Surface Studio 2はディスプレイ一体型のSurfaceです。
アップルのiMac 5Kのマイクロソフト版といった感じです。
スペックと価格
CPU | 第7世代 Core i7-7820HQ | ||||
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グラフィック | GeForce GTX 1060 | GeForce GTX 1070 | |||
メモリ | 16GB | 32GB | |||
ストレージ | 1TB | 2TB | |||
価格 | 480,380円 | 572,180円 | 642,380円 | ||
画面 | サイズ | 28インチ | |||
解像度 | 4,500 x 3,000 | ||||
USB | Type-C | 1 | |||
Type-A | 4 | ||||
SDカード | SDXC |
4K超えの解像度
一体型の28インチ PixelSenseディスプレイは解像度4,500×3,000と4Kを超えます。
Windowsの4K環境といえば、4096×2160のDCI 4K、または3840×2160の4K UHDTVを指します(下表)。
画面サイズ | 解像度 | PPI | アスペクト比 | |
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Surface Studio 2 | 28インチ | 4,500×3,000 | 192 | 3 : 2 |
iMac 4K | 21.5インチ | 4,096×2,304 | 219 | 21 : 9 |
iMac 5K | 27インチ | 5,120×2,800 | 216 | 21 : 9 |
DCI 4K | – | 4,096×2,160 | – | 1.9 : 1 |
4K UHDTV | – | 3,840×2,160 | – | 16 : 9 |
Surface Studio 2の4,500×3,000はそのどちらをも上回ります。
また、前述のSurfaceの特徴である縦に長い画面(アスペクト比 3:2)はデスクトップ型のSurface Studio 2でも同様です。
スタジオモード
ディスプレイと本体はカウンターバランスヒンジと呼ばれるヒンジで繋がっています(以下の写真は初代のSurface Studioです)。


このヒンジによって下の写真のように製図台のような「スタジオモード」で使うことができます。


もともとSurfaceシリーズはペンでの作図用途としても人気があります。
中でもSurface Studio 2なら大きな製図台でのペンの利用が可能です。
製図台のような「スタジオモード」でSurfaceペンでの作図やSurfaceダイヤルでも作業をしたいクリエーターならSurface Studio 2です。
DCI-P3対応
DCI-P3とはsRGBより25%広い色域です。
Surface Studio 2はこのDCI-P3色域に対応しています。
iMacには真似できないこと
高解像度の大型ディスプレイだけならiMac 5Kのほうが、
・・・と思うかもしれませんが、Surface Studio 2はiMacには真似できないことがあります。
傾き検知対応のペン

傾き検知機能に対応したペンが同梱されています。
ちなみにSurface Studio以外のSurfaceではペンは別売りです。
ダイヤル操作
ペンだけでは完結できず、ショートカットなどキーボードが必要だった操作をSurfae Dialで操作できます。
Surface DialとはWindows 10とBluetoothで接続するホイール型のデバイスです。
Surface DialはSurface Studio専用ではないのですが、Surface Studioのスタジオモードと相性がよさそうです。

以下ようなアプリを別売りのSurface Dialで操作できます。
- Excel
- Word
- PowerPoint
- StaffPad
- Windows 10
- Photoshop Creative Cloud 2018
- OneNote
- ペイント
- Windowsマップ
- Bluebeam (Revu)
- Drawboard (Drawboard PDF)
- Mental Canvas (Mental Canvas Player)
- Silicon Benders (Sketchable)
- Smith Micro (Moho 12)
- Spotify
- Plumbago
- Sketchpad
- Groove Music
- PewPew Shooter
- Microsoft Photos
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