作られた通常のWindowsアプリはそのままでは動作しません。

そのため、Surface Pro Xは通常のWindowsアプリ(x86アプリ)をWOA(Windows On ARM)によってARM用に変換しながら動作させます。

そんな手間をかけてまでARM CPUを使う理由はx86より消費電力が低いからだと思われます。

常時LTE接続

外出先で通常のPCを使う際、何らかの方法でインターネット接続する必要があります。

でもスマホなら何も考えずにインターネット接続できますよね。

それはスマホが常時LTE接続しているためです。

Surface Pro Xはスマホと同じ常時LTE接続に対応しています。

そのため、外出先であってもスマホのようにインターネット接続について何も考える必要はありません。

Surface Pro X
マイクロソフト

Surface Book 2

ノートパソコンなのに独立GPU(グラフィックボード専用演算ユニット)を搭載(Core i7モデルのみ)しているのがSurface Book 2です。

デスクトップパソコンでないと難しかったリアルなゲーム、動画編集、VRなど負荷の高い処理がSurface Book 2ならできます。

Windows Mixed Reality Ultraにも対応しています(Core i5の1モデルを除く)。

キーボードにGPUを搭載した2in1

GPU(Graphic Processing Unit)とはその名の通り、グラフィック専用の演算装置です。

GPUは高価で電力も必要なため、GPUを搭載しているのはゲームや動画編集など、特定用途向けの高価なデスクトップパソコンです。

GPUを搭載しているノートパソコン(ゲーミングノートなどと呼ばれます)はほとんどありません。

GPUが重要なのはわかっていても今時、机を専有するデスクトップを買うのも・・・。

しかし、今時のタブレットPCや薄型ノートにはGPUを搭載するスペースも電力もありません。

ましてタブレットPCにGPUなど絶望的です。

そんな中、なんと2 in 1(タブレットとしてもノートとしても使えるパソコン)にGPUを搭載しているのがSurface Book 2です。

しかも、キーボードを分離することでタブレットとしてもノートパソコンとしても使うことができます(2in1)。

2in1

キーボード(下の写真)にはGPUとバッテリーが内蔵されています。

キーボード

バッテリーは当然、タブレット(本体)にも内蔵されています(そうでないとキーボードを分離してタブレットだけで動きませんから・・・)。

つまり、こういうことです。

キーボード装着時 キーボード分離時
用途ノートパソコンタブレット
GPU
バッテリー駆動時間長い
(最長17時間)
短い
重量(13.5インチ)約1.6kg約0.72kg
重量(15インチ)約1.9kg約0.8kg

ただ、Core i5モデルだけは独立GPUでなく統合GPUのため、キーボードにGPUはありません。

ちなみに2 in 1パソコンの中にはキーボードにタブレット本体が「乗っているだけ」のようなチープなものもありますが、Surface Book 2のキーボードと本体はDynamic Fulcrum Hingeと呼ばれる特殊なヒンジによってガッチリと合体します。

Dynamic Fulcrum Hinge

そのため、キーボート接続時は「タブレットっぽさ」は完全に消え、まったくノートパソコンのように使うことができます。

Windows Mixed Reality Ultra対応

Windows Mixed Reality(複合現実)とはVR(仮想現実)と現実世界を複合させるWindows 10の標準機能です。

Windows 10パソコンに対応ヘッドセットを接続することでWindows MR(Mixed Reality)が楽しめます。

ただし、このWindows MRはWindows 10ならどのPCでも使えるわけではなく、以下の要件があります。

Windows MRWindows MR Ultra
GPU Intel HD Graphics 620以上
Nvidia MX150以上
Nvidia 965M以上
Nvidia GTX 860/1050以上
AMP RADEON RX460/560以上
CPU Core i5 7200U デュアルコア以上 Core i5 4590 クアッドコア以上
AMP Ryzen 5 クアッドコア以上

Windows MRの要件は廉価PCでなければ対応できるものの、グラフィックの質は高くありません。

対してWindows MR Ultraはリアルなグラフィックを楽しますが、「普通の」パソコンで対応できる要件ではありません(特にGPU)。

Surface Book 2のCore i7モデルはこのWindows MR Ultraに対応しています(Core i5モデルだけは未対応です)。

13.5インチと15インチのサイズ感の比較

左が13.5インチモデル、右が15インチモデルです。

閉じた状態での比較。

13.5インチモデルもお世辞にも小さいとは言えないため、15インチモデルと並べてみるとサイズが大きく違うようには見えません。

だったら購入するのは15インチでしょうかね。。。

Surface Laptop 3

マイクロソフトのSurfaceと言えばSurface Go、Surface Proのような2in1(タブレットとしてもパソコンとしても使える)を思い浮かべる人が多いと思います。

しかし、Surface Laptop 3はクラムシェル型(貝殻のように開くタイプ)のノートパソコンです。

アップルのMacBookのマイクロソフト版のような感じです。

2in1のややこしさがないため初心者にはおすすめです。

13.5インチモデルと15インチモデルがありますが、ディスプレイサイズによって搭載するCPUメーカーが違うという珍しい構成になっています。

Surface Studio 2

Surface Studio 2はディスプレイ一体型のSurfaceです。

アップルのiMac 5Kのマイクロソフト版といった感じです。

4K超えの解像度

一体型の28インチ PixelSenseディスプレイは解像度4,500×3,000と4Kを超えます。

Windowsの4K環境といえば、4096×2160のDCI 4K、または3840×2160の4K UHDTVを指します(下表)。

画面サイズ 解像度 PPI アスペクト比
Surface Studio 2 28インチ 4,500×3,000 192 3 : 2
iMac Retina 4K 21.5インチ 4,096×2,304 219 21 : 9
iMac Retina 5K 27インチ 5,120×2,800 216 21 : 9
DCI 4K 4,096×2,160 1.9 : 1
4K UHDTV 3,840×2,160 16 : 9

Surface Studio 2の4,500×3,000はそのどちらをも上回ります。

また、前述のSurfaceの特徴である縦に長い画面(アスペクト比 3:2)はデスクトップ型のSurface Studio 2でも同様です。

スタジオモード

ディスプレイと本体はカウンターバランスヒンジと呼ばれるヒンジで繋がっています(以下の写真は初代のSurface Studioです)。

カウンターバランスヒンジ
カウンターバランスヒンジ

このヒンジによって下の写真のように製図台のような「スタジオモード」で使うことができます。

スタジオモード
スタジオモード

もともとSurfaceシリーズはペンでの作図用途としても人気があります。

中でもSurface Studio 2なら大きな製図台でのペンの利用が可能です。

製図台のような「スタジオモード」でSurfaceペンでの作図やSurfaceダイヤルでも作業をしたいクリエーターならSurface Studio 2です。

Surface Studio 2
マイクロソフト
480,380円

コメント