Chromebookがタブレットモードから戻らない時は、まず故障と決めつけずに、マウスを接続して通常モードに戻るかを確認するのが近道です。
特に、2-in-1タイプやキーボードを取り外せるChromebookでは、ヒンジの角度、キーボードの接続状態、タッチパッドの認識状態によって、タブレットモードに切り替わることがあります。
この記事では、Chromebookのタブレットモードを解除できない時の原因、戻し方、キーボードが使えない時の応急処置、初期化や買い替えを検討する目安まで順番に解説します。
- 結論。Chromebookのタブレットモード解除は外付けマウス確認が最優先
- Chromebookのタブレットモードとは
- タブレットモードから戻らない原因
- まず試す。Chromebookのタブレットモードを解除する手順
- 外付けマウスを接続すると解除できることがある
- キーボードが使えない時の確認ポイント
- 画面が回転したまま戻らない時の対処法
- 解除できない時にやってはいけないこと
- 原因別の対処法一覧
- 修理するか買い替えるかの判断基準
- 買い替えるならどのタイプのChromebookがよいか
- ChromebookとiPad、Androidタブレット、Windowsタブレットの違い
- ChromebookでOfficeを使うなら注意
- タブレットモード解除に役立つ周辺機器
- 古いChromebookを処分する時はデータ消去も忘れない
- よくある質問
- まとめ。解除できない時はマウス確認、直らなければ修理か買い替えを比較
結論。Chromebookのタブレットモード解除は外付けマウス確認が最優先
Chromebookのタブレットモードを解除できない時は、次の順番で確認してください。
- 画面を通常のノートPCの角度に戻す
- キーボードが正しく接続されているか確認する
- Bluetoothマウス、またはUSBマウスを接続する
- 再起動する
- タッチパッドやキーボードが故障していないか確認する
- 改善しない場合は初期化、修理、買い替えを検討する
キーボードだけを接続しても戻らない場合があります。タブレットモード解除で重要なのは、キーボードそのものよりも、タッチパッドやマウスなどのポインティングデバイスが認識されるかです。
Chromebookの基本操作やキー操作もあわせて確認したい場合は、Chromebookで使えるショートカットの記事も参考になります。
Chromebookのタブレットモードとは
Chromebookのタブレットモードとは、画面タッチを中心に操作する表示モードです。
2-in-1タイプのChromebookでは、キーボードを取り外したり、画面を360度回転させたりすると、通常のノートPC表示からタブレット向けの表示に切り替わることがあります。
タブレットモードになると、次のような変化が起きます。
- 画面タッチで操作しやすい表示になる
- 画面キーボードが表示されることがある
- タッチパッドや物理キーボードが無効になることがある
- ウィンドウ操作が通常のデスクトップモードと変わる
- マウスカーソルが表示されないことがある
この状態自体は異常ではありません。ただし、通常のノートPCのように使いたいのにタブレットモードから戻らない場合は、キーボード、タッチパッド、ヒンジ、センサー、接続状態のどこかで問題が起きている可能性があります。
タブレットモードから戻らない原因
Chromebookがタブレットモードから戻らない原因は、主に次の5つです。
特に多いのは、キーボードを戻したつもりでも、Chromebook側ではタッチパッドが無効のままになっているケースです。
キーボード入力だけを見ると正常に感じても、タッチパッドが認識されていないと、タブレットモードが解除されないことがあります。
まず試す。Chromebookのタブレットモードを解除する手順
ここでは、初心者でも確認しやすい順番で説明します。
- STEP1画面とキーボードの角度を戻す2-in-1タイプの場合は、画面を通常のノートPCの角度に戻します。360度回転させた状態や、テントのような角度のままだと、タブレットモードとして認識されることがあります。
- STEP2キーボードを付け直すキーボード着脱式のChromebookなら、一度キーボードを外してから付け直します。接点にほこりがある場合は、電源を切ってからやさしく確認します。
- STEP3マウスを接続するBluetoothマウス、USBマウス、USB-Cハブ経由のマウスを接続します。マウスカーソルが表示されるか確認します。
- STEP4再起動する電源メニューから再起動します。操作できない場合は、電源ボタンを長押しして電源を切り、数秒待ってから起動します。
- STEP5初期化や修理を検討する再起動しても戻らない場合は、システム設定の問題、周辺機器の不具合、ヒンジやセンサーの故障が考えられます。必要に応じて初期化や修理を検討します。
初期化を検討する場合は、先にChromebookをリセットする時の注意点を確認しておくと安心です。学校や会社の管理端末は、自分だけの判断で初期化しないでください。
外付けマウスを接続すると解除できることがある
Chromebookのタブレットモード解除で意外と重要なのが、外付けマウスです。
タブレットモードのままキーボードが使えない、カーソルが出ない、画面キーボードしか出ない場合でも、外付けマウスを接続すると通常操作に戻せることがあります。
USB-A端子がないChromebookでは、USB-Cハブがあると有線マウスやUSBキーボードを接続しやすくなります。
キーボード入力ができない時は、外付けキーボードも便利ですが、タブレットモード解除の確認では、まずマウスやタッチパッドの認識を優先します。
キーボードが使えない時の確認ポイント
Chromebookのタブレットモードでキーボードが使えない時は、次の順番で確認します。
- 画面キーボードでログインできるか確認する
- 外付けキーボードを接続して入力できるか確認する
- 本体キーボードだけが使えないのか確認する
- タッチパッドも同時に使えないのか確認する
- 特定のキーだけ反応しないのか確認する
本体キーボードだけが反応しない場合と、タッチパッドも同時に反応しない場合では、原因が違います。
キー配列やファンクションキーの違いで迷っている場合は、Chromebookのキーボード操作も確認してみてください。
画面が回転したまま戻らない時の対処法
タブレットモードではなく、画面の向きだけが戻らない場合もあります。
その場合は、タブレットモード解除ではなく、画面回転の固定や自動回転の問題を疑います。
- 画面右下の時刻を選択する
- クイック設定を開く
- 自動回転、または画面回転の設定を確認する
- 画面を通常の向きに戻してから再起動する
画面の向きが戻らないだけなら、本体の故障ではないこともあります。
ただし、タッチパッド、キーボード、画面回転が同時におかしい場合は、ヒンジやセンサーの不具合も考えられます。
解除できない時にやってはいけないこと
Chromebookがタブレットモードから戻らない時に、焦って強く折り曲げたり、キーボード接点を無理に押したりするのは避けてください。
接点を金属でこする
管理端末を勝手に初期化する
水分を含んだ布で端子をふく
分解してヒンジを直そうとする
特に学校から配布されたChromebookは、管理者によって制限されていることがあります。自分で初期化したり修理に出したりする前に、学校や管理者に確認してください。
原因別の対処法一覧
原因ごとの対処法をまとめると、次のようになります。
| よくある状態 | 確認すること | おすすめの対処
| 画面の角度
| テント型や裏返し状態のまま
| 通常のノートPC角度に戻す
| まず角度を戻して再起動
| キーボード接続
| 着脱式キーボードが反応しない
| 接点と装着状態を確認
| 付け直してから再起動
| タッチパッド
| カーソルが出ない
| 外付けマウスを接続
| USBマウスかBluetoothマウスを試す
| 画面回転
| 画面の向きだけ戻らない
| 自動回転の設定を確認
| 回転固定を確認して再起動
| システム不具合
| 再起動しても直らない
| 設定とログイン状態を確認
| バックアップ後に初期化を検討
| 故障
| 毎回戻らない | 物理キーボードもタッチパッドも使えない 外付け機器で動作確認
| 修理か買い替えを検討
| |
|---|
不調が一時的なら再起動で直ることがあります。一方で、毎回タブレットモードから戻らない場合は、ハードウェア側の問題を疑ったほうがよいです。
修理するか買い替えるかの判断基準
Chromebookは比較的安く購入できる機種も多いため、修理代が高い場合は買い替えたほうがよいことがあります。
特に、古い機種を使っている場合は、修理前に自動更新期限も確認してください。更新期限が近い機種に高い修理代をかけるより、新しいChromebookに買い替えるほうが長く使えます。
更新期限の確認方法は、Chromebookの自動更新期限を調べる方法で解説しています。
修理を検討したほうがよいケース
- 購入して間もない
- 保証期間内である
- 学校や会社の指定端末である
- 本体価格が高いChromebookである
- データや設定の移行が難しい
買い替えを検討したほうがよいケース
- 古い機種で自動更新期限が近い
- キーボードとタッチパッドが同時に不安定
- ヒンジ部分が破損している
- 修理見積もりが高い
- Google PlayやAndroidアプリの動作も重い
買い替えるならどのタイプのChromebookがよいか
タブレットモードをよく使うなら、買い替え時は2-in-1タイプを選ぶと便利です。
ただし、今回のように「タブレットモードから戻らない」ことが不安なら、着脱式よりも、通常のノートPC型や360度回転型のほうが扱いやすい場合もあります。
| 特徴 | 向いている人 | 注意点
| 通常ノート型
| タブレットモードになりにくい
| 普通のノートPCとして使いたい人
| タッチ操作は少なめ
| 360度回転型
| 画面を裏返してタブレット風に使える
| 動画視聴や手書きもしたい人
| ヒンジの扱いに注意
| 着脱式
| キーボードを外して軽く使える
| タブレット利用が多い人
| キーボード接点の確認が必要
| Chromebox
| 据え置き型のChromeOS端末
| 外部モニターで使う人
| タブレット用途には不向き
| |
|---|
据え置きで使うなら、タブレットモードのないChromeOS端末も選択肢になります。詳しくは、小型のChromeOS端末を選ぶ考え方も参考にしてください。
ChromebookとiPad、Androidタブレット、Windowsタブレットの違い
Chromebookをタブレットのように使いたい人は、iPadやAndroidタブレット、Windowsタブレットと迷うことがあります。
ただし、目的によって向き不向きがあります。
| タブレット利用 | キーボード入力 | パソコン作業 | 向いている用途
| Chromebook
| 良い
| とても良い
| 良い
| 学習 | 文章作成 ブラウザ作業 iPad
| とても良い
| 良い
| あまり良くない
| 手書き | 動画 電子書籍 Androidタブレット
| とても良い
| あまり良くない
| あまり良くない
| 動画 | 読書 軽いアプリ Windowsタブレット
| あまり良くない
| 良い
| とても良い
| Office | 業務ソフト Windowsアプリ |
|---|
iPadで外付けキーボードやマウスを使うなら、iPadやiPhoneで日本語キーボードを使う時の注意点も参考になります。
マウス操作の違いで迷う場合は、iPadでマウス操作がうまくいかない時の考え方も確認してみてください。
ChromebookでOfficeを使うなら注意
Chromebookはブラウザ作業に強い端末ですが、Windows版のデスクトップOfficeをそのまま使えるわけではありません。
WordやExcelを本格的に使う人は、Web版Officeで足りるのか、Windowsが必要なのかを先に確認してください。
ChromebookでOfficeを使う方法は、ChromebookでOfficeを使う方法で詳しく解説しています。
タブレットモード解除に役立つ周辺機器
Chromebookのタブレットモードが戻らない時に備えるなら、次の周辺機器があると安心です。
- Bluetoothマウス
- USBマウス
- USB-Cハブ
- Bluetoothキーボード
- USBキーボード
- スタンド
- 画面保護フィルム
特に、USB-C端子しかないChromebookでは、USB-Cハブが1つあると、マウス、キーボード、USBメモリを接続しやすくなります。
Chromebookの周辺機器を安く探すなら、Amazonのランキングやセール時期も確認しておくと選びやすいです。Amazonセールの見方は、Amazonセールで安く買う考え方も参考になります。
古いChromebookを処分する時はデータ消去も忘れない
買い替えた後の古いChromebookは、そのまま処分せず、アカウントのログアウト、初期化、データ確認をしてから手放しましょう。
ChromebookはGoogleアカウントと連携しているため、端末を手放す前に初期化しておくことが大切です。
不要なパソコンとして回収に出すなら、宅配回収サービスを使う方法もあります。
よくある質問
機種やChromeOSのバージョンによって見え方は変わりますが、多くの場合、Windowsのような「タブレットモードをオフにする」専用スイッチで切り替えるものではありません。画面の角度、キーボードの接続、タッチパッドやマウスの認識状態を確認してください。
キーボードが付いていても、タッチパッドやマウスが認識されていないとタブレットモードのままになることがあります。外付けマウスを接続してカーソルが表示されるか確認してください。
故障とは限りません。まず外付けマウス、外付けキーボード、別アカウントでのログイン、設定の確認を試してください。それでも毎回戻らない場合は、ヒンジ、センサー、キーボード接点、タッチパッドの不具合も考えられます。
学校や会社から配布されたChromebookは、自分で初期化しないでください。管理者によって制限されていることがあり、初期化後に再設定が必要になる場合があります。
タブレットモードをほとんど使わないなら、通常のノートPC型Chromebookを選ぶとよいです。タッチ操作も使いたいなら360度回転型、軽さを重視するなら着脱式が候補になります。
まとめ。解除できない時はマウス確認、直らなければ修理か買い替えを比較
Chromebookのタブレットモードを解除できない時は、まず画面の角度とキーボードの接続を確認し、次に外付けマウスを接続して通常操作に戻るか試してください。
一時的な不具合なら再起動で直ることがあります。何度も戻らない場合や、タッチパッドとキーボードが同時に使えない場合は、ハードウェアの不具合も考えられます。
古いChromebookの場合は、修理代だけで判断せず、自動更新期限、買い替え費用、必要な周辺機器まで含めて比較するのがおすすめです。
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