SDカードの規格

SDカード

SDカード(SDメモリカード)とは写真、音楽、ファイルなどを保存できる小さなカードです。

このSDカードにはたくさんの種類がありますがどれを買えばいいのでしょうか。

大きさは3種類

SDカードには3種類の大きさがあります。

大きさ 主な用途
SDカード 通常 パソコン等
miniSDカード 現在ではあまり使われない
microSDカード タブレットやゲーム機等の小型機器

特殊な理由がなければmicroSDカードを購入しておけば間違いありません。

microSDカードはSD変換アダプタを使うことで通常サイズのSDカードとして使うこともできます。

SD変換アダプタ

SD変換アダプタはmicroSDカードに付属していることが多いですが、単独購入も可能です。

SDHCとSDXC

SDHCとSDXCは2GBを超える容量を実現するための規格です。

容量 対応機器
SD 2GB以下 すべて
SDHC 4GB~32GB 2008年以降に発売されたもの
SDXC 64GB以上 2010年以降に発売されたもの

基本的には必要な容量によってSD、SDHC、SDXCが自動的に決まります。

ただし、古い機器だとSDHCやSDXCには未対応のものがあるため、古い機器で使う場合には対応しているか確認する必要があります。

スピードクラス

スピードクラスとはSDカードから機器にデータを転送する速度です。

ややこしいことに現在、4種類のスピードクラスがあります。

  • SDスピードクラス
  • UHSスピードクラス
  • ビデオスピードクラス
  • アプリケーションパフォーマンスクラス

さらにややこしいことに1つのSDカードが複数種類のスピードクラスに対応しています。

SDスピードクラス

SDスピードクラスは2006年に策定された古い規格です。

SDスピードクラス 転送速度
Class 2 2MB/秒
Class 4 4MB/秒
Class 6 6MB/秒
Class 10 10MB/秒

現在ではClass 10以外のSDカードを選ぶ理由はないと思います。

UHSスピードクラス

UHS(Ultra High Speed)とは2010年に登場したSDHCカードかSDXCカードが使える機能です。

UHSスピードクラスは最低書き込み速度を表します。

UHSインターフェイス UHSスピードクラス 転送速度
最低 最大
UHS-I U1 10MB/秒 104MB/秒
U3 30MB/秒
UHS-II U1 10MB/秒 312MB/秒
U3 30MB/秒

UHS機能を使うにはUHS-IかUHS-IIの対応機器が必要です。

UHS-II対応機器はまだ多くありませんが、UHS-IにはニンテンドースイッチやFireタブレットなど多くの機器が対応しています。

そうした多くの機器で現在、コストパフォーマンスが高いのはUHS-I U3のSDカードです。

前述の通り、1つのSDカードが複数種類のスピードクラスに対応するため上記のカードもUHS-I U3とSDスピードクラス Class 10に対応となっています。

ビデオスピードクラス

前述のUHSスピードクラスはあまりわかりやすくはありません。

そのためか2016年にビデオスピードクラスという「わかりやすい」規格が策定されました。

ビデオスピードクラス 転送速度 備考
V90 90MB
V60 60MB
V30 30MB UHS U3相当
V10 10MB UHS U1、Class10相当
V6 6MB Class 6相当

8Kビデオ撮影ならビデオスピードクラスV90、

4KならV60のカードを選ぶと間違いがないです。

ただ現在、V90もV60も通常サイズのSDカードのみでmicroSDカードはないようです。

アプリケーションパフォーマンスクラス

SDカードは写真やビデオではなく、アプリやFireタブレットなどAndroidのストレージ拡張として使うこともできます。

そうした場合にランダムリードライド性能が重要になります。

ランダムリードライト性能とはSDカード内の不連続領域を読み書きする速度です。

このランダムリードライトの最低処理速度を規定したのがアプリケーションパフォーマンスクラスで、A1とA2があります。

アプリケーションパフォーマンスクラス
A2 A1
ランダムリード 2000 IPOS 1500 IOPS
ランダムライト 500 IPOS 2000 IOPS
シーケンシャル 10MB/秒

アプリやAndroidのストレージ拡張などに使うならアプリケーションパフォーマンスクラスのA1かA2に対応したSDカードがおすすめです。

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