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Windows Mixed Reality(Windows MR)とポータルが終了へ

Windows Windows Mixed Realityとは

Windows Mixed Reality MR(Windows MR)とは2017年のWindows 10 Fall Creators Updateから標準サポートしている複合現実環境です。

複合現実とはVRとMR(拡張現実)の複合のことです。

しかし、発売されたWindows MR対応ヘッドセットのほんどはMRには対応しておらず、事実上のVR環境でした。

Windows MRは2026年11月1日でサポートが終了予定です。

Mixed Realityポータルも終了

Mixed RealityポータルとはPCがWindows MRの要件を満たすか否かを確認するアプリです。

そのMixed Realityポータルも2026年11月1日でサポートが終了し、ダウンロードできなくなります。

Windows MRには2種類の要件があります。

  • Windows MR PC
  • Windows MR Ultra PC
Windows MR
PC
Windows MR
Ultra PC
グラフィック品質 低い 高い
GPU Intel HD Graphics 620以上
Nvidia MX150以上
Nvidia 965M以上
Nvidia GTX 860/1050以上
AMP RADEON RX460/560以上
CPU Core i5 7200U デュアルコア以上 Core i5 4590 クアッドコア以上
AMP Ryzen 5 クアッドコア以上

Windows MRであれば通常のPCであれば対応できます。

Windows MR Ultraはリアルなグラフィックを楽しめますが、いわゆるゲーミングPCが必要です。

そもそも必要か?

Windows MR対応のアプリは多くなく、1番のオススメアプリは?」と聞かれたらMinecraft VRです。

しかし「じゃあ2番目のオススメは?」となると「……」となってしまいます。

ではWindows MRのユーザーはMinecraft VR以外に何をしているかというと「Windows Mixed Reality for SteamVR」ではないでしょうか。

Windows Mixed Reality for SteamVRとはWindowd MR上でSteamVRアプリを動かすアプリです。

つまり、Windows MRではSteamVRアプリが遊べるということです。

ただ、SteamVRに対応しているのはWindows MRだけでは無いため、

Windows MRよりたくさんアプリがあるOculus Riftやヘッドセット単体でも遊べるMeta Questのほうがいいよね

となってしまうわけでSteamVRでのWindows MRヘッドセットのシェアは多くありません。

そんなわけでWindows MRが終了してもあまり困る人はいないのかもしれません……

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