
COBOLとは
COBOL(Common Business Oriented Language)は事務処理用のプログラミング言語です。
その言語仕様はかなり古く、「プログラミング言語ランキング」などにはまったく登場しません。
主にメインフレーム(大型コンピューター)で実行されていました。
Visual Studio CodeでCOBOLをコーディング
Visual Studioは直接COBOLに対応していませんが、Visual Studio CodeにはCOBOLのコーディングをするための「COBOL Source editing for Visual Studio Code」という拡張機能があります。
COBOL Source editing for Visual Studio CodeはCOBOL文法に沿ったシンタックスハイライトや入力補完などをしてくれます。
ちなみにCOBOL開発では1990年すぎまで紙のコーディングシート(コーディング用紙)とに鉛筆でコードを書いていました。
しかもその手書きコードは厚紙にパンチする(穴を開ける)ことで情報を記録する「パンチカード」というストレージに記録されていたのです。
Visual Studioの前身とも言えるVisual C++の登場が1993年ですから、COBOL開発はまさに別世界と言えます。
50代のプログラマーもいる
COBOLプログラマーは「コボラー」と呼ばれることがあります。
コボラーには「古臭い人」という否定的なニュアンスがあります。
そんなコボラーですが、そのイメージとは裏腹に仕事には困りません。
50代のプログラマーもいます。
メインフレームなど絶滅したと思われる現在でもCOBOLは細く長く生き残っています。
しかし、根強いCOBOLの需要に対し、コボラーは減り続ける一方です。
そのためかCOBOLのプログラマーは人手不足のようです。
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