SBI証券の「IPOチャレンジポイント」は廃止されたのでしょうか。結論からいうと、2026年10月時点でも、IPOチャレンジポイント制度は継続しています。SBI証券の公式サイトにも仕組みや確認方法が掲載されています。
IPOチャレンジポイントは、新規公開株式(IPO)のブックビルディングに参加して抽選・配分に外れた場合、原則として1ポイントずつ貯まる制度です。次回以降のIPO申込時に使うと、ポイントを利用した配分の対象になります。ただし、ポイントを使えば必ず当選するわけではありません。
この記事では、制度の継続状況、ポイントの貯め方・使い方、何ポイント必要なのか、当選・補欠当選時の注意点を解説します。さらに、IPOへの申込機会を増やす選択肢として、SBI証券と松井証券や岩井コスモ証券「ネット取引」
を併用する方法も紹介します。
IPOチャレンジポイントは廃止された?
廃止されていません。2026年10月時点で、SBI証券の公式サイトではIPOチャレンジポイント制度の説明が公開されています。
公式情報はSBI証券のIPOチャレンジポイントに関するFAQとIPOチャレンジポイントの案内で確認できます。
IPOチャレンジポイントは買い物などに使う通常のポイントではなく、SBI証券のIPO配分に利用するための制度です。銘柄ごとのIPO取扱状況は変わるため、最新の募集情報も確認してください。
IPOチャレンジポイントとは?仕組みを解説
IPOチャレンジポイントは、SBI証券の新規上場株式のブックビルディングで抽選・配分に外れた回数に応じて加算され、次回以降のIPO申込時に使用できるポイントです。
| 内容 | |
|---|---|
| 対象 | SBI証券の対象IPO銘柄 |
| 貯め方 | 抽選・配分で落選すると原則1ポイント加算 |
| 使い方 | ブックビルディング申込時に使用ポイント数を指定 |
| 確認方法 | My設定 ポイント・外部ID連携 |
| 注意点 | 当選保証ではない 利用後に失効する場合がある |
通常抽選とポイント配分の違い
SBI証券のIPO配分は、通常抽選とIPOチャレンジポイントを利用した配分などに分かれます。従来の案内を含め「60%・30%・10%」と説明される場合がありますが、配分ルールや対象数量は変更される可能性があるため、申込時点のSBI証券公式資料で確認してください。
IPOチャレンジポイントの貯め方
ポイントを貯める基本は、SBI証券で対象IPOのブックビルディングに申し込み、抽選・配分で落選することです。単にIPOのページを開いたり、口座を持っていたりするだけでは貯まりません。
- STEP1対象IPOと募集期間を確認SBI証券で取り扱うIPO銘柄の募集日程、申込条件、目論見書を確認します。
- STEP2ブックビルディングに申し込む申込株数や使用ポイント数を指定します。抽選対象になるための買付余力などの条件も確認してください。
- STEP3抽選結果を確認落選・当選・補欠当選・抽選対象外では、ポイントの取り扱いが異なります。
- STEP4保有ポイントを確認落選なら原則1ポイント加算されます。ログイン後の「My設定」から「ポイント・外部ID連携」を確認します。
落選・補欠当選・抽選対象外でポイントはどうなる?
| ポイントの扱い | 確認すること | |
|---|---|---|
| 落選 | 使用ポイントの返還 原則1ポイント加算 | 抽選結果の表示後に確認 |
| 補欠当選して繰上げならず | 購入意思表示などの条件を満たした場合、使用ポイントの返還と1ポイント加算 | 購入意思表示と再抽選結果を確認 |
| 当選 | 使用ポイントは原則返還されない | 購入判断と期限を確認 |
| 抽選対象外 | 使用ポイントは戻るが、原則1ポイントの加算なし | 買付余力などの条件を確認 |
IPOチャレンジポイントは何ポイント必要?
何ポイントあれば必ず当選できる、という固定の基準はありません。銘柄の人気、SBI証券への割当株数、申込者が使用するポイント数などによって変わるためです。
- 人気が高い銘柄ほど、ポイントを多く使う申込者が集まる可能性があります。
- 割当株数が少ない銘柄では、ポイントを多く使っても当選できない可能性があります。
- 主幹事かどうかは割当株数を考えるうえで参考になりますが、当選を保証するものではありません。
- 必要ポイント数を特定の数字で断言する情報には注意が必要です。
ポイントを貯め続けるか、使うかは、その銘柄の目論見書、申込条件、公募価格とリスクを確認して判断しましょう。
IPOチャレンジポイントを使う際の注意点
ポイントを使って落選した場合
通常、使用ポイントは戻り、さらに落選分の1ポイントが加算されます。ただし抽選対象外の場合は、使用ポイントが返還されても加算されません。SBI証券のポイント返還に関するFAQで、加算タイミングも確認できます。
ポイントを使って補欠当選した場合
補欠当選は購入できることが確定した状態ではありません。ポイントを使って補欠当選したときは、購入意思表示の期限と、繰上げならずとなったときのポイント返還条件を必ず確認してください。
別の証券会社の補欠当選手順については、野村證券の補欠当選後に必要な手続きとペナルティでも解説しています。
ポイント目的で無理にIPOへ申し込まない
IPOは公募価格を下回る「公募割れ」が起こり得ます。ポイントを貯めるためだけに、購入するつもりのない銘柄やリスクを十分に確認していない銘柄へ申し込むのは避けましょう。
SBI証券だけでなく複数の証券会社を使うメリット
SBI証券はIPOチャレンジポイントを貯められます。一方、IPOの割当や抽選方式は証券会社によって異なります。SBI証券でポイントを貯めながら、別の証券会社からも同じIPOに申し込むという方法なら、申込先を増やすことができます。
ただし申込口座を増やしただけで当選が保証されるわけではなく、証券会社ごとの取扱銘柄や抽選対象条件に左右されます。まずは抽選時の資金準備を抑えやすい松井証券を検討すると分かりやすいでしょう。
IPO用に併用したい証券会社を比較
アフィリエイト提携済みの2社について、IPOに利用する際の違いを比較します。
| 松井証券 | 岩井コスモ証券 | |
|---|---|---|
| 向いている人 | 抽選時の事前入金を抑えたい人 | 後期型のIPOにも参加したい人 |
| 抽選の特徴 | 配分予定数量の70%以上が完全平等抽選 | 需要申告後に購入申込が必要な後期型の仕組み |
| 資金 | 抽選時の事前入金不要 購入申込期限までに必要 | 各銘柄の申込条件を要確認 |
| 注意点 | 当選後に購入しないと原則6か月間抽選対象外 | 購入申込を忘れると抽選対象にならない |
この比較は両社のIPOサービスの特徴に基づくものです。最新の取扱銘柄、抽選方法、申込条件は各社公式サイトで確認してください。
松井証券は事前入金不要で抽選参加しやすい
松井証券は、IPOの抽選時に事前入金が不要で、配分予定数量の70%以上が完全平等抽選と案内されています。SBI証券でポイントを貯めつつ、追加で抽選参加する口座として検討しやすい仕組みです。
- 抽選時の事前入金が不要です。
- 購入する場合は、指定期限までに代金を入金して購入申込を行います。
- 需要申告で当選した後に購入手続きをしないと、原則6か月間IPO・POの抽選対象から除外されます。
岩井コスモ証券は後期型IPOの申込先を増やしたい人向け
岩井コスモ証券「ネット取引」は、需要申告に加えて購入申込の手続きが必要な後期型のIPOを利用できます。申込先を広げたい経験者に向く選択肢です。
需要申告しただけで最後まで抽選に参加できるとは限らないため、募集日程を確認し、購入申込の手続きを忘れないことが重要です。
SBI証券と他社口座の使い分け方
| 主な使い方 | 注意点 | |
|---|---|---|
| SBI証券 | IPOチャレンジポイントを貯める 使う銘柄を検討する | 買付余力とポイント失効条件 |
| 松井証券 | 事前入金不要のIPO抽選に参加する | 当選後の購入期限と辞退時の制限 |
| 岩井コスモ証券 | 後期型IPOにも申し込む | 購入申込を忘れない |
それぞれの証券会社で取扱銘柄が異なる場合があります。同じ銘柄に申し込める場合も、申込資金や当選後の購入代金は重複して必要になることがあるため、資金管理も大切です。
IPO株が当選した後の取引方法は、SBI証券のIPO株を初値で売却する手順で確認できます。
よくある質問
いいえ。2026年10月時点でSBI証券は制度の公式案内を公開しています。最新情報は公式サイトで確認してください。
通常、対象IPOの抽選・配分に落選すると1ポイント加算されます。抽選対象外の場合は原則として加算されません。期間限定キャンペーンがある場合は通常ルールと条件が異なることがあります。
決まった必要ポイント数はありません。銘柄ごとの配分数や他の申込者のポイント使用数などによって変わります。
通常は使用ポイントが戻り、落選分の1ポイントが加算されます。ただし当選、補欠当選、抽選対象外では扱いが異なるため、抽選結果を確認してください。
いいえ。IPOチャレンジポイントはSBI証券の制度です。別の証券会社ではそれぞれのIPO申込・抽選制度を利用します。
まとめ
- SBI証券のIPOチャレンジポイントは、2026年10月時点で廃止されていません。
- 対象IPOの抽選・配分に落選すると、原則1ポイントずつ貯まります。
- ポイントを使えば必ず当選するわけではなく、固定の必要ポイント数もありません。
- 当選・補欠当選時は、購入意思表示の期限と使用ポイントの失効条件を確認しましょう。
- IPOの申込先を増やすなら、事前入金不要の松井証券や後期型の岩井コスモ証券を検討できます。
IPOチャレンジポイントを貯めるだけでなく、銘柄ごとのリスクと購入資金を確認しながら、自分に合う証券会社を組み合わせることが大切です。
※この記事には広告を含みます。IPOには公募割れや元本割れのリスクがあります。各社の制度・申込条件は変更されることがあるため、取引前に公式情報・目論見書をご確認ください。