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Evernote Personalの料金が値上げで事実上の有料化

値上げ

Evernoteとはパソコン(Windows/Mac)でもスマホ・タブレット(iOS/Android)でも使えるデジタルノートアプリです。

2022年11月にイタリアのBending Spoonsという会社に買収されたためか2023年5月1日からプラン料金が値上げとなり、2023年12月4日からは無料プランの機能が大きく制限されました。

課金せずに無料で使うのは難しい

課金せずに無料で使えるEvernote Freeプランではすぐに壁につきあたります。

  • 50ノートと1ノートブック
  • 端末数が2台まで
  • 月間アップロード容量が60MBまで

50ノートと1ノートブック

無料で作れるノートは50だけ、ノートブック(ノートを格納するフォルダのような機能)は1つだけです。

これらは2023年12月4日から適用された無料プランの制限です。

それ以前に作成された50を超えるノートについては編集や削除が可能です。

ただ、この制約によってEvernoteから後述のOneNoteなどへの移行を検討中のユーザーは多いと思います。

端末数が2台まで

使える端末数は2台までです。

もし、パソコンとスマホでEvernoteを使っているなら端末数は2台です。

さらにタブレットでも使うなどはできません。

Evernote Web (ブラウザから利用するEvernote)もこの端末数に含まれます。

月間アップロード容量が60MBまで

Evernoteでは単純なメモ書きにとどまらず、紙の書類をスキャンしたPDF、作成したWord、ExcelのファイルもEvernoteに放り込めます。

Evernoteのノートにファイルを添付すると当然ながらファイルに関する説明文を書き込め、Evernoteで簡単にファイルを検索できるからです。

このようにEvernoteを活用していると、すぐにEvernote Freeの制限である月間アップロード容量60MBに達してしまいます。

料金

有料のEvernote PersonalかEvernote Professionalであれば端末台数は無制限、アップロード制限は10GBか20GBです。

通常の使い方で月に10GBものノートをアップロードすることはないと思われます。

Evernote
Free
Evernote
Personal
Evernote
Professional
料金月払い無料1,100円1,550円
年払い9,300円
(775円/月)
12,400
(1,033円/月)
ノート数5010万
ノートブック数11,000
端末台数2台まで無制限
アップロード
制限
60MB/月10GB/月20GB/月
ノートサイズ
上限
25MB200MB
Google
カレンダー
連携
1アカウント複数アカウント
Teams
/ Slack
/ Salesforce
連携
ドキュメント
/ 画像の検索
2024/2/14
以降に
追加された
ファイルのみ

iTunesカード / Google Playギフトカード

iPhone/iPad、Android、MacのEvernoteアプリではアプリ内でPROFESSIONALプランを購入できます。

そして、クレジットカード以外にiTunesカード(Mac/iOS)かGoogle Playギフトカード(Android)で支払えます。

amaten – アマテンなどの電子ギフト券売買サイトでiTunesカードやGoogle Playギフトカードを安く購入し、アプリ内での支払いに使えば有料プランが安く購入できることになります。

Evernoteの代替

では、Evernoteと同等の機能を持つ代替アプリはないかというとOneNoteがあります。

OneNoteはマイクロソフトOfficeアプリの1つでEvernoteと同じデジタルノートアプリです。

Evernoteと同様にあらゆる情報を保存し、検索できます。

データはOneDriveに保存される

OneNoteのデータはOneDriveというオンラインストレージに保存されます。

OneDriveはOneNoteのデータだけでなく、どんなファイルでも保存することが可能です。

Evernoteには月単位のアップロード制限やノートに添付できるファイルのサイズに制限があります。

それに対し、OneNoteはOneDriveの容量が許す限り、データをアップロードできます。

Evernoteのようにサイズを気にすることなく、動画のような巨大なデータも管理することもできます。

端末数の制限もありません。

無料では5GBしか保存できない

無料のOneDrive Basicの容量は無料ではわずか5GBです。

OneNoteに画像や音声などを含むノートを多く作成すると、5GBではすぐに容量不足になります。

OneDriveの容量はMicrosoft 365 Personalを契約することで1TB(1024GB)に増量されます。

そのため、Microsoft 365の有料プランが事実上必須です。

OneDrive
Basic
Microsoft 365
BasicPersonalFamily
年間料金 無料2,440円14,900円21,000円
OneDrive
容量
5GB100GB1,000GB
(1TB)
6,000GB
(1TB/人)
利用可能
人数
1人6人
マイクロ
ソフト
Office
Word / Excel / PowerPoint / Outlook / Access

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