クラウドストレージ(オンラインストレージ)の比較 2018

Dropbox

オンラインストレージはインターネット上に写真、音楽、文書などのファイルを保存できるサービスのことです。

同じオンラインストレージでもプランによってだいぶ性格が異なるため、オンラインストレージをコストパフォーマンスのいいプランを中心に比較してみます。

オンラインストレージの比較表

オンライン
ストレージ
プラン容量料金
(税込)
月あたり料金
(税込)
備考
DropboxPlus 3年版1TB 25,920円
/ 3年
720円 対応アプリが多い
Plus 1年版12,960円
/ 年
1,080円
Basic2GB無料無料
OneDriveOffice 365 Solo1TB12,744円
/年
1,062円マイクロソフトOfficeが使える
無料5GB無料無料マイクロソフトOfficeは使えない
SugarSync500GB 個人 500GB 1,900円
/ 月
1,900円任意フォルダを同期できる
Google One 2TB 2TB 10ドル
/ 月
1,170円利用規約を受け入れられるか?
任意フォルダを同期できる
15GB15GB無料無料
ドライビー ビジネス 100GB 38,880円
/ 年
3,240円 法人向け
WebDAV・FTP
IPアドレス制限

写真と音楽ファイル

オンラインストレージの容量を比較する前にちょっとだけ。

オンラインストレージに保存したいファイルのほとんどが写真か音楽ファイル(MP3やAAC等)という人は多いのではないでしょうか。

この2つについてはアマゾンプライム(またはその学生版のAmazon Student)を利用すると容量を気にする必要がなくなります。

写真なら無制限

アマゾンプライムのサービスの1つにAmazonプライムフォトという写真専用のオンラインストレージがあります。

JPG(一般的な写真ファイル形式)に加え、RAW(高級デジカメ等で使われているサイズの大きな写真ファイル形式)までも無制限に保存できる写真専用のオンラインストレージです。

このAmazonプライムフォトに写真を保存することにすれば、一般の(写真専用でない)オンラインストレージに必要な容量はごっそり減らせるのではないでしょうか。

無制限に写真とRAWをバックアップできるオンラインストレージ

個人用途であれば、オンラインストレージに保存したいファイルのほとんどは自分で撮影した写真ではないでしょうか。

パソコンのハードディスクや外付けハードディスクはいつかは必ず壊れます。

そのため、自分で撮影した大切な写真はハ...

配信される音楽を持っておく必要はない

アマゾンプライムにはAmazon Prime Musicという音楽配信サービスも含まれています。

Amazonのクラウドに保存されている音楽をストリーミング(ファイルをダウンロードすることなく)再生することができます。

車で音楽を聞くのも簡単です。

車で音楽を聴く - たくさんの曲を手間なく聴く方法

車に乗るときはいつも音楽を聴いています。

そのためにずっと「車で聴く音楽を用意する」少なくない手間をかけ続けてきました。

しかし最近、音楽を用意する手間がない車で音楽を聴く究極の方法を見つけた気がします。

面倒だっ...

つまり、アマゾンプライム(またはPrime Student)会員であれば、Amazon Prime Musicにある曲をわざわざ自分でファイルとして保存しておく必要はないのです。

ただ、Amazon Prime Musicが100万曲聴き放題とはいってもにない曲はあり、そうした曲だけは自分でファイルとして持っておく必要がありますが。

それでも音楽ファイルのためにオンラインストレージに必要な容量はかなり減らせるのではないでしょうか。

高ければ話は別ですが・・・

アマゾンプライムの料金は年間3,900円、月あたり325円です。

学生版のPrime Studentなら年間1,900円、月あたり159円です。

写真の無制限保存と100万曲聴き放題以外にもAmazonプライムビデオなど様々なメリットがあります。

アマゾンプライムとPrime Student

Amazonのサービスと切っても切れないのがアマゾンプライム、またはその学生版のPrime Studentです。

また、話題のAmazonプライムビデオを視聴するためには、アマゾンプライム会員かPrime Student会員に...

料金が高ければ話は別ですが、この金額でこの内容であればアマゾンプライムに写真と音楽ファイルを「逃がす」ことは十分に検討に値するのではないでしょうか。

アマゾンプライムを30日間無料体験する(学生以外はこちら)

Prime Studentを6ヶ月間無料体験する(学生はこちら)

高速で定番のDropBox Plus

オンラインストレージの先駆けと言えばDropBoxで、現在でもオンラインストレージと聞いて多くの人が思い浮かべるのがDropBoxです。

同期速度や対応アプリ数でもOneDriveやGoogle Driveを凌ぎます。

無料のBasicプランは容量が2GBしかないため事実上使い物になりません。

しかし、Dropbox Plusであれば1TBの容量を1ヶ月あたり720円で使えることになります。

ファイルの同期も速く、対応アプリも多く定番中の定番です。

後述のマイクロソフトOfficeが不要であれば最もおすすめのオンラインストレージです。

Dropbox Plus

1TB OneDrive + マイクロソフトOffice = Office 365 Solo

Office 365 SoloとはOneDriveとマイクロソフトOfficeが使えるサービスです。

OneDriveとはマイクロソフトのオンラインストレージです。

Windowsに統合されたOneDrive

マイクロソフトはなんとOSであるWindowsにオンラインストレージであるOneDriveを統合してしまいました。

DropBoxもGoogle OneもWindowsに対応していますが、アプリをインストールしなければ使えません。

それに対して、Windows 8以降のWindowsに普通にファイルを保存すると何もしなくてもOneDriveに保存されます。

そのため、知らない間にOneDriveを使っている人も多いと思います。

だからといってOneDriveはWindows専用というわけではなく、MacでもAndroidでもiOSでも使えます。

このOneDriveは無料だとわずか5GBの容量しかないのですが、Office 365 Soloを購入することで1TB(1024GB)に増えます。

Office 365 SoloならマイクロソフトOfficeがおまけについてくる

Google OneではマイクロソフトOfficeのような「Googleドキュメント」というアプリを使うことができます。

しかし、GoogleドキュメントはあくまでGoogle One上のファイルだけを編集できるWebアプリにすぎません。

それに対してOneDrive(Office 365 Solo)にはなんと本物のマイクロソフトOfficeがついてきます(OneDriveの無料プランにはついてきませんので注意)。

本物のOfficeですからOneDriveに保存したWordやExcelのファイルはもちろん、ハードディスク上のWordやExcelファイルも編集できます。

このマイクロソフトOffice + OneDriveの組み合わせはOffice 365 Soloと呼ばれます。

Office 365 Soloとは月単位、または年単位で1TBのOneDriveと最新のマイクロソフトOfficeのすべてのアプリ(Word、Excel、PowerPoint、OneNote、Outlook、Access、Publisher)を使える契約のことです。

しかも、WindowsでもMacでも使うことができます。

1TBのOneDriveがおまけなのかマイクロソフトOfficeのほうがおまけなのかよくわかりませんが、本物のマイクロソフトOfficeが事実上タダで使えるというわけです。

マイクロソフトOfficeなら購入したパソコンに付属していたよ、という人もいるかもしれません。

しかし、パソコンに付属のOfficeはPowerPoint等が含まれない廉価版ではないでしょうか。

しかも最新バージョン(現在は2016)より古いのではないでしょうか。

Office 365 Soloでは以下のOfficeアプリの最新バージョン(現在は2016、将来新しいバージョンが発売されればそのバージョン)を最大2台のWindowsかMacにインストールして使うことができます。

  • Word
  • Excel
  • PowerPoint
  • OneNote
  • Outlook
  • Access (Windowsのみ)
  • Publisher (Windowsのみ)

マイクロソフトOfficeとオンラインストレージの両方が必要であればこのOffice 365 Soloが最もコストパフォーマンスが高いです。

OneNoteをオンラインストレージとして使うこともできる

ノートアプリをオンラインストレージと使うテクニックがあります。

ノートアプリとはその名の通り、主にテキストを管理するアプリと思われがちです。

しかし、現在の2大ノートアプリであるEvernoteとOneNoteはテキストだけでなく、「ファイルを添付したノート」を管理することができます。

なぜわざわざノートアプリを使うのかというとファイルとファイルに対するコメントなどを紐付けて管理できるからです。

よく「XXXX年XX月XX日 XXXの資料(レビュー済).doc」などと情報を無理矢理詰め込んだファイル名をつけて管理しているのを見かけます。

ノートアプリをオンラインストレージのように使えば、ファイル名として無理矢理を詰め込まなくてもノートにいくらでも情報を記述でき、全文検索ですぐにファイルを探せるのです。

オンラインストレージとして使うならEvernoteよりOneNote

ノートアプリとしてはOneNoteよりEvernoteのほうが有名なのですが、オンラインストレージとして使うなら断然、OneNoteです。

Evernoteは添付できる最大200MBまでのファイルしか添付できず、さらに月間アップロード容量にも制限があります。

それに対してOneNoteのノートはOneDriveに保存されるためそうした制限はないためです。

Office 365 Solo

任意のフォルダを同期するならSugarSyncかGoogle One

DropboxやOneDriveでは同期できるのは予め決めた特定フォルダ(“マイドキュメント¥Dropboxなど”)の中のあるファイルだけです。

例えば”C:¥Windows”フォルダを同期したい、”マイドキュメント¥社内資料”フォルダを同期したい、、、といったことはできないのです。

そうした特定フォルダ以外の任意のフォルダを同期できるオンラインストレージとしてはSugarSyncかGoogle Oneがあります。

SugarSync

ただし、Google Oneについては後述の規約の問題があります。

Googleの利用規約は受け入れられるか?

無料でオンラインストレージを使いたいを考えている人にとって、15GBを無料で使えるGoogle Oneは魅力だと思います。

しかし、Googleの利用規約には以下の記述があります。

本サービスにユーザーがコンテンツをアップロード、提供、保存、送信、または受信すると、ユーザーは Google(および Google と協働する第三者)に対して、そのコンテンツについて、使用、ホスト、保存、複製、変更、派生物の作成(たとえば、Google が行う翻訳、変換、または、ユーザーのコンテンツが本サービスにおいてよりよく機能するような変更により生じる派生物などの作成)、(公衆)送信、出版、公演、上映、(公開)表示、および配布を行うための全世界的なライセンスを付与することになります。

つまり、GoogleOneにファイルをアップロードするということは、Googleにそのファイルを全世界に配布するライセンスを付与することになるのです。

この利用規約を受け入れられるでしょうか?

特に仕事でオンラインストレージを使うつもりなら、この規約はかなり難しいものがあるのではないでしょうか。

法人ならドライビー

ドライビーとは法人向けのオンラインストレージサービスです。

ユーザー管理やIPアドレス制限などのセキュリティ機能が充実しています。

FTPとWebDAVの両方に対応しているため、自社のFTPサーバーやWebDAVサーバーでファイルを管理している場合でも既存のクライントソフトを変更することなく自社サーバーからクラウドストレージに移行できます。

オンラインストレージサービス ドライビー for Business

コメント