
Windows Vistaはサポート終了
2017年4月17日でWindows Vistaの延長サポートは終了しています。
Windowsには2種類の「サポート」が存在します。
- メインストリームサポート
- 延長サポート
メインストリームサポート
メインストームサポートとはWindows VistaなどのOS発売から最低5年間、または新しいOS(Windows Vista場合はWindows 7が該当します)の発売から2年間提供されます。
2007年4月に発売されたWindows Vistaのメインストリームサポートは2012年4月10日にすでに終了しています。
メインストリームサポートでは以下の内容が提供されます。
機能の追加/改善
いわゆる新機能の追加です。
セキュリティ更新
マルウェア(コンピューターウイルス)に対応するためのセキュリティプログラムの提供です。
Windowsを狙って次々とマルウェアが登場するたびにそれに対応するセキュリティ更新が提供されています。
有償サポート
主に企業がWindowsの開発元であるマイクロソフトにお金を払って受けるサポートです。
延長サポート
メインストーム終了後、5年間の延長サポートが提供されます。
Windows Vistaは2012年4月10日のメインストリームサポート終了後から2017年4月14日まで延長サポートが提供されていました。
延長サポート期間に入ると機能の追加/改善が提供されなくなります。
ただ、すでにVistaの後継のWindows 7、Windows 8、Windows 10が発売されていますので、今更Vistaに新機能を望む人はいないとは思いますが。
メインストリームサポート | 延長サポート | |
---|---|---|
機能の追加/改善 | ◯ | ☓ |
セキュリティ更新 | ◯ | ◯ |
有償サポート | ◯ | ◯ |
コンピューターウイルスなどやマルウェアなどに対応するセキュリティ更新は延長サポート期間中も提供されます。
企業などへの有償サポートも同様です。
延長サポート終了とは
Windows Vistaは2017年4月14日の延長サポートの終了により、マイクロソフトによるすべてのサポートが提供されなくなります。
事実上、Vistaを使うことはできなくなっている
サポート期間中は新しいマルウェア(コンピューターウイルス)が出現しても、セキュリティ更新が提供されることで、パソコンがマルウェアに感染することを防いでいました。
しかし、サポート終了によりセキュリティ更新が提供されなくなれば、パソコンがマルウェアに感染するのは時間の問題となります。
そんな状態では危なくてパソコンを使い続けることはできません。
つまり、サポートが終了しているため事実上、Windows Vistaのパソコンは使えない、ということです。
Windows 11かChromebookか
Windows Vistaが発売されたのは2007年4月なので、Vista搭載パソコンは15年近く前の製品になります。
さすがに使い続けるのは厳しいのでは無いでしょうk.
2021年10月5日はWindows 11もリリースされます。
また、ChromebookのシェアがMacを抜き、パソコンの選択肢の1つになっています。
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