Windows 365なら、Mac、iPad、Chromebookなどからインターネット経由で自分のWindows環境を利用できます。
便利な一方で、個人で使おうとすると気になるのが月額料金です。
2026年10月時点のWindows 365 Businessは、2vCPU、4GB RAM、64GBストレージで月額4,797円、128GBでは月額5,247円です。いずれも税別なので、毎月払い続けると年間ではそれなりの金額になります。
Windows VPSはWindows 365と同じサービスではありませんが、リモートデスクトップを使ってMacやiPadなどからWindowsを利用できます。
この記事では、Windows 365が高いと感じる理由と、料金を抑える方法を解説します。
Windows 365は月額いくらかかる?
Windows 365 Businessの代表的な料金は次のとおりです。
| 2vCPU・4GB・64GB | 2vCPU・4GB・128GB | |
|---|---|---|
| 月額 | 4,797円・税別 | 5,247円・税別 |
| 税込換算 | 約5,277円 | 約5,772円 |
| 年間の目安 | 約63,324円 | 約69,264円 |
毎月5,000円前後から6,000円近くかかるため、「たまにWindowsソフトを使いたい」「MacからWindowsに接続したい」という用途では高く感じやすい料金です。
一方で、Windows 365にはWindows環境の管理をMicrosoft側に任せやすいメリットがあります。単純にVPSのサーバー料金だけと比べればよいわけではありません。
Windows 365が高いと感じやすい人
- MacからWindowsソフトを数本使いたいだけ
- iPadやChromebookからWindowsへ接続したい
- 1人で使うクラウドPCを探している
- 24時間Windowsを起動しておきたい
- 月5,000円以上の固定費を抑えたい
特に1人で使う場合、「Windowsをクラウド上に置いてリモートデスクトップで操作したい」という目的だけならWindows VPSでも実現できます。
MacからWindowsを使う方法については、MacでParallels DesktopとWindows VPSを使う場合の違いも参考になります。
Windows 365を安くする代替方法は3つ
Windows VPSを使う
料金を下げやすいのがWindows VPSです。
例えばABLENETのWindowsプランには、Windows Serverがあらかじめインストールされており、リモートデスクトップで利用できます。
ただし、普通のデスクトップ用途で利用する場合はRDSライセンス料金も考える必要があります。
具体的な違いは、Windows 365とWindows VPSの料金・機能比較で詳しく解説しています。
MacならParallels Desktopを使う
Windowsを使いたい端末がMacだけなら、クラウドサービスを契約せず、Mac上でWindowsを動かす方法もあります。
Parallels DesktopならAppleシリコンMacでもWindows 11を利用できます。
Mac本体のCPU、メモリ、SSDを使うため、通信環境に依存せず使えることも利点です。
Parallels Desktopをできるだけ安く購入する方法もまとめています。
Windows PCをリモート操作する
すでにWindows PCを所有しているなら、そのPCにリモート接続する方法もあります。
クラウドPCの月額料金は不要ですが、自宅PCを起動しておく必要があり、停電やネット回線障害への対策も必要です。
MacからWindowsへ接続する方法は、MacからWindowsへリモートデスクトップ接続する設定で解説しています。
Windows 365とWindows VPSはどちらが安い?
料金だけで判断すると、低価格帯のWindows VPSのほうが安くなる場合があります。
| Windows 365 | Windows VPS | |
|---|---|---|
| OS | Windows 11系のクラウドPC | Windows Server中心 |
| 月額 | 約5,000円台から | 2,000円台から |
| 管理 | 簡単 | 自分で行う部分が多い |
| リモート利用 | 向いている | 向いている |
| 24時間稼働 | 可能 | 可能 |
安さ重視ならWindows VPSを比較する
Windows 365の料金がネックになっているなら、まずWindows VPSの実質料金を確認すると判断しやすくなります。
Windows用途で候補になるサービスには、ABLENET VPS、KAGOYA CLOUD VPS、ConoHa for Windows Server、XServer VPS for Windows Serverなどがあります。
中でもABLENETはWindowsプランを「仮想デスクトップ」として案内しており、10日間無料試用も用意されています。
複数サービスの料金を比較してから選びたい場合は、安いWindows VPSのおすすめ比較を確認してください。
Windows 365の料金が高くても向いている人
- Windows 11に近いクラウドPC環境を使いたい
- Windows Serverではなく通常のWindows環境が必要
- VPSの設定や管理に時間をかけたくない
- 企業で複数ユーザーのPCを管理したい
- Microsoft 365との連携を重視する
このような場合は、料金だけでWindows VPSへ変更すると使い勝手が悪くなる可能性があります。
よくある質問
Windows 365 Businessは小規模事業者などでも利用できます。ただし、一般的な個人向けWindows PCとは契約や管理方法が異なります。
リモートデスクトップでWindowsアプリを操作できます。ただしOSはWindows Serverが中心で、Windows 11と完全に同じではありません。また、デスクトップ用途ではRDS SALが必要なサービスがあります。
できます。リモートデスクトップ用アプリを使えばMac、iPhone、iPadなどからWindows VPSへ接続できます。
iPadでWindowsを使いたい場合は、iPadからWindows環境を使う方法も参考にしてください。
まとめ
Windows 365は管理しやすいクラウドPCですが、1人で利用すると月5,000円前後からの固定費が気になることがあります。
「インターネット経由でWindowsを使えればよい」という用途なら、Windows VPSも比較する価値があります。
Windows VPSを選ぶ場合は、VPS本体の月額だけではなくRDSライセンスを含めた実質料金で比較してください。