「XServer VPS クラウド」と検索すると、XServerクラウドPCとXServer VPS for Windows Serverのどちらを選べばよいか分かりにくいことがあります。どちらもクラウド上のWindowsへリモート接続できますが、目的は同じではありません。
Windows Server、開発、検証、Hyper-V、24時間稼働まで使うならXServer VPS for Windows Server。
Windows Serverとしての自由度が必要なら、最初からXServer VPS for Windows Serverを選んだ方が乗り換えを減らせます。
結論。クラウドPCとWindows Serverは用途で選ぶ
| 仮想デスクトップサービス『XServer クラウドPC』 | XServer VPS for Windows Server | |
|---|---|---|
| 主な目的 | 仮想デスクトップ 一般的なWindows作業 | Windows Server 開発 検証 常時稼働 |
| 初心者の分かりやすさ | 高い | サーバー知識があると使いやすい |
| サーバー機能 | デスクトップ中心 | 使いやすい |
| Hyper-V | 用途外 | 利用可能 |
| リモートデスクトップ | 仮想デスクトップとして選びやすい | サーバー管理以外はRDS SALを確認 |
| Office | 契約条件を確認 | Office SALを追加可能 |
| おすすめ | Windows PC代替 | 開発者 検証担当 サーバー用途 |
Windows VPSでOfficeも使いたい場合は、RDS SALとOffice SALを含めた料金の考え方も確認してください。
XServerクラウドPCが向く人
- MacやChromebookから普通のWindows作業をしたい
- Windows Serverの管理より仮想デスクトップを優先したい
- 自宅Windows PCを用意せずにリモートWindowsを使いたい
- Windows専用アプリを必要なときに使いたい
- サーバー機能をほとんど使わない
ChromebookでWindowsを使う場合は、ChromebookをWindows化せずクラウドで使う方法も参考になります。
XServer VPS for Windows Serverが向く人
次のどれかに当てはまるなら、XServerクラウドPCよりXServer VPS for Windows Serverを優先して検討します。
- Windows Server 2025または2022を使いたい
- 開発環境をクラウドへ分離したい
- 古いVisual Studioや業務ソフトを検証したい
- Hyper-Vを利用したい
- ファイルサーバーや社内ツールとして使いたい
- 24時間動かすWindows環境が必要
- 複数端末から同じ開発・管理環境へ接続したい
Visual Studioの古い環境を分離したい場合は、Visual Studio 2013のインストールトラブルと環境分離も参考にしてください。
リモートデスクトップSALの違いを理解する
Windows Serverを作業用デスクトップとして使う場合、サーバー本体の料金だけでは比較できません。XServer VPS for Windows Serverでは、「サーバー管理」以外のリモートデスクトップ接続をするユーザーは、1人あたり月額1,210円のリモートデスクトップSALが必要です。
Officeも使う場合は、さらに1人あたり月額3,740円のMicrosoft Office SALが必要です。
Macから使うならParallelsとも比較する
Macの場合は、クラウドWindowsだけでなくParallels Desktopも候補です。選び方は単純です。
| XServerクラウドPC | XServer VPS for Windows Server | Parallels Desktop | |
|---|---|---|---|
| Windowsの場所 | クラウド | クラウド | Mac内 |
| Windows Server | デスクトップ中心 | 利用する | Windows 11 Arm中心 |
| Macのメモリ・SSD消費 | 小さい | 小さい | VM分を使用 |
| ネットなし | 不可 | 不可 | 利用しやすい |
| 24時間稼働 | 向く | 向く | Macに依存 |
Mac miniでWindows 11を使いたい場合は、ParallelsとクラウドWindowsの選び方を確認してください。
開発・検証ならWindows Serverを選びやすい
開発や検証では、普段使いPCと環境を分けられることが大きな利点です。SDK、.NET Framework、Visual Studio、古い業務ツールなどは、組み合わせによって競合が起こることがあります。
クラウド側へ環境を分離しておけば、メインPCを壊しにくく、不要になったときに環境を整理しやすくなります。
XServer VPS for Windows ServerはWindows Server Hyper-Vも利用できるため、単純な仮想デスクトップよりサーバー寄りの用途に向いています。
Windows Serverを選ぶ場合の料金目安
XServer VPS for Windows Serverの2GBプランは、1ヶ月契約で月額2,740円です。2026年11月19日17:00までは12ヶ月以上の契約で20%から30%のキャッシュバックがあり、36ヶ月契約では実質月額1,687円と案内されています。
| 通常のサーバー管理 | 作業用RDP | Officeも利用 | |
|---|---|---|---|
| 必要項目 | VPS本体 | VPS本体 RDS SAL | VPS本体 RDS SAL Office SAL |
| 追加ライセンス | なし | 1,210円/人 | 1,210円/人 3,740円/人 |
料金は契約期間と利用人数で変わるため、契約前に最新の金額を確認します。
よくある質問
同じではありません。どちらもリモートWindowsとして使えますが、クラウドPCは仮想デスクトップ寄り、XServer VPS for Windows ServerはWindows Serverとしての自由度が高いサービスです。
XServer VPS for Windows ServerはWindows Serverです。Windows 11そのものをMac内で使いたいならParallels Desktop、Windows 11搭載PCへ接続したいなら自宅PCやミニPCのリモートデスクトップも検討してください。
Windows Server上での開発、検証、Hyper-V、常時稼働まで使うならXServer VPS for Windows Serverが向きます。単純なWindowsデスクトップ作業だけならXServerクラウドPCの方が分かりやすい場合があります。
まとめ。迷ったらWindows Server機能が必要かで決める
XServerクラウドPCとXServer VPS for Windows Serverの違いは、Windows Serverとして使う必要があるかどうかで判断すると分かりやすくなります。
- 仮想デスクトップだけならXServerクラウドPC
- 開発・検証・Hyper-V・常時稼働ならXServer VPS for Windows Server
- Office利用はRDS SALとOffice SALを含めて比較
- Mac内でWindows 11を使うならParallels Desktop
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