Windows 11

Sun Valley(サンバレー)

Sun Valley(サンバレー)と呼ばれ開発が続けられてきた次世代のWindowsは「Windows 11」 (ウインドウズイレブン)として2021年中にリリースされることになりました。

最後のWindowsって話は?

2015年にWindows 10がリリースされた時、開発元であるマイクロソフトはこんなことを言っていました。

  • Windows 10が最後のWindowsとなる。
  • Windows 10には半年に1度のWindows Updateで新機能が提供される。
  • もうユーザーが有料でWindowsをバージョンアップグレードすることはない。

にもかかわらずWindows 11をリリースする理由はよくわかりません。

ただ、Windows 10搭載PCでもシステム要件を満たせば(詳細は後述)、Windows 11に無料でアップグレードできます。

Windows 11とWindows 10の違い

Windows 11 Windows 10
スタートボタン /
スタートメニュー
画面中央 画面左下
Androidアプリ ×
SモードProのみ Pro / Home
TeamsOS統合 ブラウザ / アプリ
IE 廃止
(Edgeの
IEモードを利用)
プリインストール
Skype未インストール プリインストール
Cortana自動起動しない 自動起動
32bit版×

エディションはWindows 10と同じ

Windows 11のエディションはWindows 10とまったく同じです。

一般ユーザ向けに販売されるエディションには以下があります。

  • Windows 11 Home
  • Windows 11 Pro
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SモードはWindows 11 Homeのみ

以外なこと(笑)にWindows 10の「Sモード」もWindows 11で踏襲されます。

ただし、SモードはWindows 11 Homeのみで、Windows 11 ProのSモードはありません。

Androidアプリ

Windows 11ではAndroidアプリが使えます(使えて嬉しいのか?については後述します)。

日本で販売されているAndroidスマホやAndroidタブレットの多くはGoogle PlayストアからAndroidアプリを入手します。

ところが、Windows 11ではGoogle PlayストアではなくAmazonアプリストアからAndroidアプリを入手します。

Amazonアプリストアとはその名の通り、Amazonが運営しているアプリストアでAmazonのAndroidタブレットであるFire HD 10などで利用されています。

AmazonアプリストアはGoogle Playストアに比べてアプリ数がかなり少ないのですが、Windows 11によってその状況が改善されるかもしれません。

また、APKファイル(Androidアプリのインストールファイル)をサイドロード(アプリストアを使わずに直接インストールすること)することも可能です。

システム要件

Windows 11のシステム要件は以下のようになっています。

メモリ 4GB以上
ストレージ 64GB以上
CPU
(SoC)
インテル第7世代以降
AMD Ryzen
Qualcomm 7/8
ファームウェア セキュアブート対応UEFI
TPM TPM 2.0
GPU DirectX 12対応
WDDM 2.0以上

古いCPUなどは切り捨て

メモリとストレージはWindows 10から変わってませんが以下のような古いハードウエアは切り捨てられました。

  • 32bit CPU
  • 古いCPU
  • BIOS
  • TPMがないハードウエア

複雑になりすぎたWindowsは古いハードウエアを切り捨てることでシンプルになるのでしょうか。

PC正常性チェックツール

一時期、PCでWindows 11のシステム要件を満たしているか確認する「PC正常性チェック」ツールが提供されていました。

ツールを実行すると以下のようにWindows 11を実行できるか否かチェックしてくれたのですが、どのシステム要件を満たしていないかまでは教えてくれませんでした。

下図の「詳細情報」をクリックしてもWindows 11のシステム要件のページが開かれるだけでした。

そのためか現在、PC正常性チェックツールの提供は停止されています。

Macでは使えない

インテルCPUを搭載したMacはBoot CampでWindows 10をインストールし、Windows PCとして使うことができます。

そんなインテルMacでもWindows 11は実行できません。

MacではWindows 11のシステム要件であるTPM 2.0が有効になっていないためです。

TPM(Trusted Platform Module)とはセキュリティ機能を備えたチップです。

ただ、MacはインテルCPUを搭載せず、Boot CampもサポートしないM1 Macへのシフトが進んでいます。

そのため、MacではWindowsが使えないというのが当たり前になるのかもしれません。

ユーザーに受け入れられるか?

過去にリリースされたWindowsがすべてユーザーに受け入れられたかというとそうではありません。

リリース時期 Windows
バージョン
評価
(管理人主観)
ダメな点
2021年
予定
Windows 11 ?
2015年 Windows 10
2013年 Windows 8.1 スタートボタンを復活させただけ
2012年 Windows 8 タブレットUI
2009年 Windows 7
2006年 Windows Vista ウインドウの3D表示(PC性能が必要)
2001年 Windows XP

上の表の評価は管理人の主観ですが「余計なこと」をやったバージョンのWindowsはあまり評判がよくないように思います。

例えば、Windows Vistaはウィンドウを3Dで見栄え良くするために多大なPC性能を要求しました。

でもウインドウが3Dで表示されたからといってアプリでできることは何も変わりません。

Windows 8ではタッチで操作しやすいというタブレットUIが導入され、スタートボタンすらなくなりました。

でもWindowsをタブレットとして使っている人がどれだけいるでしょうか。

スタートボタンまでなくしたのがあまりにも不評だったためかWindows 8.1で復活、でもタブレットUIのまま頑張りました。

結局、次のWindows 10でタブレットUIは大きく後退しました。

Windows 11は古いハードウエアのサポートを切り捨ててシンプルにした感はありますが、Androidアプリという「余計なこと」に地雷臭がします。

基本的にブラウザしか使えないでChromebookで「仕方なく」Androidアプリを使う人はいると思います。

でもWindowsでAndroidアプリが使えると何が嬉しいのでしょうか。

Windowsは求めることはアプリを軽快に安定して実行してくれればいい。

そう考えているユーザーが多かったからWindows 10、7、XPが支持されたのではないでしょうか。

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