Keychron Launcherは、Keychronキーボードのキー割り当て、ショートカット、マクロ、レイヤーをブラウザ上で変更できる設定ツールです。
ただし、最初に迷いやすい点があります。対応していないKeychronでは設定画面が出ません。また、同時押しを1キーに割り当てたい場合は、通常のキー選択ではなく、Anyやマクロを使うことがあります。
この記事では、Keychron Launcherの基本的な使い方、同時押しの設定、レイヤー切り替え、JIS配列で使うキーコード、接続できないときの確認点をまとめます。後半では、Keychron Launcherを使う前提で選びやすいKeychronキーボードも紹介します。
- Keychron Launcherとは
- Keychron Launcherを使う前に確認すること
- Keychron Launcher対応キーボードの選び方
- Keychron Launcherの基本的な使い方
- 接続できないときの原因
- キー割り当てを変更する方法
- 同時押しを1キーに設定する方法
- タップとホールドを使い分ける方法
- レイヤー切り替えの考え方
- JIS配列でよく使うキーコード
- MacとWindowsでKeychronを兼用する場合
- Keychron Launcher目的でおすすめしやすいモデル
- Keychron以外のキーボードと迷う場合
- よくある質問
- まとめ: Keychron Launcherは対応キーボード選びが重要
Keychron Launcherとは
Keychron Launcherは、Keychronの対応キーボードをブラウザから設定できるWebアプリです。
専用ソフトをインストールするのではなく、対応ブラウザでKeychron Launcherを開き、キーボードを接続して設定します。
- キーの割り当て変更
- ショートカットキーの登録
- マクロの作成
- レイヤー切り替え
- 一部モデルのポーリングレート変更
- ファームウェア関連の操作
Keychron Launcherを開く場合は、以下の公式ページを使います。
Keychron Launcherを使う前に確認すること
Keychron Launcherで設定できない場合、故障ではなく、対応条件が合っていないだけのことがあります。
- Keychron Launcher対応モデルか
- Chrome、Edge、Operaなどの対応ブラウザで開いているか
- BluetoothではなくUSBケーブルで接続しているか
- 充電専用ケーブルではなくデータ通信対応ケーブルを使っているか
- ブラウザでHIDデバイスの接続許可をしているか
特に多いのは、充電専用USB-Cケーブルで接続しているケースです。充電はできても、パソコンからキーボードを設定デバイスとして認識できないことがあります。
Keychron Launcher対応キーボードの選び方
これからKeychronを買うなら、Keychron Launcherで設定できることを前提に選ぶのがおすすめです。
安さだけで選ぶと、キーマップ変更に対応していなかったり、日本語配列で使いたいキーが足りなかったりすることがあります。
| 安く試す | テンキー付き | 薄型で使う | |
|---|---|---|---|
| おすすめモデル | Keychron C3 Pro 8K | Keychron V6 Max | Keychron B1 Pro |
| 向いている人 | 同時押しやAny設定を安く試したい人 | Excelや数字入力でテンキーを使う人 | Magic Keyboardに近い薄型が好きな人 |
| 配列 | JISを選びやすい | JISを選びやすい | JISを選びやすい |
| 打鍵感 | メカニカル | メカニカル | 薄型シザー |
| 仕事用 | 良い | とても良い | 良い |
C3 Pro 8Kはテンキーレスで置きやすく、Keychron Launcherの同時押しやレイヤー設定を試しやすいモデルです。
Keychron Launcherの基本的な使い方
Keychron Launcherの基本的な流れは、キーボードをUSB接続し、ブラウザで認識させ、変更したいキーを選んで保存するだけです。
- STEP1対応ブラウザで開くChrome、Edge、Operaなどの対応ブラウザでKeychron Launcherを開きます。SafariやFirefoxではうまく認識されない場合があります。
- STEP2USBケーブルで接続するKeychronキーボードをパソコンにUSBケーブルで接続します。Bluetooth接続では設定できない場合があります。
- STEP3Connectを押すKeychron Launcherの画面でConnectを押し、表示されたキーボードを選択します。
- STEP4キーを選んで変更する変更したいキーをクリックし、Basic、Layer、Macro、Customなどから割り当てたい機能を選びます。
- STEP5動作確認する設定したキーを実際に押して、意図した動作になるか確認します。うまくいかない場合は、対象レイヤーやOS切り替えスイッチを確認します。
接続できないときの原因
Keychron LauncherでConnectを押してもキーボードが出てこない場合は、以下を確認してください。
| 原因 | 対処法 | |
|---|---|---|
| ブラウザ | 非対応ブラウザで開いている | Chrome、Edge、Operaで開く |
| 接続方法 | Bluetoothで接続している | USBケーブルで接続する |
| ケーブル | 充電専用ケーブルを使っている | データ通信対応ケーブルに変える |
| 権限 | ブラウザの接続許可をしていない | HIDデバイスの接続を許可する |
| モデル | Launcher非対応モデルを使っている | 対応モデルか商品ページで確認する |
キー割り当てを変更する方法
通常のキーを別のキーに変更するだけなら、Keychron Launcherの画面で変更したいキーを選び、割り当てたいキーを選ぶだけです。
例えば、Caps LockをCtrlにしたい、右Altを日本語入力切り替えにしたい、使わないキーをDeleteにしたい、という設定です。
- Caps LockをCtrlにする
- 右Altを日本語入力切り替え用にする
- Insertを別のキーにする
- 使わないキーをDeleteにする
- 右上のキーをスクリーンショット用にする
MacとWindowsを両方使う場合は、キーボード側のOS切り替えスイッチと、Keychron Launcherで編集しているレイヤーが合っているかも確認してください。
同時押しを1キーに設定する方法
Keychron Launcherでわかりづらいのが、同時押しの設定です。
Ctrl+C、Ctrl+V、Cmd+C、Shift+Spaceのようなショートカットを1つのキーに割り当てたい場合は、CustomのAny、またはMacroを使います。
| したいこと | Anyの例 | |
|---|---|---|
| Windowsのコピー | Ctrl+C | LCTL(KC_C) |
| Windowsの貼り付け | Ctrl+V | LCTL(KC_V) |
| Windowsの切り取り | Ctrl+X | LCTL(KC_X) |
| Macのコピー | Cmd+C | LGUI(KC_C) |
| Macの貼り付け | Cmd+V | LGUI(KC_V) |
| Shift+Space | Shift+Space | LSFT(KC_SPC) |
ショートカットを多用するなら、テンキーレスで机を広く使えるKeychron C3 Pro 8Kが扱いやすいです。
文章入力、コーディング、ブラウザ操作が多い人は、よく使うショートカットを右上のキーや使っていないキーに割り当てると作業しやすくなります。
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タップとホールドを使い分ける方法
Keychron Launcherでは、1つのキーにタップ時とホールド時で別の動作を割り当てることもできます。
例えば、単押しではSpace、長押しではレイヤー切り替え、という設定です。
| したいこと | Anyの例 | |
|---|---|---|
| 単押しと修飾キー | タップでEsc、長押しでCtrl | MT(MOD_LCTL,KC_ESC) |
| 単押しとレイヤー | タップでSpace、長押しでレイヤー1 | LT(1,KC_SPC) |
| 日本語入力向け | タップで無変換、長押しでCtrl | MT(MOD_LCTL,KC_MHEN) |
レイヤー切り替えの考え方
レイヤーは、1つのキーボードに複数の配列を持たせる機能です。
通常レイヤーでは普通に入力し、Fnを押している間だけ別のレイヤーを使う、というイメージです。
| キーコード | 意味 | |
|---|---|---|
| 押している間だけ切り替え | MO(1) | 押している間だけレイヤー1を使う |
| タップと長押しを分ける | LT(1,KC_SPC) | タップでSpace、長押しでレイヤー1 |
| 固定で切り替え | TG(1) | 押すたびにレイヤー1のオンとオフを切り替える |
| デフォルトを変更 | DF(1) | 標準レイヤーを一時的に変更する |
レイヤーは便利ですが、どのレイヤーを編集しているのか分からなくなると混乱します。
JIS配列でよく使うキーコード
JIS配列でKeychron Launcherを使う場合、無変換、変換、英数、かななどのキーコードを知っておくと便利です。
| キー | キーコード | |
|---|---|---|
| 無変換 | 無変換 | KC_MHEN |
| 変換 | 変換 | KC_HENK |
| 英数 | 英数 | KC_HANJ |
| かな | かな | KC_HAEN |
| Space | スペース | KC_SPC |
| Backspace | バックスペース | KC_BSPC |
| Delete | 削除 | KC_DEL |
| 左矢印 | 左 | KC_LEFT |
| 右矢印 | 右 | KC_RGHT |
| 上矢印 | 上 | KC_UP |
| 下矢印 | 下 | KC_DOWN |
US配列キーボードを日本語入力用に調整したい場合は、以下の記事も参考になります。
MacとWindowsでKeychronを兼用する場合
KeychronをMacとWindowsで兼用する場合は、OS切り替えスイッチとレイヤーの関係を確認してください。
MacではCmd、Option、英数、かなを使います。WindowsではCtrl、Alt、Win、無変換、変換を使います。見た目が似ていても、内部のキーコードや役割が違うため、意図した通りに動かないことがあります。
- MacではCmd+C、WindowsではCtrl+Cになる
- Macでは英数とかなを使うが、Windowsでは無変換と変換を使うことが多い
- 同じ物理キーでも、OS切り替えスイッチで編集対象レイヤーが変わることがある
- Parallels Desktopやリモートデスクトップでは、さらにキーマッピングが入ることがある
Mac、Windows、iPadをまたいでキーボードを使う場合は、JIS配列を選ぶか、US配列を選ぶかも重要です。
Keychron Launcher目的でおすすめしやすいモデル
Keychron Launcherの使い方を調べている人は、すでにKeychronを持っている場合もありますが、これから購入する人もいます。
この記事では、Keychron Launcherでカスタマイズする前提なら、以下のように選ぶのが分かりやすいです。
安く試すならKeychron C3 Pro 8K
Keychron Launcherを試したい人にまずすすめやすいのは、Keychron C3 Pro 8Kです。
- テンキーレスで机に置きやすい
- 有線なので設定時に分かりやすい
- 同時押しやレイヤー設定を試しやすい
- JIS配列を選びやすい
フルサイズは不要で、ショートカットやレイヤーを覚えたい人には扱いやすい選択肢です。
テンキー付きならKeychron V6 Max
Excel、会計、数字入力、表計算をよく使うなら、テンキー付きのKeychron V6 Maxが選びやすいです。
- フルサイズでテンキーが使える
- 2.4GHz、Bluetooth、有線接続に対応
- Windows、Mac、Linuxで使いやすい
- 数字入力が多い仕事向き
テンキー付きは机の幅を使いますが、数字入力が多い人には効率が上がります。
薄型が好きならKeychron B1 Pro
メカニカルキーボードの深い打鍵感が苦手なら、薄型のKeychron B1 Proも選択肢になります。
- 薄型で持ち運びやすい
- Magic Keyboardに近い感覚で使いやすい
- MacとWindowsで使いやすい
- 軽いキーボードが好きな人向き
ただし、打鍵感はメカニカルではありません。カスタマイズ性よりも、薄さと軽さを重視する人向けです。
Keychron以外のキーボードと迷う場合
Keychron Launcherを使いたいならKeychron対応モデルを選ぶのが自然です。
ただし、MacとWindowsの兼用、分割キーボード、REALFORCE、Magic Keyboardなどで迷っている場合は、打鍵感や用途も含めて選ぶ必要があります。
Keychron Launcherで自由に設定したいならKeychron、静かな薄型がいいならMX Keys系やB1 Pro、安定した高級キーボードがいいならREALFORCEというように、用途で選ぶと後悔しにくいです。
よくある質問
うまく使えない場合があります。まずはChrome、Edge、Operaなどの対応ブラウザで試してください。
基本的にはUSBケーブルで接続して設定する方が分かりやすいです。Bluetooth接続で認識しない場合は、USB接続に切り替えてください。
Ctrl+Cのような同時押しを1キーにしたい場合は、CustomのAny、またはMacroを使います。AnyではLCTL(KC_C)のようなQMK形式のキーコードを入れます。
モデルやファームウェアによって制限があります。Fnそのものを普通のキーのように変更するより、MO(1)、LT(1,KC_SPC)、TG(1)などのレイヤー切り替えを使う方が分かりやすいです。
使える場合があります。無変換はKC_MHEN、変換はKC_HENKを試してください。ただし、OS側の日本語入力設定と組み合わせて確認する必要があります。
iPadのブラウザでは、USB接続したキーボードをKeychron Launcherの設定デバイスとして扱えない場合があります。設定作業はWindows、Mac、Linuxなどのパソコンで行う方が確実です。
まとめ: Keychron Launcherは対応キーボード選びが重要
Keychron Launcherは、Keychronキーボードを自分好みに設定できる便利なWebアプリです。
ただし、同時押し、Any、レイヤー、JIS配列のキーコードは少し分かりにくいです。最初は、コピー、貼り付け、Delete、Home、End、スクリーンショットなど、よく使うキーから割り当てると失敗しにくいです。










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