Windows11でAndroid(アンドロイド)アプリを使う

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Amazonアプリストア

マイクロソフト公式とGoogle公式

Windowsはマイクロソフトが開発、AndroidはGoogleが開発しています。

そのため、WindowsでAndroidアプリを使う公式ソリューションが2種類あります(さらに公式以外の方法もあります)。

  • WSA(Windows Subsystem for Android)
  • Google Play Games on PC

マイクロソフトがWindows 11に組み込んだのがWSA、Googleが提供するWindowsアプリがGoogle Play Games on PCです。

Google Play Games on PCは現在、ベータ版として提供されています。

WSAとGoogle Play Gamesの違い

WSA Google Play
Games
提供元 マイクロソフト Google
提供形態 Windows
サブシステム
Windows
アプリ
アプリストア Amazon
アプリストア
Google Play
ストア
ストアアカウント Amazon
アカウント
Google
アカウント
ゲーム以外のアプリ
最小
システム
要件
Windows Windows 11 Windows 10
メモリ 8GB
(16GB推奨)
8GB
ストレージ SSD 10GB SSD
CPU 第8世代Intel Core i3
AMD Ryzen 3000
Qualcomm Snapdragon 8c
4コアCPU
(一部ゲームは
Intel CPU
のみ)
グラフィック Intel UHD
ハードウェア
仮想化
必須

WSAとGoogle Play Gamesはアプリストアが異なるため、使えるアプリも異なります。

日本や米国で販売されているAndroidスマホやAndroidタブレットの多くはGoogle PlayストアからAndroidアプリを入手します。

Google Play GamesはGoogle Playストアが使えますが、すべてのアプリが動くわけではありません。ゲーム以外のアプリは使えませし、一部のアプリはIntel CPUのみでRyzenではダメです。

WSAはGoogle PlayストアでなくAmazonアプリストアからAndroidアプリを入手します。

Amazonアプリストアとはその名の通り、Amazonが運営しているアプリストアでAmazonのAndroidタブレットであるFireタブレットなどで利用されています。

また、WSAはAPKファイル(Androidアプリのインストールファイル)をサイドロード(アプリストアを使わずに直接インストールすること)することも可能です。

そうした状況のため、AndroidアプリによってWSAかGoogle Play Gamesを使い分けることになるかと思います。

WSAのインストール

Microsoft Storeアプリに「amazon」と入力してをクリックし、検索結果の「Amazonアプリストア」をクリックします。

Amazonアプリストア

検索結果にAmazonアプリストアが出ない場合、前述の要件を満たしていない可能性があります。

「インストール」をクリックします。

Amazonアプリストア

「ダウンロード」をクリックします。Windows Subsysytem for Androidがダウンロードされるため少し時間がかかります。

Amazon Appstore用にPCを準備する

「次へ」をクリックします。

Amazon Appstore用にPCを準備する

「再起動」をクリックするとPCが再起動します。

PCの再起動

Windows 11が再起動してしばらくすると自動的にAmazonアプリストアが起動します。起動したら「サインイン」をクリックしてAmazon.co.jpのアカウントでサインインします。

Amazonアプリストア

Androidアプリのインストール

AmazonアプリストアでAndroidアプリを検索して インストールします。

Amazonアプリストア

インストールしたAndroidアプリはWindows 11のスタートメニューに追加されます。

Androidアプリ

上図では「アプリストア」がAmazonアプリストア、「PAC-MAN256」と「Kindle」がAndroidアプリ、「Android用Windowsサブシステム設定」がその名の通り、Windows Subsysytem for Androidの設定です。

Android用Windowsサブシステム設定

タッチパネルがないと厳しい

インストールしたAndroidアプリはタッチパネルによる操作ができます。

一応、マウスかタッチパッド(ノートパソコンのキーボードの手前についているヤツです)でも操作できるのですが、追従性は良くありません。

そのため、タッチパネル付きのパソコンだとAndroidアプリとの相性がいいです。

コメント

  1. 奥福 より:

    Androidが動くことによって
    重くなる懸念はありますが…

    まぁBluestacksより重いって事は流石にないでしょう()

  2. 匿名 より:

    > 例えば、Windows Vistaはウィンドウを3Dで見栄えよくするために多大なPC性能を要求しました。
    > でもウィンドウが3Dで表示されたからと言ってアプリでできることは何も変わりません。
    これ、「Vistaからウィンドウを3Dで表示できるようになった」ということと「Vistaが思いと言われていた」ということだけ見て、勝手に妄想して事実のように言ってませんか?

    実際は、VistaからDWMが実装されたので、ついでにその機能を使ってフリップ3D等が実装されたという話で、フリップ3Dとか自体は大した負荷ではなかったと思います。肝はDWMの実装というところで、これは今のWindowsでも使われているとても重要かつ必要な変化だったと思います。アプリでできることもしっかりかわっています。

  3. 匿名 より:

    否定的やん。嬉しいかどうかはあんたが決めることやないで。地雷臭はお互い様やん

  4. 匿名 より:

    ちゃんと 主観って書いてあるやん 噛みつくだけの能無しがいる様子やなぁ

    ビスタは酷かった これまでのPCを使い物にならなくした罪は大きい。XP時代のPCがアップグレードできない事件が多発し、企業の数百台あるPC購入に大きなダメージを与えた。XPのサポートが伸びた理由。

    ビスタの様な変更は徐々に進めるべきである。今回の要件 セキュアブート対応UEFIはビスタアップデート時の混乱を防ぐため、Media Creation Toolを提供しているのでしょう 僕も実施済み 問題なしに起動中。

    ※Vistaを否定はしていません。

  5. 匿名 より:

    windows11でandroidアプリが動くのはいいことですよ。
    なんならiosアプリが動いてくれたっていい。
    そういったアプリとコピペやデータのやりとりができることが前提だけれど。

    それで安定性が落ちるのは駄目ですが、重いのはマシンパワーを上げれば済むだけの話。
    ついでに低スペPC向けにアプリ動作機能をOn/Off又はwindows機能追加/削除が出来れば問題ないんじゃないですかね。