
パソコン作業が多く、夕方になると目の疲れが気になります。
そんな目の疲れを改善できそうなものの1つがピラティスで体験レッスンを受けてみました。
ピラティスとは?
ピラティス(Pilates)とはドイツのジョセフ・ピラティスさんという人が提唱したエクササイズです。
ピラティスさんはイギリスに渡ったのですが、第一次世界大戦が勃発しドイツはイギリスの敵国だったため、収容所に送られてしまいます。
その収容所でジョセフ・ピラティスさんは看護師をしていたのですが、その時に負傷者に対して行っていたリハビリがエクササイズであるピラティスの原型です。
つまり、ピラティスはもともと、負傷者を回復させるためのリハビリです。
負傷者が寝たままできるように開発されています。
そのために器具を使ったエクササイズもあります。



こうした成り立ちのためか、ピラティスは体力がない人でもできます。
ただ、実際にやってみたら結構辛かった(後述)。
男性が男性のために開発したエクササイズ
ピラティスと聞くと女性が美容のためにするエクササイズというイメージを持たれる方も多いかもしれません。
しかし、ジョセフ・ピラティスさんは男性であり、収容所でリハビリをした患者たちも男性です。
つまり、ピラティスは男性が男性のために開発したエクササイズです。
ピラティスに女性が多いのは終戦後にジョセフ・ピラティスさんがアメリカに渡って開いたピラティスのスタジオで女性ダンサーを中心に広まったからだと言われています。
ヨガに似ていますが
実際に体験レッスンを受けてみてまず感じたのは、
ということです。
しかし、実際にはピラティスとヨガは成り立ちが全く異なります。
4千年以上と言われる歴史を持つヨガに対し、ピラティスが始まりは前述の通り第一次世界大戦中です。
また、ヨガは立ってやる動作が多いのですが、ピラティスは寝たままの負傷者でもできるようにするためか横になってやる動作が多いです。
ただ、ピラティスはヨガより後発のためヨガを参考にしている可能性はあります。
目ピラ
体験レッスンを受けたのは「zen place」というピラティススタジオの「目ピラ」というクラスです。
「目ピラ」は目にフォーカスしたピラティスのエクササイズを中心したクラスです。
インストラクターさんの話によればピラティスで目が良くなったという声があったことから「目ピラ」クラスが開発されたそうです。
ただ今の所、ピラティスで目が良くなるというのは科学的には立証されていないそうです。
「目ピラ」のレッスンではインストラクターさんは目をどのように動かすか常に指示を出しています。
目を意識しながら体を動かす感じです。
ガボールパッチ
ガボールパッチとは下の写真のようなボケた縞模様です。

ガボールパッチはジョセフ・ピラティスさんではなく、ガボール博士という物理学者が考案したものです。
このガボールパッチは脳の視覚野を刺激すると言われています。
「目ピラ」クラスではこのガボールパッチも使います。
目と脳でモノを見る
レッスンの感覚としては目と脳の両方を使ってモノを見る感じです。
見るモノはスタジオの天井だったり、壁だったり、自分の指だったりします。
腹筋が辛い・・・
ピラティスは誰にでもできるというものの実際やってみると結構シンドイです。
特に横になった体勢で足を上げる動きは腹筋が辛いです。
普段の運動不足のせいもあるのですが。。。
動画でレッスン
ピラティススタジオの様子は動画でライブ中継(Studio Live Streaming)され、自宅からZoomで参加できます。
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